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敦賀から船に乗って 「札幌・たかさごや」に 着いた ③


 苫小牧から専用バスで JR南千歳まで40分。翌日は札幌へ。「恋の街 札幌」(古いねえ・・)は 暑かった。札幌に来たからには 昭和の名居酒屋「たかさごや」に行かねばなりませんねえ。

 「かたさごや」はすすきのにある老舗居酒屋です。さぞかし裏通りにひっそりと佇んでいるのかと思いきや、すすきのど真ん中の大通りに面しています。が、外観自体がもう煤けている?ので、看板や暖簾がなければ通り過ぎてしまいますね。

 店に入って女性フタッフの第1声が「暑いですけどいいですか」です。つまりエアコンがない店ってことですよね。「べつにかまいませんよ」。案内された席は、コの字型のカウンターの左奥です。座るや否や、炉端焼きの炎の強烈な熱線が直撃します。が、意外と暑苦しくないです。しばらくすると、この暑さがかえって心地よく感じます。冷房の効いた店でかき氷を食べても美味しくないように、サッポロビールも冷酒も、こういうエアコンのない店で飲んだほうが よりうまく感じます。

 「ツブ貝刺」「ホッキ貝刺」「ホヤの塩辛」「めふん」「マグロの酒盗」「イカ焼き」「はたはた焼き」を頂きました。めふんとは鮭の血合いの塩辛とのこと。酒が進みます。はたはたのおいしさ!。今まで食べてきたハタハタは一体何だったんでしょう。イカ焼きって居酒屋定番メニューだけど、この店のは、ちゃんとイカの味がします。貝刺しのうまさは言うまでもないです。

 ことみな左様に 飲んべえ垂涎の酒肴が500円前後の価格で食べれます。まるで洞窟のような黒く煤けたこの店の雰囲気、客に媚びないクールだけど、暖かい心がこもっている接客、いいなあ。これ一朝一夕にはできないですよね。店と客が長い時間をかけてつくりあげて来たんでしょうね。

 いつまでもこの雰囲気とこの味に浸っていたいです。いい店です。また来たいです。

※ツブ貝刺、うまい!!
 

※初めて食したメフン 酒に合うあう!



 明日の日曜日 ブログお休みします
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