金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
主計町界隈 ~ 技巧と素材の間で・・ @ 『嗜季』
主計町の「嗜季」に1年8ケ月ぶりに伺いました。(前回はこちら)。当時はこの店が開店してまだ4ケ月の時で、客も少なく2階の個室でゆったりとぜいたくな時間を過ごさせてもらいました。しかし今回は、新幹線効果もあり、そして何よりこの店の「実力」ゆえに、あっという間に人気店となり、1Fのカウンターにてとなりました。
店はスタッフが随分と増えましたね。いいことです。ますます繁昌してほしいです。僕らは19:30からの第2ラウンドのスタートでしたが、カウンターもほぼ満席状態、それでも予約なしの客が飛び込みで入って来ます。「あいにく、今日は満席をいただいておりまして・・」と高橋大輔君似の店主が頭を下げておりました。
料理は9800円のコースをお願いしておきました。次々とみめ麗しい料理が供されます。器も見事です。創作料理という俗な表現の枠には収まらない独創的な日本料理です。一つ一つの料理にサプライズがあります。しかし、やや「技巧」に走りすぎている気もしないではないです。特に刺身なんかは、本心を言うと、「刺身は やっぱり刺身らしい刺身を食いてえ~~」です(笑)。
それから、こういう雰囲気の店でも、多くの客がスマホをカウンターの上に置きながら食事しています。そんな不粋なこと そろそろ卒業しませんか?と思います。この日は日本酒とワインをたらふく頂いて 〆て28500円でした。ごちそうさまでした。
帰り際 店主が店の外まで出てお見送りをして頂き、おまけにカメラのシャッターまで押してくださいました。また、何かのスペシャルデイに伺わせて頂きます。
(冒頭写真は 同店のHPから拝借しました)
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