秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷暮らしの晩秋 一の森ー祖谷八景に酒旅 シルバートリオ

2013年11月01日 | Weblog

先だって9月の中旬すぎだったか、同期の山友S君から久しぶりに一の森に飲みに行こうやと
電話してきた、S君とは3回ぐらいであったと思うが一の森ヒュッテに泊まり飲み明かすのが
常であった、彼は山登りを口実に山で酒を飲むのが好きで、彼がまとめ役を買って出て
同期の山好き、酒好きを何人か集めてはよく、ぼくに相談を持ちかけてきたものである

そのようなわけで祖谷の山にも3,4回ほど山歩きに10人ほどで来たことがある
宿泊して旧交を温め、大いに飲むことが主目的で山歩きは付け足しの感がしないでもない

毎日の酒付けに、ヘビースモーカーの彼は、軽い肺気腫の気があるが、精密検査の
必要はないと医者のお墨付けの書類を出して自慢するほど元気である
先日今度の一の森ー祖谷八景酒旅の打ち合わせのときに、もう、先うにくたばっても
良いころなのに、なんでそんなに元気かと問うてみると、S君曰くところによると
一年に一回、もう、何十年にもなるが、7月に2週間ほど静岡にある断食道場に通って
身体の毒を全部出してしまうのが、良いらしいと云うのである

初めの頃はそんなアホな、と聞き流していたが、いまのまあまあの健康状態を見るに
まんざらでもなく、効き目があるのかなと思ったりするのである

今回の山旅、酒旅はもうひとり同級のIさんが行くことになり、シルバートリオの復活となった

以前、ぼくが久保に居たころシルバートリオで度々祖谷の山歩き、酒旅を楽しんだものだが

途絶えて久しいから、懐かしいやら、面白いやらの思い出深い山旅、酒旅になるだろう

思えば2005年1月24日の雪煙上がり、地吹雪の剣山山行の折、山腹の西島でひとりの

若い快男子が下りてきた、話を聞いて見るとこれから上は凄い強風でトレースが

あっという間にかき消される地吹雪のようになっているから気をつけてくださいとのこと

3人の年寄りがよろよろしながら、上へ上へと進んだが後ろを振り向くといま付けた

トレースが無い、まったく跡形なしである、雲海荘目指して登るが、吹きさらしで

身体を飛ばされそうになり、あと少しで山頂というのに撤退したのでした

西島駅で会った若い快男子が当時、雪まみれで雪山を楽しんでいたyukigoniaさんで

そのyukigoniaさんにこの年寄りを格好よく、シルバートリオと名づけて貰ったのが

始まりで、あれからもう、9年近くになるのが、懐かしいかぎりである、その彼も

現在のブログタイトル TRIUMPH&OUTDOOR http//tr6triumph.exblog.jp でHNも 

yuki_triumph に改名されて活躍している

そして、ぼくらも今回復活したが、これ一回かぎりか、これからも続くか判らないが

とにかく出発して、行場経由で一の森ヒュッテに着いて、さあさあと担いできた酒と

アテを出して始まったのが午後4時前で延々と11時近くまでおしゃべりに酒とあまり

飲めないぼくも付き合わされたが同宿の福山のご夫婦、鹿除けのネット張りの作業を

している木屋平の若い作業員3人とで和気藹々と話が盛り上がり楽しい泊まりであった

翌日は二日酔いで疲れた二人の尻を叩きながらやっとのことで剣山山頂を経由して

下山する、見ノ越周辺は綺麗に黄葉していた

いつものことで、一泊では酒を満足できない彼らはぼくの行き着けの祖谷八景を

二日目の宿屋にして、ちと早いかなと云いつつ午後2時過ぎには我が家のように大きな顔を

して、上がりこみ、さあさあと酒盛りが始まったのである

祖谷八景のオーナーご夫婦は暖かい人柄でご主人は何時も明るく後光で光っているし

奥さんはにこにこして、少々の無理でも気持ちよく受けてくれるから、それを良いことに

して、横着を決め込む我々は許しがたい奴と思われはしないかと一瞬、頭の片隅をかすったが

後光で光っているオーナーも何時ものように鉄砲玉のようなしゃべりが続いて止まないし

奥さんもニコニコ顔だったので安心してじゃじゃん飲んだのである

何時もどおり、今度の一の森ー祖谷八景の山行、酒旅はいつにも増して盛況で楽しい酒旅でした










































































































コメント
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