秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(紅葉とまな板トントン水彩画)

2013年11月08日 | Weblog
『まな板の音だけ響く家の中』
『うし女このままやっぱり師走かな』
『低賃金アベノミクスは、なんちゃじゃない』
…芸術の秋に併せて、三句も、詠んでみました。
皆様、ご機嫌いかがお生きでしょうか?

紅葉真っ盛りの祖谷街道は、しものしのナンバーで、てんてこ舞いでございます。
かずら橋を渡り、田楽を食べ
祖谷そばを食べ
blogにアップして
『ナイスっ!』
『いいねえ~!』
『ポチッ♪』
と コメントを頂く…平和なのね?日本っ?
紅葉の時期になると、思い出すのは、小学生の頃の写生大会
あれは文化祭の前の(10月3日だったと思う…多分)校内写生大会だったから、
紅葉は真っ盛りでは、なかった筈
校内の写生大会は、各自が学校の敷地周辺で、書きたい場所を選んで
一日をかけて、写生をする。

わたしは、誰と一緒だったかは、忘れてしまったけど、覚えているのは
運動場の上の原っぱに座り、祖谷川を隔てた正面の山々を、写生した。
自慢をして言うのだけど、ワタチ…
図工もお習字も、書けば特選か、準特選
お習字は、三段まで行かせて頂いた。
(自慢話って、キモチが良い~昔、公民館で自慢話ばっかりしていた
オバサンのキモチが今なら…わかる)

…で
そんな ワタチ
鉛筆で下書きを終え、水彩画の色付けの工程に入り、
見たまま、そのまま、色を塗った。
見たまま、
そのまま、
見たまま、
そのまま、

画用紙は……
……べったりと
……一面
……
みどり~~!!!
深緑色っ!!!

わたしは
目の前の杉の山々の色を 画用紙に必死で 真面目に複写し塗り
見事に 作品を完成させた

……
教室に入り
しぇんしぇいに
思い切り ダメ出しをされた

『葉っぱを色々な色で、塗らないとキレイでないだろう!』

キレイでないだろうと、叱られても、
「杉しか ない山だったから、正直に 杉を書いたのだよ~!
ウソの山を書くのなら、写生大会や、教室の中でやれや~!」
などと、当時お子ちゃまのわたしが、言える筈もなく、しぇんしぇいに言われるまま
後から色々な色を、イッパイ重ねて塗った。
あの時先生の顔は、ニコニコ笑っていた。
まてよ…
このパターン
低賃金に飼い馴らされている、非正規職員を見ながら、ニコニコしている
今の施設長のオッサンと、同じでは?ないか
ワタシは、小学生の頃は、学校の先生に飼い馴らされ、
おばさんになった今は、上司に飼い馴らされている?
『飼い馴らされ人生』なのか?

1番成りたくない 1番やりたくない 生き方に なっているでは、ないかいな…

結構 キツイ…毎日いろいろ、通勤疲れ

あれからも、杉は更に大きくなり
祖谷山は
ほったらかしに
なっている
全てをほったらかしにしたまま、
雄弁を並べる、政治家達
庶民が 選んだ
政治家によって、今日も庶民は飼い馴らされている
話、それ過ぎたか?

以上
うし女達の 幸福だけを 節に願う
菜菜子の秋の呟きでした

草 々



































































コメント (2)
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