秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

暮らしの初冬 薄っすら雪の自然林は寒々として

2013年11月21日 | Weblog


ピューピューとこがらしの音に身体が冷え冷えと悴んでくる、薄っすらと雪が

あり、草木も白くなって、まさに、冬本番となってきた

寒冷期に向かっているとのことであるが、今年は事のほか寒さが厳しくなりそうな

ドカ雪や深雪に悩まされるのであろうか、冬の暮らしはお年寄りには苦労が多い




白雪の薄らと木々に咲きにけり暮らしの老の苦労偲びて

枯れ果つる芒に宿る白雪に透かして仰ぐ祖谷の山々

枯れ果つる柴の庵に降る雪は寒々とせし木枯らし吹きて

雪降れば野べの小径も埋もれて病ひし老は冬ごもりかな

久保の里ひとり住みける老婦をば深雪来ぬ間に訪ふ思ひかな

雪分けて山の小径を登りをり花の咲きける心地こそすれ

思へただ深雪となりし祖谷のさと暮らしの老の嘆きこそ知れ



柿落葉未だ掻く人なかりけり

快晴に風なかりけり木の葉散り

空青し旅出づるなり夕時雨

木枯らしや吹き疲れなり月出づる

刈りあとや竿を叩きて蕎麦実出づ



























































































































































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