goo

さくらんぼ狩り

 今年も梅雨に入った。

 梅雨前の一仕事が、さくらんぼ狩りにでかけること。山梨県の塩山にある田中農園に、ここ何年かお世話になっている。

 出来具合を電話で確認したら「今週からさくらんぼ狩りを始めたが、今年は生育が悪く、量が少ないので、早めに来たほうが良い」とのことだったので早速出かけた。

 なるほど量は少ないし、小粒なものが多い。それでも木の上のほうになっているさくらんぼは十分美味しい。



 今回のさくらんぼ狩り、初日にそしてちょっと早く着いたからか他にお客さんはいない。割り当てられた区画に我々二人だけでのんびりと食べていたのだが、、、、なんとなく寂しい。

 他のお客さんがいれば、少々競争心も働いて一生懸命になるのだが、のんびりしすぎていけない。

 「燃えないねぇ、、、」

 「ふむ、、、、、」

 世にイチゴ狩りや桃狩りなどXXX狩りというのは多いけれど、その楽しさの一つは他人との競争なのかもしれない。他の人が見逃した葉の裏に大粒のイチゴを見つけたり、柔らかく熟した桃を食べているほかのお客さんの横で、甘い、かりかり桃を食べる楽しさ。
 
 そんなわけで30分もさくらんぼを食べていたら飽きてきた。早々に引き上げ、お茶をいただき、農園のお姉さんといろいろ話をしていたら、もう1組お客さんが到着した。彼らもきっと寂しいさくらんぼ狩りになるなと、余計な世話を焼きながら、農園を後にした。



日記blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。
日記@BlogRanking
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )