黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
シチズン、カレンダークロックの修理
2015-09-02 / 修理
シチズンのカレンダークロック8RZ139が壊れた。
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買ったのはついこのあいだ。当然保証期間中だと思ってアマゾンの納品書を見たら去年の8月4日に注文していた。保証期間は1年間らしいからアウト。
昔ソニータイマーという伝説があって、ソニー製品は保証期間が過ぎるとすぐに故障すると言われていた。1年経つと故障するようにタイマーが仕組んであるのだという。
このシチズンのカレンダークロックもちょうど1年と1ヶ月で故障したことになる。
症状はこうだ。まず時間の進み方がとても早い。十秒間でこのカレンダークロックは1分進んでしまう。それに液晶画面が薄い。乾電池からは十分な電圧が供給されている。
「カレンダークロックのクロックが故障か???」とオヤジギャグをかましてから、分解してみた。
これが内部。
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左にある基板が電波受信部だろう。右の基板が時計本体。
時計本体のクロックがおかしいはずだ。このメタルケースに入っている部品がクロックを発生するための水晶振動子。
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確かにオシロスコープで測っても波形が出ない。
ドライヤーで温めたり冷やしたりしていたら発振を始めた。どうも熱に弱いようだ。発振周期を測ると32uS。 周波数に直すと31kHzだ。成る程、時計によく使われる32.768kHzの水晶のようだ。
この水晶振動子はPICで時計を作った時秋月で購入したものがある。4個で100円だから一個25円の部品だ。
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リード線をカットし、新しい水晶振動子をハンダ付けしたら動き始めた。この状態で温度を上げても問題ない。
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水晶の端子の波形を測定するとおよそ32kHzの正弦波が観測できた。ロウレベルは0.6Vでハイレベルは1.7V。
。
1800円ほどのカレンダークロックだが、新聞を取るのをやめてから日にちを知るのに重宝している。さてあと何年持ってくれるのだろう、、、、
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買ったのはついこのあいだ。当然保証期間中だと思ってアマゾンの納品書を見たら去年の8月4日に注文していた。保証期間は1年間らしいからアウト。
昔ソニータイマーという伝説があって、ソニー製品は保証期間が過ぎるとすぐに故障すると言われていた。1年経つと故障するようにタイマーが仕組んであるのだという。
このシチズンのカレンダークロックもちょうど1年と1ヶ月で故障したことになる。
症状はこうだ。まず時間の進み方がとても早い。十秒間でこのカレンダークロックは1分進んでしまう。それに液晶画面が薄い。乾電池からは十分な電圧が供給されている。
「カレンダークロックのクロックが故障か???」とオヤジギャグをかましてから、分解してみた。
これが内部。
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左にある基板が電波受信部だろう。右の基板が時計本体。
時計本体のクロックがおかしいはずだ。このメタルケースに入っている部品がクロックを発生するための水晶振動子。
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確かにオシロスコープで測っても波形が出ない。
ドライヤーで温めたり冷やしたりしていたら発振を始めた。どうも熱に弱いようだ。発振周期を測ると32uS。 周波数に直すと31kHzだ。成る程、時計によく使われる32.768kHzの水晶のようだ。
この水晶振動子はPICで時計を作った時秋月で購入したものがある。4個で100円だから一個25円の部品だ。
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リード線をカットし、新しい水晶振動子をハンダ付けしたら動き始めた。この状態で温度を上げても問題ない。
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水晶の端子の波形を測定するとおよそ32kHzの正弦波が観測できた。ロウレベルは0.6Vでハイレベルは1.7V。
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1800円ほどのカレンダークロックだが、新聞を取るのをやめてから日にちを知るのに重宝している。さてあと何年持ってくれるのだろう、、、、
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