Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

息子が雪かきで人助けをした!

2008-02-08 | アメリカ生活雑感
昨日は、すごい雪で、家族で一日家にこもりっきり。主人も早めに会社が閉まったので、夕方家に帰ってきて、上の息子と二人で、タウンハウスの前の雪かきをしてくれた。

主人の話では、息子の雪かきは、かなりのスピードで、きれいな仕上がりらしい。隣の韓国人のおばさんも雪かきを一緒にしていたらしいが、息子はサッササッサとおばさんの2倍のスピードで隣の家の分まで手伝っていたらしい。息子は、雪が降ると、嬉々として雪かきに猛然と挑む。どんなに寒くても、顔を隠しながら、雪かきに精を出す。

これは、なぜかというと、すべて、野球のためのトレーニングということらしい。確かに足腰や全身を使って雪かきをやると、かなりの運動量になる。そして、「人のためにもなることにつながるから、息子はなかなか賢い奴だ」と主人は言う。

昨日は、二人で雪かきをしている間、隣の隣の黒人の女の人が、(名前は忘れた)なんとガレージ直前で、タイヤを雪にとられ、車が動かなくなってしまった。とても困っている様子で、家の中から誰もでてくる気配がない。すぐに息子と主人が助けに行き、息子はその凍りついた雪を必死で掘ったという。ダンボールなども使って20分ぐらいで、やっと車のタイヤは動いたらしい。

その女の人は、うちの家族とは、一回隣の韓国人家族が招待してくたバーベキューで、知り合いだったのだが、息子に「あれ以来だけど、ずいぶん大きくなったのね。本当にありがとう。」ととても感謝してくれたらしい。「息子が人助けをするような年になったのか。」と私は不思議な感慨におそわれた。主人は、かなり感激した様子で、「息子はいい子だ」を連発している。当の息子は、「そんなことはほめられるようなことではない。あたりまえのことをした。」と淡々としている。そこがうちの息子のいい所でもある。(親ばかまるだし)親である私も見習わないといかん。

そんな事件が起こっていることなどまってく知らない私と次男。家でぬくぬくと、次男は、DVDを見、私は大学のプロジェクトを黙々とやっていた。集中すると、何も聞こえなくなるのが、私。
この雪の中に車が埋もれる事件は、過去にいろんなことがあったので、大学からもどってから、また続きを書きますので、また皆様読んでくださいませ。

シカゴにスノー・ストームが来た!

2008-02-01 | アメリカ生活雑感
今日は、ついにスノー・ストームが襲った。朝はそんなに降っていなかったので、ハーパー・カレッジのクラスに行ったが、みるまに雪が激しくなり、予報は当たった。

早く帰らねばと思っていたのだが、ドローイングの作業が終わらない。2つの小さなオブジェに光をあてて、鉛筆で細かく明暗をつけるシェィディングという根気のいる作業だ。一心不乱に鉛筆を走らせる。何も考えず、ひらすら鉛筆を動かす。

ハーパーのスタジオは窓がオープンで、外が見渡せる。細かな雪が降りしきるのが見える。今やっている作業と同じ静謐な白黒の世界だ。

昨日、頑張ってスタジオに来て、1時間半ぐらい作業をもくもくとしたおかげで、みんなに追いついた。ペリーは、昨日はハイで、1人でおどけていた。他のクラスにドローング1を取っていたときのクラスメートを見つけた。そうそう、ジョン・ボンジョビ似のキュートなアメリカ人の男の子だ。そうしたら、その子がいきなり、ペリーのオフィスの前で、堂々と女の子とキスをしている。「What a hell...going on...!」ペリーが叫ぶ!その男の子は堂々とペリーにそのガールフレンドを紹介している。

ハーパーのアートデパートメントで知り合いになったアーティスティックなレベルがかなり高いサンディやカーシャは、「元気?ペリーの言うことをまじめに聞いたらだめよ!」と両方とも同じ冗談を言っている。みんな教授ととても仲が良い。いつ来ても、ここのディパートメントは、自由な雰囲気でいいなあ。

今日は2時半まで作業をして、雪の中を必死で帰ってきたが、子供たちが学校から帰ってくるバスストップがすごい状態で、そのモールへの入り口で、ブレーキがきかず、かなりスライドした。ベテランドライバーであるカズキ君のママも同じ場所で同じ目に合ったという。彼女のように運転がじょうずな人でもこわいと言っているから、どうしようもない。このモールへの入り口は、どこもみんなスライドしているので、かなりの注意が必要だ。こういう雪の状態を、まさに「UGLY」というんだろうね。

今日は、夕方の習い事は行かず、家にいることに決めた。命と引き換えに行くことはないよな。家に帰って、うちの自慢の(?)暖炉をつけたら、落ち着いた。こういう日は、庭のしんしんと降り続く雪景色と立ち上る暖炉の火を交互に見ながら、じっとしているのが一番です。

新しいメガネとコンタクトレンズを注文する

2008-01-29 | アメリカ生活雑感
今日は比較的暖かく、ほっとしていたら、午後から風が強くなってきて、やはり気が抜けないなと引き締める。主人の会社がVSPという目専用の保険に入ったのを機に、自分のメガネを注文。うきうきしながら、近所のBuffalo Grove Eye Care Centerというメガネ屋に取りにいった。

自分の顔に合うメガネのフレームって、自分じゃなかなか見つからないけど、ここの係のおばちゃんは、やり手のようで、フレームを見にいった日に、「これは、どう?」と2,3種類のフレームを次から次へと勧める。どんぴしゃで、私の顔や髪の毛の色にあったフレームを探しあててくれた。コレでなくちゃダメ!という気にまでなってしまうほどのフレームがあった。すぐその日のうちに検眼の予約まで入れてしまう。

Humphaey'sという人気メーカーのメガネフレームらしい。別の係の愛想のいいおばちゃんもここのを愛用していて、さかんに勧める、50才代に見えないほど若々しく、彼女の笑顔にフレームがとけあっている。

検眼もてきぱきといい感じの男性のドクターでした。私の信頼できるアーリントン・ハイツのドクター・ウッドもすごく親切で大好きだけど、このドクターでもいいかな。

長男は、VSPの保険が使えるバッファロー・グローブのKeno Opticalというメガネ屋のかわいらしい若い女性のドクターに検眼してもらい、コンタクトを注文。近眼の野球少年には、コンタクトは必須!コンタクトにしたら、打率上昇しましたよ。勿論、本人の努力があるからだけど。

メガネを変えて、気分を新たに!



冬の子供たちの習い事は母にとって命がけ!

2008-01-25 | アメリカ生活雑感
昨日も今日もすさまじい寒さだった。今日は、確かまたまたウインド・チル・アドバイザリが朝の予報ででていたと思う。摂氏にするとマイナス20度ぐらいなのか?

昨日は、5時半ぐらいから下の子のスイミングがあったのに、記事を書いていたので、ちょっと出遅れたら、なんと外は雪。すでに降っていて、道路はばっちりお決まりのスライド状態。ダンディー・ロードを走り出して、「ああ、来るんじゃなかった・・・」と後悔しながら、のろのろ運転を半ばやけくそに、しかし、死ぬ気(?)でやる。後ろから、何台も抜かれようと、「絶対スピードださないぞ!」と誓いながら・・・まったく命と引き換えに、スイミングのクラスごときに必死にならんといかんとは・・・でも、運動不足で、ますます子豚ちゃん状態になってしまうし・・・10分遅れぐらいで着いたら、他の子供たちはみんな欠席もなくしっかりやっている。雪の日は早めにでなくては、とわかっていることを復唱。

今日は、上の子のバスケットのチームの練習日。バッファロー・グローブのアプタキシック・ジュニア・ハイスクールまで行かねば。6時半といういやな時間。必死で、夕飯の支度を終え、すげー寒さの中を凍りついた愛車、シエナが行く。

「ああ、もしも事故ったら、どうしよう!」車からでていく煙がなぜか妙に気になる。この地で、この寒さで事故ったら、凍傷になるかな。ポリスはすぐ来てくれるのだろうか。だから、絶対手袋と帽子はポケットに入れとけ!といつも口すっぱく子供たちに言ってある。たかが、片道13分ぐらいの運転だけど、冬の夜の運転はやはり命がけ。でも、子供たちの習い事のために母は頑張る!

そして、無事に暖かい家にもどって、安堵、安堵。今日もすべてのスケジュール終了。みんな元気!食欲もりもり!日本のように外を歩けないかとか、外で遊べないから、運動不足になるといくら言われようと、一日元気でこの地で過ごせたから、いいジャン。と自分に言い聞かせる。いろんなことがいつも頭のなかをめぐるけど、日本と比べるのはやめよう。いろんな心配は、日本に帰国が決まってからしよう。シカゴの冬の一日をのりきることのほうが大事です。他の母たちも同じように頑張っているんだろうね。




久し振りにコラム記事を書いた

2008-01-24 | アメリカ生活雑感
今日は、一日家にこもって、ひたすらコラム記事を書いた。シカゴ発のウェッブサイト上の情報誌「US新聞」からの依頼で、久し振りにちゃんと取材をし、今日やっと書きあげた。

日本語幼稚園に関する記事だが、詳しい内容は、でてからのお楽しみってことで。自分の過去の体験談を入れて、仕上げてみた。

エディターの藤河さんが、いつもメールで励ましてくれる。その励まし方が、すごく光っている。すごく温かくて、誠実な彼の人柄がメールにでている。いつも淡々としたエディターにしか出会ったことがなかったので、とてもうれしい。

いいメディアと出会えて、幸せです。ちなみに、US新聞の多佳子さんのコラムなどはクオリティが高いし、藤河さんの写真は、シカゴの町をクールながら、同時に温かく表現してる。まさに藤河さんの言うように「シカゴはクール」ね。では、皆様US新聞をよろしく!www.usshimbun.com


麻里さんからの手作りカード

2008-01-22 | アメリカ生活雑感
今日は、ペンシルバニアに年末引っ越した麻里さんからのほのぼのした手作りカードが届いた。あいかわらず、センスのいい色使いと引越しのキャラまでつけて、素晴らしい仕上がりだ。

しかし、300個もの荷物を10日ちょっとで片付け、手紙付きの手作りカードをみんなに送れる素早さに脱帽する。麻里さんの手紙によると、ペンシルバニアは、シカゴより物価がかなり高いらしい。

麻里さんは、年末までパラタインに住んでいて、駐在員の妻たちにスタンプを使ったカード作りの教室を開いていて、みんな一回は通ったことがあるっていうぐらいそのクラスは人気があって、カード作りは、私の友達の中で一時大ブームだった。

スタンピング・アップという会社のスタンプを使って、麻里さんがすでに用意したセットとさまざまな道具を用い、教わりながら、自分の手作りの素敵なカードが出来上がるというクラス。自分の好きな時間に行って、数ドルで、一回に数枚できるので、誰にでもできるお手軽なクラフトだ。しかし、自分の作品がみんなに届いて、その独特のセンスの良さもあって、みんなに褒められるから、やみつきになる。クラフトをやらない主義の私が、唯一はまった貴重なクラフト(というか、私でも気楽にできる)である。

みんなからとても慕われていた麻里さんだが、急に引越しが決まり、シカゴからカード作りの教室がなくなってしまった。麻里さんが行った事で、ペンシルバニアの駐妻の間でもまたまたカード作りの一大ブームが起こるか!