Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

2012年がいい年になりますように!~田畑ヨシ作「海嘯(つなみ)鎮魂の詩」を聞きながら

2012-01-01 | 日本生活雑感
皆さま、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は本当に日本人にとって、いや東北の人々にとって苦難の年だった。
今年もその苦難が続くのであろうが、少しでもじょじょにやわらいでいくことを強く願う。

昨日の恒例の紅白歌合戦でも東日本大震災の被災者たちを勇気づけるような曲が多かった。
東北の地を思い浮かべながら全身全霊で歌っている。
西田敏之の泥臭い風貌とふりしぼったような声に包まれた「あの街に生まれて」
松任谷由美の願いを込めた「春よ、来い」
レディー・ガガの自分の運命を受け入れようと鼓舞する「Born this way」
猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」は、あまりに感情移入しすぎで、歌になっていなかったのが残念!

海嘯(つなみ)鎮魂の詩」を紅白で聞きたかった・・・
この曲は、86歳の 田畑ヨシ氏が作詞し、3人グループ「サスライメーカー」が歌う。

田畑さんは、78年前岩手県宮古市田老地区にて昭和三陸大津波で被災、母親を亡くした。
その経験をもとに紙芝居「つなみ」をつくり、地域の小中学校や修学旅行生らに読み聞かせをした。
東日本大震災で被災後、5月から再び読み聞かせ始める。(「サスライメーカー」HP「よしばあちゃんとの出会い」より http://www.sasuraimaker.com/tsunami_message.html)

この田畑さんの詩は、「歌い継ぐ鎮魂の思い」とのタイトルで先月NHKの朝の情報番組の「あさイチ」で紹介された。
歌うかどうか迷ったサスライメイカーは、「歌うことはこれを背負うこと」と強い決意でのぞんで、田畑おばあちゃんの思いを歌で私たちに伝えてくれている。

この曲を聴きながら、被災者たちの道のりに思いをはせながら、東日本大震災の年を忘れずに記憶し続けていきたいと思う。



iPhone 4Sがほしい!!

2011-11-10 | 日本生活雑感
近所のノジマに行ってスマホを物色!
行く前に、週刊ダイヤモンド10月22日号「スティーブ・ジョブズ超人伝説、スマホ完全理解」を何回も熟読した。
うちの携帯がdocomoなのでアンドロイドを見て回るが、あまりの数にまったくどれがいいのかわからない!
というか自分が必要とする部分を全部兼ね備えているものがないような気もしてくる・・・

iPod Touch をいじっていたら、その画面の美しさと手に吸い付くような感覚に手が離せなくなり、「やはりiPhone 4Sを見なければ」という気になり、急いで探しに行く。
どこでもつながるdocomoからつながりにくいといわれるsoftbankに変える気がなかったので、iPhoneにするという選択肢をひたすら封印してきたのだ。
去年の暮からiPhoneがほしい私とそれに反対する主人とはバトルを繰り返してきた。
主人は職業柄アンドロイド側にいる人間のため、アップルのiPhoneには興味を持たず、(というかスマホに)去年の暮は出始めのギャラシーパッドを勧めていた。
「人間が機械に使われている」とIT業界にいる主人の決まり文句。
業界にいる人間は、仕事でいつも使っているため、プライベートでは携帯も含めてそういうものを使いたくないのだろう。

1年半以上前から、同僚のiPhoneマニアのマットがいつもいつも「こんなこともできる」と見せびらかしながら、「kuniはいったいいつ買うんだよ?」と毎回毎回すごい勢いで迫ってくる。
「iPhoneなしには生きていけない!」とまでのたまっていたマット。
2週間前、マットが自分で作ってその日の授業で成功したオリジナルのカリキュラムを(私とのデモまで一瞬で終え)ささっとその場でiPhone4Sを使って数分でビデオ編集し見せてくれたときの瞬間は、もう驚異としか言いようがない!

ついでに見せてくれた音声認識機能のSiri。
マットが言ったことを完璧に文章化し、忠実に実行する有能な秘書。
メールも検索も言ったまますらすらと自動で打ち出されてくるし、受け答えもする。
いやぁ、これにも参った!!
このSiriは日本語対応がまだないのだが、私は英語もそんなに苦にならないので、remainderやマットやアメリカの友達にメールを送るときは使える。

ダイヤモンドの記事によると、新型発表会のときにたったティム・クック新CEOのプレゼンの最後にサプライズ的に発表された目玉機能がこのSiri。

iPhoneは、私がいつもバックに携帯したい高機能カメラ、ビデオ、iPod、インターネットをすべて兼ね備えている。
無駄のないシンプルなデザインもいいし、片手にコンパクトに入り、アンドロイドのようにいくつもの種類がないので選びやすい。
ついでに触ったiPadもサイコーに美しい。
スティーブ・ジョブスの崇拝者が世の中にあふれている意味がわかる。

しかし、32GBで月々6千円ちょっと。
24か月で16万かかるほどの大きな買い物。
もしdocomoを携帯としてキープするならすごい投資のような気もしてくる・・・


そこではっと思いついた。
主人とうちの両親たちはau。
iPhoneのプロバイダーをauにすれば両親とタダで話せる。
とりあえず、家族はdocomoなので全部を切り替えるかどうかは様子見にしてっと。

しかし、なんとauが乗りかえると1万円のキャッシュバックキャンペーンを1月31日までやっているという。
ちょうどdocomoの2年しばりの解約金額だ。
うひゃ、一気に家族で切り替えるか!
ノジマにいた担当者の話では、このキャンペーンなどで、auがiPhoneを売り出して2か月で7万人もの人たちがdocomoからauに乗りかえたという。(なんか信じがたい数字だなぁ・・・)

今や家電売り場はスマホ売り場が3分の1ぐらい占領していて、立ち並ぶ色とりどりのアンドロイドのスマホは雑然としていて、どこに実際体感できるのがあるのかわからないが、数の少ないiPhoneや iPadはショーケースにいるかのようにすくっと美しく存在し、スマホ初めての私が触っても操作がしやすい。
3人の売り場の人たちと話したが、みんなiPhone派だった。
iPhone席巻って感じ。
とにかくスマホの大ウエーブを感じた日であった。

近況報告

2011-10-06 | 日本生活雑感
このところ息子の小学校の広報委員の仕事で写真撮影やら取材やらがでてきて、やや忙しい!
といってもみんなで取材先を手分けしているので、私たちのやる仕事はあっけなく終わってしまった。
記者として記事を書くときはあちこち取材してコメントの確認したり、撮影したり、リサーチしたりして、一つの記事を仕上げるから、それに比べると楽なもんだなと・・・
今後みんなで集まって各自の担当の記事やら写真を持ち寄ってレイアウトをみんなで決めていくらしい。

というわけで、小田原の小学校に息子が通いだして1年たち、息子の友達やら小学校のPTA活動を通してぼちぼち私も友達ができてきた。
息子も仲良しの友達や仲間ができて、毎日学校に生き生きと通っている。
ほんとに友達の存在は大きい。
小学生の息子のおかげで、まったく知らない土地でもいつのまにかママ友ができてくる。
9月学校初日、広報の仕事で引き取り訓練の撮影に行ったが、何人かのお母さんたちに声をかけられた。

とにかくこの年で新しい土地で暮らすのは、同じ関東とはいえなかなか苦労する。
きた当初は小学校のことが何もわからなくて聞く友達もいなくて、一から先生に聞いた。
っていうか、アメリカ生活が長かったので、いまだに日本の小学生を持つ親としての常識に欠けているかもしれない。

さいたまと小田原では教育内容もお母さんたちの意識も違う。
埼玉県の文教都市であり都心に近いさいたま市に比べて、神奈川の中心から離れている小田原はいろんな面でのんびりしている。
なんたって、小田原は時数が圧倒的に少ない!
これって、子供にとっていいことなのか・・・?
さいたまの時数を知ってしまった私としてはやや焦る。
宿題も少なくて、シカゴ日本人学校に通っていた兄が小学6年生の頃に比べて3分の1もないかも。(当時の兄の担任の先生は、毎日大量に宿題をだし、みんな家に遊ぶにきても、宿題を一斉にやってから遊んでいたほどだった・・おかげで中学で苦労しなかったが)
みんなが言うには、温暖な気候で山と海に囲まれたいい環境だから、人々の意識ものんびりするのだろうと。
なるほどね。

ただ、保護者のボランティア活動などは、小田原の方が活発なような気がするし、私の印象では、活動を通した保護者同士のつながりも幼稚園からずっと続いているぐらい強いみたいだ。
都会であるさいたまの方がつきあいはドライなような気がする。
まあ、私のこの一年のかじった程度のつきあいではなんともいえんが・・・

小田原には、特別支援学級が小学校内にあって、その学級の子どもたちを助けるという意識が児童にできていいことだと思う。
時数やプログラムの数が少ないのも子供たちの心に余裕ができて、本当の意味での生きる力とか考える力がつくのではないかと期待したいが。
うーん、実際は早めに家に帰ったら、友達と思い切り遊んでいる息子。
「これでいいのだろうか」「学力ついているのかしら?」とため息をつきながら、「小学生の今しかこんなに遊べないよ」とときどき言い聞かせる私。
勉強が急に厳しくなり、部活が忙しくなる「中一ギャップ」が襲ってくるのがこわいのが本音である。

今月の小田原市の小学校6年生全員が参加する体育大会を前に、朝練のため毎日早起きしてはりきってでかけていく健康な息子を見ながら、「何もこれ以上のぞむまい!」と心に誓う母である。


追伸

小田原の週末は、あちこちプチ観光地を訪れる。
お気に入りの早川漁港にてまご茶漬けを食べたり、酒匂川、狩川や田畑を探索したり、箱根湯本の温泉に入ったりと毎週末観光できる。
車で20分ぐらいで箱根湯本や真鶴、大磯に着くから、散歩感覚でぶらりと行けてしまう。
小田原に住めて本当によかったと思う。








NHK朝ドラ「おひさま」終わっちまった・・・

2011-10-01 | 日本生活雑感
ずっと書こう書こうと思っていたNHKの朝ドラ「おひさま」がついに今日最終回を迎えた。
昨日までどういう終わり方をするか興味深々であったが、意外とあっけなく最後ははしょって終了。

最終回の最後主人公陽子と親友真知子、育子が現代でどんな姿ででてくるかとドキドキしていたら、なんと現れたのは黒柳徹子と司葉子であった。
すぐにどっちのキャラかはわかったが、黒柳徹子がニヤリとしてあの早口で言葉を発した瞬間、若いころの育子とのあまりのギャップに白けてしまった。
できれば、普通の女優さんに演じてほしかったな。

陽子の心優しい夫、和成さんはやはり現在の姿はださなかったか・・・やっぱカズさんはあのままのイメージよねえ・・

とにかく、一言「いいドラマだった・・・」
安曇野の美しい小川の透き通った流れが登場人物たちのひたむきな生き方を映し出していて、久しぶりにドラマに酔った。
主人公の陽子はまじめで素直でひたすら前を向いて生きる。
陽子は周りの人々にもいつも心を寄り添いながら、みんなに尽くして、人々の幸せを自分のことのように喜ぶ。

そして、陽子の家族や友達も陽子のそんな生き方を温かく見守りながら、陽子のことを静かにささえる。
主人公を演じた井上真央はもちろん熱演してよかったが、夫、義父母、父、兄、娘などの家族の会話の掛け合いが抜群によかった。
とくに、お姑役の樋口可南子のセリフの言い回しや表情、身のこなし、独特の残る笑声、ほほえみ、泣き、すべてに魅了された。
紫の着物が粋でまぶしかった・・・

戦中、戦後の人々の苦難はやはり東日本大震災の被災者たちに自分たちを重ねる部分が多かったのではないかと思うし、その後の人々が明るい会話をしながら立ち上がっていく姿は、一類の光のように見えたのではないか・・・

夏休みにドラマ前半の総集編が放映されたが、こういうドラマなどめったに見ない高校生の息子が「このドラマはすごい!」と真剣に見たり、小学生の息子にいたっては、夏休みに見だして、毎日録画して欠かさず見るようになった。

貧しかったけれど、家族が一丸となって日々を必至に生きた昭和の時代の普通の人々の生活を見事に描き切った心に残る作品となるであろう。
ふさこさんではないが、陽子たちの生き方を見て、毎日家族が一緒にいる暮らしを大事にしていかねばと思う。
後半の総集編が楽しみだ!



ECO-AQUAにてサンゴとイソギンゲット!~横浜赤レンガ倉庫

2011-09-25 | 日本生活雑感
今週末は台風が去った後に、秋晴れのさらりとした気候が訪れた。
昨日は横浜赤レンガ倉庫でアクアリストの祭典「ECO-AQUA(エコアクア)」に行ってきた。
日本最大級の観賞魚イベントとのふれこみ。

横浜に行くなんて何年ぶりだろう・・・
私たちがシカゴに駐在している間にできたのか、横浜赤レンガ倉庫という場所も知らなかった。
息子はウルトラマンシリーズの映画で、ティガになるV6の長野君扮するダイゴが横浜市の職員になったときの舞台が赤レンガ倉庫だとさかんに言っていた。(うん、そういえばそうだった・・・あの映画のダイゴは、我が愛する平成ウルトラマンシリーズのティガのときのダイゴより年取ったな)

エコアクアに行ったというよりも横浜をぶらついたというか・・・
いつものどかな小田原の田舎にいるため、一瞬港がある都市に違和感を覚えた。
漁港といえば小田原は早川(明日友達を案内するけど)で、人は少ないし、大きなビルなんてない!
それに比べて、横浜は人だらけ、カップルだらけで、ミシガン湖を目の前にしたシカゴを彷彿させるほどの美しいビルとネイビーピアのような観覧車つき!
こういう場所にくるのもたまにはいいもんだ。

赤レンガ倉庫には海水魚と熱帯魚のショップが並び、息子は興奮しながら海水魚を物色!
残念ながらお目当ての魚はなかったが、状態のいい宮古島の小さな緑のディスクコーラルとマメスナギンチャクをゲットした。

今日はここまで~つづく




小田原市避難勧告!

2011-09-21 | 日本生活雑感
酒匂川、狩川、山王川の水位が上昇して氾濫する可能性があるため、小田原市民10万人に避難勧告がでた!
小田原市のサイトにみんなが集中してアクセスしているため、アクセスできないため、FMおだわらのツイッターサイトで詳しい情報を確認し、私たちの地域も避難勧告地域であると知る。

しかし、避難場所の方がヤバい!と二人のママ友とメールでお互い確認。
ってことで、自宅にとどまることにした。
主人早く帰ってこないかな・・・

http://fm-odawara.com/


さきほどFMおだわらで「酒匂川、狩川、山王川周辺に発令されていた避難勧告解除」との情報。
ほっとする。
雨もやんで台風はあっけなく去って行った。
うちの近所の停電は続いているらしい。
ママ友のメールで小学校に避難している知人家族がテレビに映っていたとか・・・
やっぱり、避難すればよかった・・・いや、もう少し安全な避難場所を小田原市は考えてほしい!!と声を大きくしている。

台風15号浜松市付近に上陸!

2011-09-21 | 日本生活雑感
現在2時25分。
ついに台風15号が浜松市付近に上陸したと気象庁が発表。
と同時に小田原の自宅に吹きつける風と雨の勢いが増している。
マンションの前の電線が大きく揺れて、窓を吹き付ける風の音がゴンゴンしているほど。
12時に小学校に息子を迎えに行ったが、風が強くて傘がさせない状態。
学校に行く直前に近所のママ友に車で買い物に連れて行ってもらい、そのまま学校へ一緒に向かった。
東海道新幹線も新大阪から東京間で止まっている。

名古屋周辺に住むシカゴ仲間3人にメールしたら、2人は大丈夫、1人の人の近所はテレビにも映り大変な状況らしい。
だが、みんな無事の模様。
上の息子の高校も2時間目で帰されたというから、埼玉も暴風雨がすごいのだろう。

おおっ、今関西に住むシカゴ仲間からメールあり。
雨は止んで時々強い風。
昨日、今日と警報がでていたので、子どもたちの学校は休校で、まさかの5連休だったらしい・・・

福井、三重、静岡、そして全国にいるシカゴ仲間たち、大丈夫かなぁ・・・
もしも、みんなブログ読んでいたら、書き込みお願いします!


16時現在、静岡に上陸した台風15号は1時間に45キロの速さで北東に向かっているらしい。
静岡では最大瞬間風速45メートルを観測!
現在の小田原は風のピューピューいう音が常に響きわたり、木々が大きく揺れ、台風が神奈川に近づいているのがわかる。
テレビのNHK報道は台風一色で、さかんに小田原市内の暴風雨の様子を映し出している。
やはり東海道線も止まった模様。
去年の台風もそうだった・・・
外に出るのは危険だ!

丹沢湖三保ダム訪問、川の水生生物観察

2011-08-12 | 日本生活雑感
今週は沖縄旅行の疲れが残りながらも、西丹沢への「家族で楽しむ自然教室」に下の息子と参加。
美しい丹沢の山々の緑を満喫しながら、透き通った川につかって、その冷たさを確認できた。
これは酒匂川水系保全協議会(小田原市環境保護課)主催で、小田原駅に集合し、バスで移動。
費用はタダなので、小田原市の懐の大きさに感謝!
小田原市の環境保護課では、アユの放流、酒匂川の魚の親子観察会なども企画し、素晴らしい自然を生かしたプログラムを保護者や子どもたちに用意してくれている。

小田原駅から約1時間で三保ダムに到着。
酒匂川上流につながる3つの川、河内川、玄倉川、世附川が合流するところに三保ダムがある。
猛暑の中、ダムの概要の説明されながら、炎天下を歩いた。
建物にもどり、ダムができた歴史などの説明をビデオを見ながら学ぶ。

ダムの役目に洪水調節のために放流があるのだと知る。
台風や大雨の予報によってあらかじめダムの水位を下げるために、放流をすることもあるので、川で遊ぶ場合は注意しなくてはいけない。

その後、日本写真家協会会員の方による写真教室。
流し撮り、シャッターチャンスの重要性などをわかりやすい説明で学び、写真の撮影技術をもっと学びたいと思った。

午後弁当を食べた後は、バスで丹沢湖ビジターセンターに移動。
上から見た川は、黄緑がかっていて、透明度の高さがわかる。
グループに分かれてビジターセンターの人たちに案内してもらい、川の水生生物を観察。
川にいたのは、オタマジャクシ。
この時期にオタマジャクシ??
説明ではこれはカジカガエルのオタマらしい。
大きな写真でカジカガエルを確認したら、グループの人が「アッ、カエル!」と小さな茶色のカエルを見つける。
川の中の石にじっとしている。
写真の白黒のまだら模様のカジカガエルとは違うみたいだ。
たぶんヤマカガエルと説明される。

川の横の沢に移動。
すぐにサワガニを数匹捕まえて観察。
息子も小さなサワガニの赤ちゃんを見つける。
こちらのサワガニは赤。
何種類かの虫と不思議な足長のクモを石から見つける。
すぐにサワガニを沢にもどす。
息子は来週参加する浦和実業の生物部の南伊豆合宿で青いサワガニを採集するんだとはりきっている。

別の場所に用意してある顕微鏡?で川の砂を拡大してみる。
きらきら光っているのは銅なんだそうだ。

メインの川を横断しながら、川遊び感覚を味わう。
きれいな水がいきおいよく流れている。
冷たくて気持ちがいい!
川の横は40℃に対し、川の水は15℃。
台風がきてから黒い藻が現れたとか。
息子はこの藻が生物にどういう影響を及ぼすのか質問したかったみたい。

すぐに時間がきてしまい、ビジターセンターへもどる。
あっという間に、バスにのって小田原駅へ予定通り4時半ぐらいに到着。
もっと川につかっていたかったなぁ・・・
キャンプをしている人たちはみんな川の中で泳いだり、シュノーケリングをしたりしていた。
また、家族で西丹沢の川で遊びたい。
川のこわさも知り、十分注意しながら、川遊びを楽しまなくてはと思う。
自宅から水の透明度の高い川や美しい丹沢の山々にアクセスできる便利な小田原に住んでいることに感謝。



沖縄にてシュノーケリングと美ら海水族館を楽しんだら、台風9号が直撃!

2011-08-09 | 日本生活雑感
酷暑の夏休みがもどってきました。
先週沖縄に家族旅行に行きましたが、後半もろに台風に出会ってしまい、飛行機に乗るのが大変でした。

前半はリゾート地恩納村のムーンビーチにて海水魚とたわむれていました。
当初青の洞窟でシュノーケリングをやる予定でしたが、台風の影響で中止となり、ムーンビーチ沖で本格的なシュノーケリングツアーに家族で参加。
インストラクターに必至でついていき、大量の色鮮やかな魚たちを追いかけ、体全身がまさにお魚と一心同体という感じでした。
小学校低学年くらいの子どもも数人参加しており、インストラクターがつきっきりで引っ張っているのが印象的でした。

沖からボートで10分くらいなので、数百メートル離れた沖でしょうか・・・
それでもいたる所に大きな固いサンゴが散在し、サンゴに触れると危険ということで、大きなサンゴとサンゴの間を必至で泳ぎながら、海底にイソギンチャクとクマノミの共生を見つけたときは感動ものでした。
海水魚に詳しい下の息子もトウアカクマノミとイボハタゴイソギンチャクが共生しているのを見つけたり、ミドリイシやトサカなどのサンゴの仲間も見つけ、野生の生物をまじかに見れて大満足。

息子たちの話によると、オオジャコガイという世界最大の二枚貝も見たようで、この貝は危険きわまりなく、足をつっこむとはさんで離さなくなり、溺れ死ぬんだそうです。
後でこの話を聞いて、ぞっとしました。
下の息子は有毒生物にも詳しくしょっちゅうその話もするのですが、そういう知識も海でもぐるのに、必要なんだと痛感しました。

最後にみんなで一斉に餌やりをしたら、一番多くいた黒と白の縞々の魚たちが一気に寄ってきて、ガブリ!
ちぎって落とさなくてはいけないのに、ずっと手に持っていたら、次々につつかれてその貪欲さを見せつけてくれました。

ムーンビーチにもどり、右端の岩場に近い浅い遊泳場所に海水魚たちのすみかを発見!
おなじみのブルーのルリスズメダイたちが多く住んでいた場所に、さまざまな魚たちがうずまいていたのです。
ゴーグルだけで、さまざまな魚たちの生態をじっくり見ることができ、私は子どもたちのことはほったらかしで、ずっとその場所をもぐり続けていました。

家族で見つけた生物は、ショウグンエビ、オトヒメエビ、ナマコ、ハコブグ、デバスズメダイ、マメスナギンチャクなどなど・・・(名前がわからない魚がたくさんで、息子に教えてもらってます)
とくにムラサメモンガラというさまざまな色彩の線が入ったユニークな姿態の魚には主人も私も心奪われた!(この魚の名前はわからなくて、美ら海水族館で名前を確認できた)

また早く海水魚に会いたい!!

翌日は待ちに待った憧れの美ら海水族館に移動し、3匹の世界一大きい魚であるジンベイザメに遭遇。
なんでもこの水族館は世界で初めてジンベイザメの飼育に成功したとのこと。
水槽の大きさもギネスにのるほど世界最大のようで、まさに日本が世界に誇る沖縄の美ら海水族館でした!

後半は那覇で台風9号に遭遇!
町の至る所木々の枝がなぎ倒され、暴風雨で歩けないほどでした。
土曜日に沖縄に台風が去った後もまだ暴風雨が吹き荒れる中、午前中果敢にも首里城に行ってまいりました。

結局、2日間空港の全便が欠航し、足止めをくらいましたが、土曜日の深夜11時に遅延した飛行機が無事飛び、夜中の2時半くらいに自宅に帰って来れました。

空港はキャンセル待ちの人々があふれかえっていましたが、混乱することもなく、みんな淡々と待っている様子で、またしても日本人の冷静な忍耐強さに驚きました。

なでしこジャパン世界一の快挙!

2011-07-20 | 日本生活雑感
ちょっと書くのが遅れたけど、なでしこジャパンがワールドカップ優勝で、日本女子サッカーが世界の頂点にのぼりつめた。
あの女子サッカー強豪国で小さなころから女の子もサッカーに親しんでいるアメリカを破っての快挙。
日本代表メンバーたちも夢のようであろう。

アメリカではサッカーは女子の間でも大人気で、ボーイズサッカーと並んでガールズサッカーのリーグが小学校に入る前からある。
サッカー人口は日本よりとてつもなく多い。
アメリカ駐在時代、上の息子は野球をメインでやっていたが、小学校5年生まで秋はサッカーをやっていた。
そのときの監督の中に日系のママさん監督ジャネットがいた。
熱血漢の熱い監督。
同じ日本人の血が流れているとあって、息子と友達のカンちゃんが彼女のチームメンバーでかわいがってもらった。
「サッカーマム」という言葉まであるぐらい家族あげてアメリカでは人気のサッカー。
息子を通してうちが仲良くしていたマティスファミリーは、転職してサッカー専門店のお店まで開いていた。

そのアメリカに日本が勝ったのだ。
女子だけのチームやリーグが小学生にないのになぜ日本が強くなったのか不思議だった。
新聞記事に小さな頃から男子に交じって練習してきたからとあった。
女子サッカーの待遇はかなりひどく、なにがなんでもこのワールドカップで勝ってアピールしないといけないほどだったという。

なるほど、少数精鋭というわけか・・・
アメリカの女子サッカーがエリート育ちとたとえるなら、日本の女子サッカーはまさに雑草育ち。

見よ、見事大会MVPと得点王に輝いた沢選手の精悍な顔つき。
決して美人とはいえないけど、グランドを駆け回り声をだす表情は本当に美しい。
あの延長戦で見せたミラクルシュートは日本人の心に焼き付いて離れないだろう。

それにしてもボーイッシュな選手が多い。
インタビューにでていた大野選手を見て思わず「イケメン!」と叫んでしまった。
見事な読みでなでしこを最後に守って勝利に導いたもう一人の立役者、GKの海堀もしぐさからして男子みたい!
ふと見せる表情はみんな精悍な勝負師の顔つき。
みんな小さなころから男子の中でもまれて頑張ってきたんだろうな。

なでしこジャパン、本当にお疲れ様でした。
次の目標オリンピック金メダルをめざして頑張ってください。