Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

「星の王子さま」のリトル・プリンスを息子の友達、デュランが好演!

2008-02-02 | 息子の友達
今日はついにシカゴ日本人学校もウィンター・ストームのため、休校になった。日本人学校は、めったなことで休校にならないのだが、(6年間のシカゴ滞在の間、休校になったのは、去年初めて経験して、2回目だろうか)おかげでほっとした。

というわけで、今日のことを書くネタがないので、去年の写真をチェックしていたら、ありました。上の息子の仲良しのアメリカ人の友達、デュランの話。デュランは、みるからに美形の細身の男の子。息子の野球仲間である。

これまでに、2回も同じチームになり、長い足を生かして、俊足ぶりやいい守備を見せていた。勿論打順は1番タイプ。去年の秋の野球チームで一緒だったのだが、なぜかかなり疲れている様子、練習や試合も休みがち。

どうしたのかと思っていら、なんと彼の通うクーパー・ミドル・スクールで行われる劇のオーディションに受かり、主役に抜擢されたと言う。あの有名なサン・テグジュぺリ作の「星の王子さま」の王子さま役だという。可憐な細いデュランにピッタリの役である。デュランのお母さん、リサの話では、すでに女の子の間では、「プリンス」というあだ名で呼ばれていると言う。すごい!

勿論、10月11日、私たちも息子二人とクーパー・ミドル・スクールまで観に行きましたよ。その日は、ちょうど日本人学校全日校の文化祭だったので、同じ日に、日本の子供たちによる劇とアメリカの子供たちによる劇を両方観た事になる。日本人学校の中学部の劇は素晴らしい出来だった。息子も悪役で好演したので、デュランの演技がどういう展開になるのか、興味津々。

ハンサムなデュランは、舞台栄えする。そして、声のトーンをプリンスとして故意に上げ、すさまじい量の台詞をこなしていた。よどみなくでてくる台詞に、息子はびっくりしている。抽象的な内容なので、まったく理解できなかったが、デュランがすごい子役をこなしているということは、理解できる。リトル・プリンスになりきっていた。

その時の同じ野球のチームにいた背の高いスラッガーのケンもちょい役ででていた。踊りながら、黒い衣装と帽子で登場し、めちゃカッコよかった。リトルリーガーのケンが大変身していたのである。他のアメリカ人の子供たちも役者になりきっていた。

デュランは、この冬は、あの折れるような体で、レスリングをやっていると言う。もうなんだかわけがわからない。不思議な男の子だ。

アメリカ人の子供たちは、さまざまなスポーツをこなし、またこうやって役者としても成功できる。なんて多彩な才能を秘めているのか!将来が楽しみである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿