Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

息子、リトルリーグBGRAのオールスター戦で活躍!~続き

2008-07-12 | リトルリーグ
試合開始前のミーティングでは、詳しいルールの打ち合わせがあったらしい。監督は、ディビジョンの勝率の一番いいチームの監督が行う。息子のチーム、ナショナルリーグは、リーグ内で圧倒的な強さを誇るエンジェルスの監督、マイク。20人ぐらいのメンバーが片方チームにいるため、打順は公平にくじ。息子は、中間の11番目。ピッチャーは、各自1イニングづつ投げる。9イニングのため、9人のピッチャーが起用され、前回の投稿の写真に写っていた細身で背の高い速球投手コーリーが先発に選ばれ、息子は光栄にも最後の回のクローザーに選ばれていた。この日のために、新しいピッチングフォームも完成。主人とともに入念なピッチング練習をして、準備周到。

相手のアメリカンリーグが先攻。コーリーが気合を入れて、いつもの威圧的なフォームで、勢い良く投げ下ろすが、主人いわく、「気負っている!」ため、ストライクがなかなか決まらない。ヒットも連打され、1回で5点あっという間に取られ、「あーあ!」

逆に、ナショナルリーグは、リーグ屈指の剛速球ピッチャー、アダムにしっかり抑えられ、点数が入らない。アダムは、ディビジョンで息子のチームと対戦したとき、すごい接戦の試合の最終回を息子とともにクローザーとして、投げあい、お互い抑えたライバル。晴れの舞台で、実力が発揮できるのは、まさに本物!


気迫が漂うアダムのピッチング

2回か3回の裏、アメリカンが0点のときに、息子の打順が回ってきた。親の方がどきどきする。



息子は、落ち着いて、レフトに大きなヒットを放ち、軽々の2塁打。アメリカン初めての大きなヒット。得意の盗塁も決め、アメリカン初めてのホームを踏む。やれやれ!アメリカン頑張れ!

その後は、ナショナルの方が、常に先攻して、点数差を広げる。息子は、次の打順でも2塁打を打ち、活躍。無事役目を果たし、私たち親は、ほっとする。しかし、みんななんだかだれてきて、「早く終わらないかなあ!」ムードも漂っている。しかし、9回にならないと、息子のピッチングは見られない。

7回は、メジャーリーグでも恒例のセブンイニングストレッチで、マイクの前にお母さんと数人の選手が囲んで、「テイク・ミー・アウト・ツー・ザ・ボールゲーム」を大声でうれしそうに歌う。



夜の7時15分から始まった試合も攻撃が長かったため、10時前になってしまい、なんと9回は打ち切られることになってしまった。うっそー!そんなバカな!
息子のピッチングカットされてしまった。ひどすぎる!晴れの舞台をずっと楽しみにしていたのに・・・

終了式は、またしても、1人1人が呼ばれ、各リーグの監督からトロフィーが渡される。



あーあ、息子不完全燃焼。ピッチャーとしての快感を知ってしまった今、打撃だけ活躍しても満たされなくなってしまった私たち親子。誠にぜいたくな言い草。しかし、経験したら、あんなにあこがれてたオールスターもあっけなく終わるのね・・・一夜の夢か?!

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