今日は、晴天の秋空の下、全日校中学部の生徒たちは、自己のすべての力をせいいっぱい出しきり、学校の周りを駆けぬける恒例の駅伝大会を盛り上げた。
毎年この時期に行われる自己への挑戦の駅伝大会。去年の自分の記録より、1秒でも速く走り、あわよくば、チームも区間も個人優勝もしたいと願う生徒たち。去年のベストタイムを更新できるか!
この日のために、みんな家の近所を黙々と走り、火曜、木曜の朝一で行われる6分走のタイムを上げている。うちの息子も近所のシカゴ・ベアーズの名クォーターバック、ウォルター・ペイトンがトレーニングしいたことで有名なペイトンズ・ヒルの急な坂を汗だくで駆け上がって、調整。他の友達も家の近所で距離を決めて、毎日走っていたという。みんな我が一番になろうと虎視眈々としていたろう。
ウォーミングアップは、なんだか和気藹々だった。息子たちのチームも気持ち良さそうに、ニコニコ笑顔でゆっくりウォーミングアップ。息子のクラスでクールな友達、カズキ君に聞くと、「かなり緊張している」と言う。同じく、ハジメ君も緊張気味。やはりそうなのか!
この中学部の駅伝大会は、男女がごちゃまぜで、個人の記録に基づいて、各チームに生徒たちをうまく配分していれているようだ。日本の中学に比べて、30人ちょっとと圧倒的に人数が少ない日本人学校中学部なので、男女が力を合わせて、力を補っていくしかない。各チームのメンバーで誰が先頭で誰がアンカーになるか、それぞれ話し合って作戦を練るという。
先頭ランナーは、息子の友達コウキ君がとばす。一緒に走る女子たちは、必死でついていく。私たち保護者は、スタートとゴールが一緒の駐車場で、待ちながら、写真撮影。
ランナーが見えてくる最後の一直線が、圧巻だ。歩道に沿って背の高い色づいた木々が整然と並び、最後の力をふりしぼって走る子供たちを見守る。子供たちが順に競い合いながら、ゴールへと向かう。「絵になりますねえ!」と校長先生と一緒に感心する。去年はもっと緑がおいしげっていた。今年は、黄色と赤の葉っぱがバックに美しく点在し、葉が落ちてしまった木もある。この駅伝大会が終わると、あっという間にシカゴの長い冬が訪れる。だから、みんな外で思い切り走れる快感を全身で味わい、英気を養うのだ。
さて、あっという間にアンカーの番。息子は、アンカーの1人。しかし、中3の速いメンバーたちがいる。息子は仲良しのカズキ君とも走る。アンカーの番がくる直前まで2人で談笑。去年も一緒に走り、競い合った。いつもツーカーの仲。勉強でもスポーツでもいつもお互い意識し合いながら、相手を知り尽くしている。
最後の方に駆け込んできたのは、中3の2人。この2人が速かった。いつも練習でトップを走る頑張りやのイダ君。そして、根性がすわったオチ君。他のチームとかなり差があったろうが、ぐんぐんとばし、最後のオチ君の走りはド迫力!みんなその走りに驚き、拍手喝采。
ふとみると、足にサポーターが・・・そういえば、駅伝大会の直前に肉離れを起こしたと息子から聞いていた。ウーン、すさまじい回復力と底力。オチ君のお母さんの話だと、いつも錘をまいて、トレーニングしていたという。努力は実を結ぶことを証明してくれた。というわけで、優勝はオチ君、準優勝はイダ君。この2人が去年の記録を更新した。
中学部部長のイイツカ先生が、閉会式で、昨日の朝日新聞で、水泳の北島選手が、「走ることが人生の基本」と言及したことを強調されていた。すべてのことにおいて、こつこつ足腰をきたえて走ることが、自分の人生の糧になるということだ。前の懇談会で、「毎日走ることを継続することが大事です。」と息子の担任の先生もおっしゃられていたのを思い出す。担任の先生は、とてもスリムで若々しいが、マラソンをライフワークとされていて、体をきたえて、この間のシカゴマラソンも完走された。一生懸命先生としての仕事も完璧にこなしながら、自分の世界も満喫されている姿勢が素晴らしい!そして、それを身をもって示されることで、「先生も頑張っている!」と生徒たちにもいい影響を与える。
息子が小学2年生のときの担任のヤノ先生もそうだった。さまざまなこちらのマラソン大会の年齢部門で優勝されていたほどのつわものだった。ヤノ先生の帰国がせまったときも、黙々とパラタインのダンディー沿いを走っている姿を車の中から目撃した。その凛とした姿が、衝撃的で忘れられない。今も毎日走られているだろうか。(ヤノ先生元気ですか?息子といまだに、ときどき先生のことを話しています。)
自己記録を更新した子は、さぞや気持ちがよかったに違いない。お疲れ様。息子は、いつもの調子がでず、残念ながら、入賞をのがしたが、去年の自己記録を大幅に上回ったという。1年間の努力は決して無駄にならない。息子よ、これを糧に日本でシカゴ魂を見せてくれ!私たちの心も熱くなった秋の最後の外での行事でした。
毎年この時期に行われる自己への挑戦の駅伝大会。去年の自分の記録より、1秒でも速く走り、あわよくば、チームも区間も個人優勝もしたいと願う生徒たち。去年のベストタイムを更新できるか!
この日のために、みんな家の近所を黙々と走り、火曜、木曜の朝一で行われる6分走のタイムを上げている。うちの息子も近所のシカゴ・ベアーズの名クォーターバック、ウォルター・ペイトンがトレーニングしいたことで有名なペイトンズ・ヒルの急な坂を汗だくで駆け上がって、調整。他の友達も家の近所で距離を決めて、毎日走っていたという。みんな我が一番になろうと虎視眈々としていたろう。
ウォーミングアップは、なんだか和気藹々だった。息子たちのチームも気持ち良さそうに、ニコニコ笑顔でゆっくりウォーミングアップ。息子のクラスでクールな友達、カズキ君に聞くと、「かなり緊張している」と言う。同じく、ハジメ君も緊張気味。やはりそうなのか!
この中学部の駅伝大会は、男女がごちゃまぜで、個人の記録に基づいて、各チームに生徒たちをうまく配分していれているようだ。日本の中学に比べて、30人ちょっとと圧倒的に人数が少ない日本人学校中学部なので、男女が力を合わせて、力を補っていくしかない。各チームのメンバーで誰が先頭で誰がアンカーになるか、それぞれ話し合って作戦を練るという。
先頭ランナーは、息子の友達コウキ君がとばす。一緒に走る女子たちは、必死でついていく。私たち保護者は、スタートとゴールが一緒の駐車場で、待ちながら、写真撮影。
ランナーが見えてくる最後の一直線が、圧巻だ。歩道に沿って背の高い色づいた木々が整然と並び、最後の力をふりしぼって走る子供たちを見守る。子供たちが順に競い合いながら、ゴールへと向かう。「絵になりますねえ!」と校長先生と一緒に感心する。去年はもっと緑がおいしげっていた。今年は、黄色と赤の葉っぱがバックに美しく点在し、葉が落ちてしまった木もある。この駅伝大会が終わると、あっという間にシカゴの長い冬が訪れる。だから、みんな外で思い切り走れる快感を全身で味わい、英気を養うのだ。
さて、あっという間にアンカーの番。息子は、アンカーの1人。しかし、中3の速いメンバーたちがいる。息子は仲良しのカズキ君とも走る。アンカーの番がくる直前まで2人で談笑。去年も一緒に走り、競い合った。いつもツーカーの仲。勉強でもスポーツでもいつもお互い意識し合いながら、相手を知り尽くしている。
最後の方に駆け込んできたのは、中3の2人。この2人が速かった。いつも練習でトップを走る頑張りやのイダ君。そして、根性がすわったオチ君。他のチームとかなり差があったろうが、ぐんぐんとばし、最後のオチ君の走りはド迫力!みんなその走りに驚き、拍手喝采。
ふとみると、足にサポーターが・・・そういえば、駅伝大会の直前に肉離れを起こしたと息子から聞いていた。ウーン、すさまじい回復力と底力。オチ君のお母さんの話だと、いつも錘をまいて、トレーニングしていたという。努力は実を結ぶことを証明してくれた。というわけで、優勝はオチ君、準優勝はイダ君。この2人が去年の記録を更新した。
中学部部長のイイツカ先生が、閉会式で、昨日の朝日新聞で、水泳の北島選手が、「走ることが人生の基本」と言及したことを強調されていた。すべてのことにおいて、こつこつ足腰をきたえて走ることが、自分の人生の糧になるということだ。前の懇談会で、「毎日走ることを継続することが大事です。」と息子の担任の先生もおっしゃられていたのを思い出す。担任の先生は、とてもスリムで若々しいが、マラソンをライフワークとされていて、体をきたえて、この間のシカゴマラソンも完走された。一生懸命先生としての仕事も完璧にこなしながら、自分の世界も満喫されている姿勢が素晴らしい!そして、それを身をもって示されることで、「先生も頑張っている!」と生徒たちにもいい影響を与える。
息子が小学2年生のときの担任のヤノ先生もそうだった。さまざまなこちらのマラソン大会の年齢部門で優勝されていたほどのつわものだった。ヤノ先生の帰国がせまったときも、黙々とパラタインのダンディー沿いを走っている姿を車の中から目撃した。その凛とした姿が、衝撃的で忘れられない。今も毎日走られているだろうか。(ヤノ先生元気ですか?息子といまだに、ときどき先生のことを話しています。)
自己記録を更新した子は、さぞや気持ちがよかったに違いない。お疲れ様。息子は、いつもの調子がでず、残念ながら、入賞をのがしたが、去年の自己記録を大幅に上回ったという。1年間の努力は決して無駄にならない。息子よ、これを糧に日本でシカゴ魂を見せてくれ!私たちの心も熱くなった秋の最後の外での行事でした。
タッキーたち元気?みんなさびしがっているよ!なんたって、赤組団長だから。
みんなこのブログ見てるから、どんどん書き込みしてください。そう、駅伝すごかったです。超忙しくて、まだ、写真アップしてないけど、文章で想像してください。
日本は倉敷より滝澤 侑作 母です。
シカゴを離れて、1か月になりました。
双葉の中学部の駅伝、
出たかった~!見たかった~!!
オッチー、井田君の戦い、すごかったんですね。
ほんとに、いい学校だったと、つくづく思います。