さぁ、もうそろそろ終わりに向かうことにします。
あれっ、山へ登るんですか?
そうじゃないんです。楽しみにしていてください。
実は、ここに行きたかったんです、この八国山緑地は狭山丘陵の東側、東西1500メートル南北300メートルほどの広さで、西武西武園線が南側に通っています。八国山緑地内には標高90メートルほどの八国山があり、八国山の名前の由来は、上野・下野・常陸・安房・相模・駿河・信濃・甲斐の8つの国を望むことができたことから来ていると言われます。園内には鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての御家人・武将である、新田義貞(正式な名は源 義貞)に因んだ将軍塚が建てられています。この近辺では遺跡なども多く発見されており、園内にある八国山たいけんの里では数多くの資料が展示されています。八国山緑地の麓には、菖蒲田で有名な北山公園があります。定期的に行われるしょうちゃん池のかいぼりでは、モツゴ、ギンブナ、タモロコ、コイ、ドジョウなど様々な生物を見ることもできます。昭和30年くらいまではこの東村山も映画「となりのトトロ」に出てくるような風景のままでしたが、今は宅地開発が進み徐々にその景観は失われつつあります。自然が失われつつあるのは大変残念ですね。
ここは終わり