さぁ、中へ入って見ましょう。
先ず目に入ったのは、この大きな燈籠です。
どこのお寺でもよく目にする弘法大師像ですね。
慈母観音像も立ってました。
何だか古そうな宝篋印塔です。近くを見ると、これはお見事な彫り物があるではありませんか。
何に見えますか? 見事な龍の彫り物ですね。
少し進むと、今度はこんな愛嬌のある狸の像がありました。さらに奥へと進むと、
ところで、この門は何なんでしょう? 江戸時代中期に建てられたとされている鐘楼門で、練馬区の指定文化財にもなっているそうです。
真言宗豊山派寺院の南蔵院は、瑠璃光山医王寺と号し、創建年代等は不詳ながら、良弁僧都が延文年間(1356-1361年)に中興したといいます。江戸期には12石8斗の御朱印領を拝領、西光寺(廃寺、中村八幡神社境内にあった)、大日堂(廃寺)を末寺に擁していました。古くから、万病にきく白龍丸を頒布し「南蔵院の投げ込み」として全国に広まっていました。御府内八十八ヶ所霊場15番札所、豊島八十八ヶ所霊場15番札所です。また、明治9年(1876)11月に本堂を使って豊玉小学校が設置され、この場所で小学校の教育が行われました。
つづく