境内を見て見ましょう。
天沼熊野神社は、杉並区天沼にある熊野神社です。創建年代は不詳ですが、神護景雲二年(768)の創建とも元寇三年(1333)の創建とも伝えられます。その後応永二年(1395)朝倉三河守が当地で帰農し十二所権現と称するようになったといいます。明治維新後熊野神社と改称、明治7年村社に列格しました。この神社は、旧天沼村の鎮守で、伊邪那美命が祭神として祀られています。
また鳥居があります。これは白玉稲荷社という別社ですね。
おやおや、こんな可愛らしい夫婦像もありますよ。
ここは末社ですね。
こちらの末社には、ご覧のような杉の大木の根っこでしょうか?置かれています。社伝によれば、この杉は新田義貞がこの地に陣をしいた際、戦勝を祈願して手植えしたものと伝えられています。惜しいことに、枯死したため昭和十七年伐採され、今では切株で昔をしのぶだけとなっています。そのほか境内には、文化十四年(1817)九月奉納の石造鳥居と、文久二年(1862)九月奉納の石造手水盤があります。
こちらが本殿になります。それでは、次へと進むとします。
つづく
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