長崎公園で、一休みを終え次へと回りましょう。
この公園は、学習院大学の職員住宅跡地に平成8年につくられた公園です。豊島区では珍しくなってしまった「原っぱ」の公園で、ひょうたん型の築山のとなりは、雑木林風の空間と水遊びの出来る小川があります。公園の南側は芝生の広場と、区民の方が丹念に栽培しているバラ園があります。公園の外周をぐるっとレンガの小道が囲んでいて、ウォーキングを楽しむ人もいます。
公園を出て少し行くと、こんな建物にぶつかりました。これは介護施設だそうです。近くを見て回ると
こんな小さなお堂があります。ここにあるように、西向不動尊というお堂で東京都豊島区長崎2丁目30番地9号の住宅地の真ん中に祀られている、【長崎西向不動尊】といいます。旧長崎村西向(にしむかい)の人たちが大正15年に建立したそうです。最初は不動尊なのに「西向き?」と思っていたのですが、地名に由来する名前なのですね。この地より北の湧水のある洗い場にあったが耕地整理で現在地に移転。平成11年に再興されたそうです。昔はこの辺りにも湧水があったのですね。毎年五月あたりに例大祭があるとのこと。地元の方々に大切にされているのがわかります。
それでは、その先へと行きます。
今度は、住宅がの中に挟まれたようにして小さな鳥居が続いています。奥へ入って見ます。
小城稲荷神社と書かれた鳥居の奥に、祠があり本殿なのでしょうね。説明書きでは、小城稲荷大神は、豊島区長崎にある稲荷神社で、由緒は不詳ながら、小城八幡神社記念碑にある「江戸時代前期延宝年間(1678)小城八幡神社・稲荷神社・羽黒神社のお社を当時の村の有志の方々のお力で建立された」と記載のある稲荷神社と思われます。小城稲荷大神は、昭和22年10月創建、長崎三丁目町会長が代表者となり運営しています。
つづく
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