草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

豪華キャスティングに満足吉例顔見世大歌舞伎

2007年11月21日 | 歌舞伎
川崎から京急で一本であっという間に東銀座に到着。

それにしても駅から歌舞伎への階段にはまいる(苦笑)

お年寄りにも姫にもお気の毒

修学旅行のバカ者たちは狭い階段が一車線なのを理解せずに突っ込んで来る。

昼も盛りだくさんだったが夜もすごいぞ。
一番目の「宮島のだんまり」はキャスティング紹介も兼ねていて、色々な衣装で登場してはゆっくり動き、返って印象的だ!

二話は仮名手本忠臣蔵から九段目の山科閑居
これは今まで知らなかったので興味深いことで、つまりもしかして松の廊下で浅野匠かみが吉良に切りかかった時に止められたので額の傷位になってしまったので、これがちゃんと本望を遂げていたならマサカ平成のこの時まで語り継がれるドラマはできなかったわけで。
しかもこの止めに入ってしまった(笑)加古川本蔵の娘は大石主税の婚約者だったという訳。
動きは少ないが濃密な芝居かもしれない。

三話目の「土蜘」は音羽屋のお家芸で菊五郎さんが丁寧に演じられている。
それにしても富十郎さん左団次さんに菊之助さんが艶やかに舞い、仁左衛門さん梅玉さん東蔵さん芝雀さんが加わったキャスティングは贅沢。とは言えどうみても富十郎さんの子息の太刀持ちの鷹之資くんが一番拍手が多かったか(笑)

最後の三人吉三巴白浪は考太郎さん染五郎さん松緑さんのフレッシュトリオ。河竹黙阿弥の七五調が耳に心地よい。私って超日本人!
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映画「てれすこ」@川崎チネチッタ

2007年11月21日 | 映画
勘三郎さん主演のヤジキタ映画を見に2年ぶりぐらいに川崎に。

川崎チネチッタはイタリアンな作りで面白いが難点は石畳。

ローマの石畳にも泣かされたが「お年寄りやベビーカー排除宣言かっ!」と突っ込みたくなる

映画はお馴染みヤジキタを勘三郎・弥次さんと柄本明・喜多さんさん吉原を抜けた年増の花魁に小泉今日子さんで

藤山直美さん笹野高史さんラサール石井さん波野久里子さん坂東弥十郎さんなどがチョイ役で出てきた。

しゃべれどもしゃべれどもの平山監督が大変丁寧に作っているなと感じた。

チネチッタのクリスマスツリーはガラス張りのなかにあって、夜に見てみたいと思った。
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