草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

無理は禁物

2008年09月24日 | 美味しい!
歌舞伎座は長い。以前なら昼~夜の部まで通しで見たが(^^;さすがに今は無理。

二話目の藤十郎さんと息子さんの舞踊「鳥羽絵」は軽く見られたが、三話目の「河内山」は思い切って早退することに(^_^;)

歌舞伎観劇をはじめて最初で最後の早引きは、ヨモーギン娘と「もんじゃ」を食べるため。

河内山は面白く、立っタイミングが難しかったが、染さん演じる松江出雲守も出て、法親王に化けた河内山が登場した辺りで意を決した。

勝ちどき橋から西中通りでヨモーギン娘と合流して柔ちゃんご夫妻御用達の「ことぶきや」さんへ。

女将さんはやさしいいいかんじで、月島の住人のヨモーギン娘にオーダーは任せた(笑)

もんじゃの焼き方も中々上達して旨い。

入院中に作った「食べたいものリスト」の最初のもんじゃがやっと目の前に来た。食べた実感がないもんじゃは胃ガン手術の後には適しています(笑)

ここでやめておけばよかったのに、このあとお好み焼きに入り異変が起きた(^^;

火を止めにきた女将さんが残りを二分して私と娘に配分してくれたのだが、調子に乗ってそのまま食べてしまった(>_<)

うっかり早く食べたり量が多かったりすると詰まって、苦しい→生唾→しゃっくり→鼻水→吐きそう→吐けないみたいになり、苦しい(>_<)

このパターンにはまってしまいヨモーギン娘もおろおろ(^^;

勇退の王監督も手術後2年経っても「食べ物を喉に詰まらせて休んだ」らしいのはかなりショックだ。

あーお好み焼きも早引きが必要だったなぁー(T_T)
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秀山祭九月大歌舞伎夜の部に間に合った(^_^;)

2008年09月24日 | 歌舞伎
第1話の「近江源氏先陣舘 盛綱陣屋」は歌舞伎の中でも数多く上演される名作だが、なんといっても子役の熱演が大きい。

ストーリーはこれまた奇想天外で、そもそも兄弟が敵味方に分かれていて、その弟方の大将の息子が兄方に捕らえられており、いよいよ大将(弟)の首を取ったので、兄が首実験をすることになった。

実はこの首は偽物なのだが、「今生の別れに父の顔をみたい」と息子が出てきて、顔を見るなり切腹をしてしまう息子の策略。
父の首が本物という何よりの証拠という訳だ。

むろん叔父に当たる兄も、ここは家族のつながりを大切にして口裏を合わせて「弟に間違いない」という。

体調いまいちで、久しぶりの歌舞伎だったので、「眠くなっちゃうかな?」と不安だったが、この静かだが重い作品をゆっくり楽しめて自分自身にびっくり(笑)
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詩集「翅音(はねおと)」

2008年09月24日 | 読書
知り合いの詩人長田典子さんから最新の詩集が届いた。

彼女とは同い年ながら、人生をこんなに深く考えて生きている人がいるんだ(^^;と感動するばかり。

特にこの詩集は原因不明の痛みで苦しみ、もがいた時期の作品を載せたもので、重くて深い。

筋金入りの楽天姫には読むのが辛くなるような作品で恐る恐るページをめくる。

おまけに何処までも理解出来ずに傍観している自分自身が情けない(;_;)

今はそれらから解き放されてこその出版で、「苦しむ人たちに少しでも励みになれば」という後書きがある。

私は明るく元気な彼女も知っているので、彼女の撮る素敵な写真に添えた、明るくて、でも深い、そんな作品を積んだ詩集を出して欲しいと願っています。
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