草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

重い本には軽い本をセットする(*^。^*)

2014年05月15日 | 知識

今回のカンボジアツアーで興味を持ったカンボジアの歴史、特にDVDを借りてみた「キリングフィールド」にはかなり衝撃を受けた。

クメールルージュの時代を何度も死にそうになりながら奇跡的に生き延びて、まさかのハリウッドデビュー、そしてアカデミーから強盗に襲撃されて亡くなったというとんでもない人生を送った方の本を読むにはちょっとした決意すら感じてしまった。

どう考えても重すぎる本ハインニョル氏の「キリングフィールドからの生還」をリクエストして昨日金森図書館で借りてきた。

大げさだけど自分の精神の安定のために、返却棚にあった北杜夫さんの「母の影」大活字版の本と、浮世絵の本を借りてきた。

昨夜から読み始め、、午後には読み終わったけど、、想像を絶する以上の恐ろしい人生だった。作者自身が「ここから先はあまりにも恐ろしい描写なので怖い人は飛ばして読んで下さい」と書いてある章にはビビりました。確かに、超斜めに読み飛ばしましたが(-_-;)想像を絶します。

中国の歴史にも出てくる、共産党の粛清、、日本だって同じような事はあったのだろうけど、中国かそれ以上に狂った世界。

中国は勝手に自国で狂った部分もあるけど、カンボジアに関しては周りの大国に振り回されたんだな、、とはじめて実感した。

お口直しの北杜夫さんの本は「母の影」という上下巻で今まで読んだことが無いが、最初の章は終戦直前だが、松本や上高地、昆虫採集が出てくるもので相変わらず癒される文体にほっとした。そして浮世絵の本は観るだけで楽しい!我ながら良いチョイスだったかな(笑)

そんなこんなの仕事のない曇天の一日、散歩も飛びたくて頑張っている蝶々、珍しく逃げない小鳥、バラも登場です。

                      

ナナカンザシと一緒に植えたジギタリスがこんなについてびっくりです。スズランも地味にですが可憐に咲いております!   

    

コメント
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