草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

青春18切符2014夏「広重・うっちー・御座候」 その4 おまけが楽しくて!

2014年07月21日 | 青春18切符

由比から歩いたのと同じくらいでひとつ前の「蒲原」駅まで歩けるというので頑張ってみました。まぁ平坦なんで問題ないですが、予想外に暑かったので汗をかかないようにゆっくり歩く。歴史の跡もあり、酒造メーカーもあり、歩く楽しみはあるけど、ぼんやりと考えていた「東海道を歩いてみる?」は却下する(笑)ひと駅でもかなり疲れる(-_-;)

    

静県民にはおなじみだが、静岡辺りには「望月」さんが多い。後は「服部」さん。理由は分らないけど、これが証拠!という画像を作ってみました。まぁどうでもいいか、、

    

「蒲原」から15:18発「熱海行き」に乗車して帰ります。予定は16:00だったけど雨になりそうなので少し早目です。

    

東海道線の駅名は静岡県人なので多少は馴染みがあるが、あまり電車に乗ったことが無いのも事実。今回乗り降り自由なので「函南」(かんなみ)に降りてみようと思った。全国的にも無名だし、読み方も難しいが、今をときめくサッカー代表の内田選手の地元なのです。

残念な結果だったブラジル大会で唯一評判をあげたとかいう「うっちー」。同じく代表の長谷部キャプテンも静岡の藤枝出身で、こちらは新東名の藤枝SAには長谷部・藤枝東コーナーができているほどなんですけど、、

「函南」という小さな地域から飛び出したイケメンアスリートは、小中ここで過ごし、高校時代この函南から清水まで通っていたはず、、せめて駅に「内田選手の育った町」みたいなものがあると思いきや?何もないね(-_-;)まぁうっちーの性格からしたら「止めてほしい」んだろうけどね。

         

それにしても駅前には何もない、うっちーのママさんも毎日ここに息子を送り迎えしたのかな?と想像するのみ。これからも応援するよ!静岡県人アスリート!

  

ということで20分後の次の熱海行きでひと駅だけ先の熱海まで、、「函南」は新幹線の駅もある「三島」と「熱海」の間だけど結局トンネルの間にある素朴な町でした。熱海からは16:44発「東京行きアクティー」という一般乗車券でも乗れる快速に乗れました。始発は座れるので嬉しい!

    

せっかく横浜で下車したのでどうしても食べたくなった「御座候」をゲットしに高島屋のデパ地下へ、、じぇじぇ?並んでる(@_@;)6人待ちだったので職人さんの手際にほれぼれしながら待ち、好物を携えて帰宅でございます。難を言えば東海道線はほとんどの車両通勤用になっていて旅の気分があまり出ないなぁ。まぁ格安旅なので文句も言えないが、、横浜から飛び乗った横浜線「八王子行き」奇跡的に座れた!家の前で雨がぽつぽつ降り出した、悪運に恵まれた一日。次はどこに行こう?

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青春18切符2014夏「広重・うっちー・御座候」 その3 東海道16番目の宿場町をうろうろ

2014年07月21日 | 青春18切符

2度とは来ないかもしれないのでぶらぶらしてみました。「太鼓祭り」が有名なお寺は檀家の方々が集まって整備中、その隣の蓮の花がきれいなお寺も皆さま清掃活動で昼食中。

小さな川には最初オブジェ?と思った鳥が生きていました(笑)シーチキンで有名な「イナバ缶詰」の工場横も通り抜けてきた。

    

    

ビールの缶などを利用したクラフト店、チリメン工房、今日が夏まつりの様で正午に花火が上がっていました。清水銀行の建物もレトロな感じで素敵です。

    

東海道の16番目の宿場町として歴史があるんだな!と再認識。「桜えび」の次に力を入れているのか「東海道広重美術館」をメインにそれっぽい施設が色々ありました。消防署のシャッターにも浮世絵が、海を見ながら食事したりお土産が買える施設もできています。

    

ところで「由比正雪」って人がいたけど、小説に出てくる人かと思っていたけど実は由比出身の方でした。生家とされる「正雪紺屋」というのが美術館の正面にありました。イメージとしては白髪だけどオカッパみたいなヘアスタイルで何か良からぬことを画策したけど残念だった(-_-;)みたいな、この程度の認識を今回改めて改めさせていただきますm(__)m

    

美術館だけでなく無料で入れる宿場町交流館や公園が一体になって素晴らしい施設です。

      

美術館は入館料510円ですが、浮世絵に興味が無い人でも楽しめるかな?という余計な心配をしておりましたが、版画体験(300円)をしたりできるようです。私は一通り拝見したうえに13時からの学芸員の解説が聞けるギャラリートークにも参加し(無料)、かなり空いていたのでパソコンで見られる映像資料集をみっちり堪能できました。広重の人物像から各作品集についての解説(15-25分)で滞在時間2時間強(笑)

  

あらためてわかったのは広重の東海道53次の版画にも何種類もあって、今回のは「人物東海道」と言われる作品群、ギャラリートークでも「某お茶づけメーカーのおまけでも有名になった」保栄堂版のほかに、今回の展示されていた人物が描かれていてサイズが半分の物、先日の町田版画美術館にあった「行書東海道」や「双筆五十三次」と言われる物のほかにも数種類、広重に興味を持つきっかけになった「江戸百景」のほかにも当分楽しませてもらえそうです。

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青春18切符2014夏「広重・うっちー・御座候」 その2 桜エビが半端ない

2014年07月21日 | 青春18切符

由比駅デビューです。意外に小さいけど海岸線+東名+東海道の景色はプライスレスですかね。広重の浮世絵に描かれている「薩埵(さった)峠」が有名だけど今日は行かない!東名に「さったトンネル」というのがあるが、その辺りの事でしょう。東名からも良く見える「桜えび・しらす」の看板。確かにその通りで駅前のこの通りのオブジェに(@_@;)

    

東海道広重美術館も有名なようで看板が出ております。「あと◎キロ」は歩くしか方法が無い証拠ですね。

     

本当の東海道はこの大通りよりも一本北なのでちょっとだけ歩いてみました。あちこちに上下の道を行き来できる階段があります。右に曲がると漁港があるようなので寄ってみます。バイパスと東名の下をくぐって入り組んだ湾の様な場所が漁港のようです。休日なので船が係留されていました。

    

ここの名物が「桜えびのかき揚げ」「シラス丼」などの様で、沢山の車が止まっていて家族連れなどが食堂にいてびっくりしました。もちろん食べたかったけど丼は一人では無理だし、かき揚げだけ(1枚300円)ってのもなぁ、、ということであまり食べている人のいない「漁師魂」という太刀魚のさつま揚げと200円持ち帰れるので桜エビのドーナツ4個250円を買ってみました。珍しくて美味しい。さつま揚げも揚げたてなのでアツアツです。ここは不定期でどうやら週末だけ営業のようです。

         

そこから美術館までの通りにも橋の欄干のオブジェになっていたり、美術館のインフォメーションにあった吊るし雛風のクラフトも桜えび満開でした。

        

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青春18切符2014夏「広重・うっちー・御座候」 その1 東海道線緊急停車

2014年07月21日 | 青春18切符

「青春18切符」はJRの快速含む普通列車全国乗り放題、5回分(1日1人1枚・期間が7/20-9/10)11,850円で、青春じゃなくても18歳でなくても使えるという優れ物!

元々「時間はあるけどお金が無い」学生さん達用に作られたのかもしれないが、多分今では相当な年齢範囲に広がっているので改名もありか?私もすっかりファンです。

今年の春は佐保姫を巻き込んで水戸に梅見に行き、つきみ野姫様と熱海→初島デビューしました。(複数人でも全行程が同じなら一緒に使える)

でも、一旦購入すると「使いきろう!」という変な頑張り(笑)を起こす性質で(-_-;)今回もどうしようかな?と思いつつ、、行きたい場所がいくつかあったので結局買ってしまった。

「花子とアン」の舞台の甲府→身延山を回って帰ってくるのも良いな。しかしどうも梅雨明け間近の天気が怪しい(-_-;)

そうだ!最近知ったのだけど「東海道広重美術館」というのが由比にあって、沢山の広重の作品も所蔵されていて、ちょうど「東海道ハイウェイ」という企画展もやっているらしい。

「由比」は東名で走った時に最高に素敵!と思う数少ないスポットです。海岸線に一番近くて、そのおかげで台風などの場合には波をかぶることもある(笑)そして下り線だけ通行止めになったりもするけれど、新東名には無い海岸線満喫ポイントです。

が、当然わざわざこの辺りで下りたこともないので面白そう!天気が良くなくても電車と美術館だけなら良かろう。片道2590円の運賃なら十分元は取れる(笑)算段完了!

すずかけ村からは東急田園都市線で長津田まで2駅乗ります。甲府に行かなくても村でもぶどうが生っている(笑)休日のこの時間は空いているのでお出かけには最適です。

  

JRだけなので大人の休日倶楽部同様「長津田駅」の券売機で購入→1回目にスタンプを押してもらいスタートします。最近はバッグに紐でくりつけたパスケースに入れております。

   

長津田から横浜線8:00発「東神奈川行き」で東神奈川まで、京浜東北線「大船行き」で横浜までひと駅です。(8:11「大船行き直通」があったけど来た電車に乗るのがポリシー?)

    

横浜からは東海道線8:41発「熱海行き」で終点まで、そこから「島田行き」に乗り換え予定だったけど、1本早い8:30発「熱海行き」に乗れた!西村京太郎シリーズでもないのになぜ詳しく時間まで書いたかというと、この後小田原駅手前での事件に関係するから(笑)

事件ってほどではないけど小田原駅手前で「急停車します」というアナウンスが流れ、車内の掲示板にも「急停車します」と出る程度だから用意周到なものでしたが、一応停車。

2-3分後には電気も空調も消えた。

アナウンスは「鴨宮駅内の上り線ホームで人身事故があり」とのこと。停電した理由は「緊急停車した場所が、通常停止位置ではないので再開に向けて点検中」ということでした。

ふーん、鴨宮ってさっき停車した駅だから直接問題はなさそうだが、熱海の乗り換えさえできれば20分おき位に東海道線は出てるし問題ない(*^。^*)

という私は別にして車内のマダムグループは「あらっ!乗り換えが間に合わなくなったらどうしましょう!」(この人たちの責任は取るのがめんどくさそう)

「良かったわ1人じゃなくて。グループだから心強い!」(「ペテロの葬列」のハイジャックじゃないんだけど、、

「こっちが悪くないからちょっと待っていてくれないかな」(むっ、無理かも、

「クーラーが効かないと暑くなるわねぇ、今日は雨だって言ってたのになんでこんなにいい天気になるの?」「窓はあそこにもあるから大丈夫ね」(気象庁もやばい(-_-;)

「この窓ってどうやってあけるの?昔のと違って難しいわね」「トイレは「閉」のボタンを押さないと閉まらないのよ、それからカチャンとそうそうそこをカチャンって!」と大はしゃぎ。

当然携帯やスマホを大声で緊急連絡開始されるマダムもおります。

「電車が急に止まっちゃっただにぃ!そう、貴方どうするよ?先に行ってても良いだけど、困ったよぉ」(静岡イントネーション)

マダム達はこの間にも、窓の開閉方法やトイレの開閉とロック方法をマスターされたようです。残念ながら写メは撮れなかったけど(-_-;)結局15分くらいの緊急停車中楽しませていただきました。

結局事故は上り線で無く下り線だったと判明。JRの遅延情報サイトでは10:20再開予定とか。ラッキーにも私の列車は15分遅れで発車して小田原でちょっとだけ時間調整をしたもの熱海には10:07に到着。私にすれば、当初の予定の熱海発「島田行き」10:16に乗れたのです。

    

と、ここでやっと気がついた。もし横浜で一本早いのに乗っていなかったら、実は下りの該当列車だったってことです!ひゃ~悪運強くてまいったなぁ。

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