一度アニメ奥ちゃん夫妻と田植えの時期に(5月末)十和田湖・弘前ドライブで立ち寄ったことがあった「酸ヶ湯温泉」、その時にも残雪があったのに驚きましたが、雪のニュースになると必ず登場する「酸ヶ湯温泉」しかし、今日は雪降っていません(笑)笛や太鼓でお出迎え戴きました。
日帰りの温泉客も多いのでロビーはごった返していましたが、チェックインすると担当の作務衣のスタッフさんが案内をして下さいました。広いので迷子になりそう(-_-;)「3号湯治棟」です。
湯治場を想像していたので部屋には期待していなかったけどリノベーションしたらしくとてもきれいです。
同じ棟の一部がギャラリーになっていて今回は「今田和子」さんの作品が展示されていました「庄内農婦」らしいほっこり感が溢れています。
いつもはじゃらんなどで予約しますが、今回は「国民保養温泉地 酸ヶ湯温泉旅館」から直接予約してみました。常に食事なしプランにするのですが今回は見つからず、それ以外にも「星野リゾート 青森屋」の朝食だけのプランも考えたのですが、やはり1泊だけでロープウェイも寄りたい、となるとアクセスが難しく、送迎などのサービスもあるのでここで正解でした。
暇なのでテレビを視ました。ちょうど大相撲初場所中で、さすがに沢山の力士を輩出している青森県!幕内から序の口まで全員紹介、しかも相手力士の名前はない?けど出身地は書いてある(笑)
そうかぁ幕内の「宝富士関」なんて青森ではヒーローなのね。そしてアミタン(安美錦関)なんか全力で応援しちゃうよね。これが地方に泊まるときの醍醐味です。
二人部屋の一人使いなので入湯税込みで12,570円と私にしたら破格の贅沢(笑)でも日帰りのお風呂だけでも600円~1,000円と思うと何度でも入れるのでお得です。
とはいえ、食事が想像以上に豪華で胃なし人種にはちょっと勿体無かったな(笑)これが夕食。3種類の日本酒飲み比べが人気だったので写真だけ撮りました。女性の方も沢山頼んでいました。
朝食もバイキングでいかにちょっとずつ食べるか悩みました。写メした納豆と温泉卵は結局返却(笑)囲炉裏端で食べるのもいい感じでした。
お風呂は「大浴場ひば千人風呂千」と小浴場「玉の湯」女性風呂に入れますが、千人風呂は基本混浴で午前と午後8-9時に女性専用時間が設けられているのでそこを利用しました。
その前にまず「玉の湯」に入りました。結構遠い場所で廊下は基本的に暖房は無いので冷える。靴下履いて来ればよかった(笑)くらい遠い。館内には宗像志功作品が沢山!お気に入りだったようです。
壁に三浦雄一郎さんの資料がありますが、どうやらその父上(三浦敬三氏)の方がここでは扱いが上(*^^)v 三浦一族のエピソードにもびっくりでした。
ところで、『狩人「長内 佐ヱ門四郎」が鹿をしとめそこない、その手負いの鹿を追って山へ入った。それから3日後に発見したが、傷を負っていたはずの鹿があっという間に岩山を駆け上がり逃げ去ってしまった。その俊敏さをみて不思議に思い、付近を探索したところ温泉が湧いているのを見つけた。その後、その温泉に薬効があることを知り「鹿の湯」と名づけ利用した』という由来があります。とあったけど傷を負っていた鹿は凄い(笑)なぜなら超硫黄がきつくて、「目に入ったら焦らずに流水で流して下さい」と注意書きがあるようにとんでもなくしみるお湯です。チケットフォルダーでちょっとだけ首の後ろ擦れていたのか?そこすらヒリヒリしました。とても長湯は無理です(-_-;)
千人風呂は夜も朝も入ってみましたが、モヤモヤしていてよく見えません。これなら混浴でも良いかな?って位ですが、とにかく広い、打たせ湯も3本ありましたがちょっと「ぬるい」かな?
浴槽は「四分六分」と「熱湯」があって、「母の意見と熱湯ばかりゃぬるいようでも粗末にゃならぬヨ、あとでききます、身にしみる」と「八甲田音頭」で唄われているそうです。四分六分は温もりの持続が熱湯より短く、四分から六分ぐらいの温まり具合になると言われて、その名が付けられたとか。色々趣があります。
翌朝は酸ヶ湯らしく雪が降りだし、八甲田ロープウェイは運航中止だそうです。11月の京都の敵討ちのようなラッキーです(笑)
八甲田というと映画にもなった「八甲田死の行軍」ですが悲しすぎるのでこれはパス(-_-;)と思った翌朝、群馬の草津で爆発があって訓練中の自衛隊員が亡くなったとか、何てことでしょう(-_-;)
翌朝はゆっくりお風呂に入り、朝食バイキングを食べましたがちょっとお湯に中った感じ(-_-;)においが強烈です。で10時にチェックアウトして売店やロビーで時間をつぶしました。
ちょっと雪の中に出て行ったり、ロビーにあった自撮り用三脚で顔出しパネルで遊んだり(笑)100円でリンゴ3個買ってきましたがめっちゃ美味しかった!
私にしたら今日は帰るだけ!なんて超ゆったりスケジュールでした。以前来た時に売店で「硫黄で機械がやられるからクレジットカードは使えない」と聞いていたのですが、今回はフロントではカードが使え、部屋やロビーでも無料Wi-Fiが使えと、外国人も増えたりしており、酸ヶ湯ブランドも時代に遅れていないようです。中国人が圧倒的に増えているとバスの運転手さんが言っておられた。
酸ヶ湯温泉12:30送迎バスに乗って青森駅で下車?実はこの時まで「新青森駅」まで送ってもらえると思っていた(笑)
まぁ普通で1駅4分なので大丈夫でしたが、本来予約した新幹線よりも前のに乗りたかったけど乗り換え時間が少ないのでみどりの窓口に行かないで直接改札入っちゃいました。
自由席のない「はやぶさ」だったので一応車掌さんを探して変更してもらいました。こういうところも自由が効いて好きです。
新青森 14:38発 - 長津田 19:19着 所要時間:4時間41分 料金:17,480円
○新青森 13:52発 はやぶさ22号(指定席)[東京行]3時間12分 17:04着 ○東京 17:16発 JR京浜東北線(普通)[桜木町行]36分 17:52着 ○東神奈川 17:54発 JR横浜線(普通)[八王子行]24分 長津田18:18着 京浜東北線と横浜戦で座れたので奇跡的です!長津田からは別途料金130円ですずかけ村まで帰りました。
混浴の温泉も女性の時間が設けてあっていいですね。
八甲田山で遭難しなくて良かった!ネ。
20年若ければ八甲田でスキーしてみたかったかな?