草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

歌舞伎座1月夜の部

2006年01月13日 | 歌舞伎
坂田藤十郎襲名披露ということでかなり派手な舞台ですが、何ですかね、、あんまり太った女形はいただけませんですね。口上はその分、皆様貫禄たっぷりでしたが、毎度伝統の重みを感じます。
 やはり福助さんが一人勝ちって言うところかな?まぁそうはいっても彼も今回病気のお父様の名代みたいなとこもあったわけですが「島の千歳」での白拍子での舞いはボーッとなるほど美しく、娘姿に代わったらこれまた愛らしく、、
 仙台藩のお家騒動の「伽羅先代萩」での虎之助君のデビューでもあるわけです。みんなこんなに小さいときから毎日の舞台をお勤めして大きくなるんですねぇ。
 今日はやけに外人さんが多かったですが、先代萩の「御殿」の後半から「床下」の舞台の様変わりとねずみさん登場、福助さんの舞、おめでたい最後の橋之助さんと染さんの「関三奴」の奴さんの踊りは楽しかったかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅草寺で大吉そして七之助さんの涙の熱演

2006年01月06日 | 歌舞伎
 楽しみにしていた浅草公会堂での新春浅草歌舞伎に末っ子と出かけました。初詣などしていなかったので、公会堂に行く前にちょっと浅草寺に寄ってみました。そこで引いたおみくじがなんと『大吉』でした。生まれて初めてかも

 若手の中村勘太郎・七之助・獅童・亀鶴・市川亀治郎・男女蔵を中心とした舞台です。通常の歌舞伎座よりも若い方を対象にしているので値段も安め。当日券なら学割もあります。お正月ということでちょっとはりこんで1等席をゲットしました。しかも前から2列目の花道の真横。花道7-3の真横でこれはなかなかいい経験でした。
 お年玉の新年のご挨拶は勘太郎兄さんで、歌舞伎初心者にもわかりやすい解説と『携帯電話はマナーモードにするか、きってくださいね』がよかったです。
 獅童さんの「鳴神」もよかったけど、圧巻は仮名手本忠臣蔵の七之助さんの早野勘平でした。まぁこれは赤穂浪士のお話のサイドストーリーで、この早野勘平というのは頭首の一大事には彼女といちゃいちゃしていて居損ねて、そのあだ討ちには入れてもらおうと金策するも妻は身売りにだされ、そのお金を持ちかえる途中の義理の父親を鉄砲で撃ち殺したと勘違いして、(本当は盗賊に襲われて、その盗賊を撃ち殺していたというもので、義父のあだ討ちをしていたことが判明)死ぬ間際に潔白が証明されて殿様のあだ討ち参加の血判状だけを残して死んでしまうという本当に運のない男のお話なんですけど。七之助さん昼の部は勘平に扮して夜の部は勘太郎さんが勘平をするというもの本当は七之助さんの『おかる』を娘に見せたかったナとは思っていたのですが、いやいや昼でよかった。七之助さん勘平になりきって涙と汗と鼻水で大熱演。私はまた別の日に夜の部来ますしね。
 先日DVDでお父さんの勘三郎さんの勘平・玉三郎さんのおかるを見たばかりだけど、負けていないよ。貧しい若侍という設定からすればむしろビジュアル的にはよかったな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます

2006年01月05日 | 日記
久しぶりにブログあけたらジャンルというのが必須となって『何だこりゃ?』と言うことでかなり久しぶりに書き込んでいます。どう反映するのか見てみよう。っと
ありゃ?とくに変わりはないのね。検索するのに役に立つのかもしれないな。
昨年残り3ヶ月に日記を書いてみたけど母が入院するあたりからもうだめになってしまった。暇もてあましすぎてもかけないし、昔仲良しと交換日記していたけどあのころはやたらに書いたなぁ。日記にあるべき何をやったとかいうのは一つも出ないんだけど、、久美ちゃん元気かな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こいつぁ春から縁起がいいのか悪いのか  

2006年01月01日 | 日記
 去年の11月初めに珍しく早めに『おせち料理』のことを考えて、タウン誌に載っていた「小樽恋の祝い膳」というのを注文してみた。27000円とは高額だったが、おいしい海の幸3段重にカニが2杯、握りすしが冷凍で配達されるというハイテクナシステムが魅力で清水の舞台から飛び降りた気持ちで、、
 12月のはじめにその料理の写真を載せた立派なカタログが届き、ちょっとびっくり。「こんなの作らないでももっと安くしてくれたほうがいいけど、、」というのが本心。
 31日までには配送になる予定だったが来なくて、???と思っていたらメールが入った。

 ご注文いただきました「小樽恋の祝い膳」が誠に申し訳ないことに一部のお客さまに遅れやお届けができないこととなりました。社員全員24時間体制で必死に製造してまいりましたが能力以上の受注量、大雪の影響等々によって、お正月に間に合わせることが出来ませんでした。
めでたい宴に間に合わせることが出来ない責任は私にあります。お詫びをしても許されることではありませんが、哀心より深くお詫び申し上げます。

商品が遅れて届きましたお客さまに関しましては、御代は不要でございます。

というもの。複雑な気持ちだったが元旦の朝配達されたものを無料で受け取った。確かに約束違反だから当然だけど、この罪悪感は何だろう?『向こうも悪意があったのではないしだし払ったほうがいいのかな?』いやいや他のお節の用意もしたし、今届いたからと言ってコチコチに冷凍されていてすぐ間に合うものでもないし、実際我が家は弟一家が元日には帰ってしまうので31日からおせち料理で正月気分。
 こんな幕開けの2006年。サービス業の難しさ?ちょっとラッキー?複雑な気分でした。
 今日も都心の道路はスイスイで娘2人と姪っ子でお台場に福袋探しに行きました。東京ジョイポリスの駐車場から35分で帰宅という新記録。かえって普通の日に都心を車で走りたくない!!と言う気持ちが倍増。これもよかったのか悪かったのか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする