草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

今月も東二列で観覧吉例顔見せ大歌舞伎

2007年11月09日 | 日記
昔歌舞伎の一年は11月から始まったとの事で顔見せか。
久しぶりに演目が4つでてんこ盛りだ!

初めは「種蒔三番曳」(たねまきさんばそう)天下泰平や護国豊穣を祈って舞う能の世界では翁と呼ばれる幕開けの舞踊でゆったりと美しく舞われ、音楽も格調高い。見ていて幸せになる演目。

二話目は「傾城反魂香」(けいせいはんごんこう)
タイトルの意味がよくわからないが歌舞伎では長い作品がいくつかチャプターに分かれていて、副題がついていてこれは「土佐将監閑居の場」だ。
昔は庶民の憧れは名字待刀だったのか?
又平というドモリの絵描きが、女房共々名字を貰いに師匠にお願いに上がったが、断られて切腹を覚悟、その前に渾身の力を込めて手水鉢に描いた絵が石を貫いて手水鉢の裏側に抜けるという奇跡が起きて、師匠に認められるというお話だが、今の技術は凄くて手水鉢の裏側にじわじわと絵が浮き出てくる。昔はどうやっていたのかな?
まぁめでたしめでたしとなって武士の正装に着替えるところを全部見せてくれるのも楽しい。

三話目は「素襖落」(すおうおとし)でこれは狂言からきている。
幸四郎さんの太郎冠者がお使いに行った先のお姫様に気に入られ、お酒をたらふく呑んで、那須の与一の扇を射る下りを舞って見せたところ、大変誉められて素襖を頂いたが、嬉しくて持ち帰ったものの、ヘベレケに酔っていたので殿様に見つかってしまった。という筋だが、そんなのどうでもいいか(笑) 最後の「御所の五郎藏」(ごしょのごろぞう)は、それこそ筋なんてどうでもいいか(笑)の様式美の世界。仁左衛門さんの為にあるような演目で、ただただうっとり。
東二列で残念だったのは五郎藏は右の臨時の花道から登場だった事。 とは言え東二列はかなり気に入った。
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東京モーターショーと船橋ららぽーと

2007年11月08日 | 日記
生まれて初めてモーターショーなるものに来た。女性より男性が多いイベントは初めてかな?
まだ平日だからきっとましだと思うが大変な込み方にびっくり!韓国台湾中国人も目につく。
トヨタのノアにしかも同じ色に三回も乗り換える我が家にはあまり興奮のないイベントだと分かった。
さっさと帰途についだがせっかくだからと船橋ららぽーとに寄ってみた。古い施設と侮っていたが中々の充実ぶりにヨモーギン娘が言った。「初めからここがよかった」
やや同感(笑)

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生カーリーはお疲れか?ちょっとやつれぎみ

2007年11月03日 | 日記
目黒雅敘園で開催されている假矢崎省吾さんの展覧会にいきました。

以前ヨモーギン娘がまだ小学生の頃に「千と千尋の神隠し」の舞台になったという百段階段と古い料亭を見学したことがあったがその部屋にカーリー流の生け花をしてあった。

というより本日は雅叙園で同じく「着物博」とかいうのもあるためか和服の女性を含めて満員御礼。

10時半に入場したので辛くもスムーズに行ったが11時半ころにはいったん入場制限をしていた。

カーリーの書籍やカレンダーや絵ハガキを買うとサインをしてもらえるという特典があって、そこにご本人がいらした。

最初に見た時には眼鏡も外していて第一印象は「やつれてる?」多忙でちょっとお疲れなのかもしれない。

それはともかく作風というのはその部屋の絵や雰囲気をいかした、一言でいうと大胆な趣向。

でもある部屋はかわいらしく、ある部屋はカボチャや柿の色を生かしたり、協賛のワタベウェディングのうちかけをバックに、あるときは賑やかにある部屋はシックにと作られている。

バラエティーで本人しか見なくてあまり作品にはお目にかかっていたないが花器もオリジナルなものでこれだけの作品をプロデュースするのはかなり集中力がいるんだろうなと思った。

少し早めに見てきた私は雅叙園の歴史のパネルを興味深く読みながらお連れを待っていたがその間にカーリーがなんだか用事があったようでうろうろしておられたが、やはりテレビは膨張して見えるのか思ったよりかなり小柄で細い方だ。

、、ただ、IKKOさんにしてもカーリーさんにしても素晴らしい方だとは思うがああいったメンバーのテレビ番組がゴールデンをとれる今って、、ヨモーギン娘は大好きでよく見ているが、私はもしうちの息子が、、と思うと反感があってあえて見たくはない。

目黒雅叙園は一時会社更生法かなんかで心配されたが日本の結婚式場の先駆者としてこれからもぜひ残ってほしい。
百段階段はじめこれらの貴重な部屋がいつまでも保護されてたくさんの人が見る機会があったらいいと思う。

先週この話をさくらんぼ姫ちゃんにしたところ、早速先週の日曜日に行ったらしく「こんな場所があるなんて知らなかった」といたく感激していた。先週は正解かも、明日はもっと込み合うのかもしれないですね。

お出かけの方は時間をずらしていかれたほうがいいでしょう。本当は3000円のブッフェをみんなで食べようと思ったのですけど11時半過ぎに行ったら「3時過ぎになります」といわれました。

予約できるのならした方がいいですが、思った通りの時間に出てこられるかもわかりませんのでこれも難しいかな?

結局私たちは駅に向かう登り坂の途中から左に行ったところのレストランに行きました。ここも2000円でリッチなランチが楽しめましたが、1時あkら予約の和服のおばさま軍団が15分も前から集合されたのでお茶もそこそこに追い出されてしまいました。
まぁお料理美味しかったので仕方ないですが、、ちょっと残念でした。




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学生王座全国大会の応援でまさかの寝台列車デビュー

2007年11月02日 | 日記
母校のテニス部が学生王座という団体戦の全国大会に出る事になり、私よりも5期上の伝説の先輩とヤジキタ旅行をする事になった。
ムーンライトながらという電車を予約して東京を夜の23時10分に出る予定で待ち合わせた。

10番線という東京駅のはずれのホームに着くと23時00分と一足先に出る大阪行きの銀河が停車中。
そこに先輩から電話。「銀河で行くから乗って」え~!乗ってって言ってもこちらはホントの寝台列車なので新幹線よりも高い位なんですけどぉ(^_^;)

「私のおごりだから、最近ちょっと疲れ気味で、それに昔東京から田舎の秋田に帰る時はいつも寝台乗っていたから懐かしくて」

という事で生まれて初めて寝台列車というものに乗ってみました。
誰が乗るの?という疑問も沸く時間と値段設定だけあって、案の定車両貸し切り状態。

シーツを座席位の幅のベッドに広げ、掛布団をかけます。ワクワクo(^-^)o浴衣もついています。

カーテンをグルッと閉めてお休みなさい。

ガタンゴトンと揺れますが、背中がマッサージ状態で気持ち良いよ。
とは言え岐阜到着は五時という事で寝過ごさないか心配でほぼ一時間おきにめがさめる。
4時40分にアラームをかけたが車掌さんが4時半過ぎに声を掛けに来てくれた。

いやぁ近い内になくなるかも知れない寝台列車にまさか乗れるとは感激しました。

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