とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
自分のカラダを上手に効率的に使って、快適ランニング!

足の機能を妨げない靴ひもの締め方

2018-10-12 | シューズ

シューズの靴ひもの締め方は以前にもこのブログにも書きました。

「自分の足に合わせた靴ひもの締め方」

最近はもう少し簡略化したやり方で靴ひもを締めています。

シューズの靴ひもはただきつく結べばいいものではありません。

シューズの中で足の機能を妨げないようにしなければなりません。

●足指が伸ばせる

 

●足指が曲げられる(グーが出来る)

 

●足首が伸びる、足指の付け根から曲げられる

 

これらの足の機能的な動きをシューズの中でも妨げることなく、また緩すぎることもなく、しっかりと結んでいかなければなりません。

 

<足の機能を妨げない靴ひもの締め方>

①靴ひもを通してひもの長さを合わせたら、全ての穴のひもを全部緩めます。

②シューズを履いた中で足をグーにします。

③足をグーにしたまま、靴ひもを全部締めていきます。

③そのまま最後まで締めていきます。

靴ひもをしっかりと締めた中でも足でグーがつくれる!

この状態で結ぶことによって、自分の足の甲の高さに合った状態で、足指が伸びる、曲がる、足首が伸びる、足指の付け根から曲げられるといった足の機能を妨げることなく走ることが出来ます。

そしてシューズを脱ぐときにはそのまま脱ぐのではなく、靴ひもをほどいて、手前の穴のひもを1つか2つは緩めてから脱ぎましょう!

そうすれば次回からは全部の穴を緩めなくても足でグーをつくった状態で緩めた分の穴だけ締めていけばOKです。

 

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徳島の整体院 くすコンディショニング
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初動負荷理論「ビモロ」のシューズを購入

2018-01-25 | シューズ

今、ナイキの厚底シューズ「ズームヴェイパーフライ4%」が凄い話題となっています。

ナイキの販売戦略なのか人気があっても現在品薄で手に入らない状態。僕の周りではネットオークションで6万円以上も出して購入したツワモノの方もおります。

そんな中、レース用シューズとしてあのイチロー選手が愛用するスパイクの無名メーカー「ビモロ」のマラソンシューズを購入。

ビモロは初動負荷理論を提唱する小山裕史氏がプロデュースするシューズで、多くの故障の原因とされる足首の内折れを防ぎ、筋腱複合体のバネ要素を高度に引き出す,第4指からのフラットな着地の実現をするための設計となっています。

「ビモロ」とは初動負荷理論(Beginning Movement Load Theory)の略です。

初動負荷理論とは、

『反射の起こるポジションへの身体変化及び、それに伴う重心位置変化等を利用し、主働筋の「弛緩―伸張―短縮」の一連動作を促進させると共に、その拮抗筋ならびに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動』です。

もう少し簡単にいうと、動作開始時に筋肉が緩み、緩んだ筋肉が続いておこなわれる適切な負荷のかかる運動の反復によって、緊張することなく連動した動きができる、という理論です。

自分としてはアーチを無理やりにつくっていないフラットな構造で、アウトサイドからフラットな着地を促進して、母指球を使いすぎずにオーバープロネーションを防止するソールになっているのが購入の決め手となりました。

しかも170gと軽量です。

 

徳島県内ではビモロのシューズは藍住のシューズショップタケダさんが唯一取扱っています。

サイズが若干大きすぎた感じだったので、ソールの中に下記のようなものをつめてもらって微調整してもらいました。

ランナーにとっては自分の足にあったシューズを調整してくれるお抱えのシューズショップを持つことはとても大切なことです。

 

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自分の足に合わせた靴ひもの締め方

2016-03-09 | シューズ

*カラダのケアのカテゴリーで以前掲載しましたが、シューズのカテゴリーでも再掲載します。

靴ひものきつ過ぎる締め方が、足の甲の痛みの原因の一つになっている場合もあります。

足のサイズ(大きさ)もそうですが、幅や甲の高さなど、足の形自体も人それぞれです。

そして最近のマラソンシューズは買ったときから既にひもが通されていることが多く、そのほとんどがきつい状態でひもが通されてあります。

自分の足の形に合ったように靴ひもを締めていくこと、これが大切です。

1.まずは靴ひも全部の穴をユルユルに緩めていきます。



2.次に、カカトを浮かした状態で半分まで、靴ひもを締めていきます。



3.残りの半分からはカカトをしっかりつけて、靴ひもを締めていきます。



こうすることで、靴の中で足指の伸展、屈曲が自由におこなえる自分の足の形にあった締め方に調整することが出来ます。

追伸:
靴ひもの穴の通し方は、上から下に通していき、最後の穴だけは下から上に通します。
そして交差するひもは内から外に通す側が「上」となるように通していきます。




こうすることで、足の骨全体の結束がしっかりと締った状態に保てるようになります。

逆に交差するひもを外から内に通す側が「上」となって通すと、足の骨全体の結束が緩み、土踏まずのアーチが下がりやすくなるので注意してください。


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シューズのかかと補修材

2012-02-09 | シューズ
シューズのかかと補修材 「かかとタフ」。

初めて使ってみましたがなかなかいい感じです。





シューズ補修材「かかとタフ」


かかと外側のシューズの補修が非常に簡単に出来ます。

つけて走っても違和感はまったく感じません。
しかもしっかりとくっついています。

2足分の補修材と専用接着剤が送料込みで
1575円と値段も手ごろ。

4㎜と6㎜の2種類のタイプがあります。
より違和感が少ない方がいいかと4㎜タイプにしました。

かかとがすり減ったシューズはしっかりと走り込んだ証です。

しかしそのまま履き続けると、足首が内側へと捻じれていきます。
この足首の捻じれが足裏や足の甲などの痛みの原因になります。
(足底筋膜炎、腓骨筋腱炎など)

また足首が捻じれたままの状態でカラダが安定してしまうと、
今度は新しいシューズを履いた時に違和感を感じて
故障へとつながる場合もあります。

シューズの使用限度の見極めは非常に大切です。

「かかとタフ」、
これを使えば愛用のシューズが長持ちして経済的です。


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シューズ選び・揃え方

2009-09-25 | シューズ
走る人にとって一番大切な道具、
そして一番お金をかけるのがシューズです。

まったくの初心者の方でも、まずはランニング専用の
シューズを買ってから走り始めます。
これは足の故障を防止する上でも大切です。

またわざわざ専用のシューズを買って履くことで
気持ちも盛り上がりますし、三日坊主になる事も防げます。

ランニングのシューズには大きく分けて3つの種類があります。

1.ジョギング用シューズ
  (LSDトレーニング用)

2.トレーニング兼レース用シューズ
  (スピードトレーニング用)

3.レース用シューズ
  (マラソンシューズ)

ジョギング用シューズはソールが厚く、クッション性があります。
また足をしっかりとサポートしてくれる安定感のあるつくりになっています。
その分レース用シューズに比べると重量感があります。
それでも普通のスニーカーと比べれば相当軽いはずです。

レース用シューズになると、クッション性よりも反発力が重要視されます。
またジョギング用よりもかなり軽量化されてきます。
もうびっくりするくらいの軽さになっています。
ただその分耐久性は弱くなってきます。

トレーニング兼レース用シューズは、ジョギング用シューズと
レース用シューズの中間になります。

初心者の方はまずはジョギング用シューズから
買い揃えていきます。
クッション性、安定感を重要視します。

出来ればシューズは2足揃えて、交互に履くようにしていきます。
シューズは消耗品です。一足のシューズだけで走り続けるよりも、
休ませながら交互に履いていく方が消耗度が少なくなり、
結局はその方が経済的です。

まずは同じタイプのジョギングシューズで、
違う種類、違うメーカーの2足を揃えて、
自分の足にあったシューズを見つけていきます。

練習用として2足のシューズで走り、本番のレース用として
この2足のうちのお気に入りをまた新たに購入します。

そして3回位練習時に履いて慣らしてから、
本番のレースで履きます。
このシューズはレース専用シューズとして
普段の練習時には履かないようにします。

このように練習用シューズ2足、レース専用シューズ1足と
3足を揃えていくのが理想的です。

目標がただの完走からタイムを意識するようになってきたら、
練習用の1足をトレーニング兼レース用シューズに替えていきます。

ゆっくり長く走る練習時にはジョギング用シューズ。
スピード練習、ペース走の時にはトレーニング兼レース用シューズ。
このようにして使いわけていきます。

そしてレースにはトレーニング兼レース用シューズを履きます。
練習時よりもグレードの高い物、値段の高い物にして、
レース専用のシューズにします。

ちなみにレース用シューズ、マラソンシューズとして売られている
タイプは、かなりの上級者、競技者用レベルの物になっています。
1キロを3分台のペース、フルマラソンを2時間台で走れるように
なってから考えるようにしていきます。

シューズの使用限度の目安としては、
カカトの外側の部分の溝や凹凸が擦れてなくなってきたら
もうそれは取替えのサインになります。

そのまま磨り減ったシューズを履き続けると、
カカトや足首が内側にねじれてきて、故障の原因にもなります。
クッション性もなくなってきているので、
早めに新しいシューズに履き替えるようにしてください。


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