とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
自分のカラダを上手に効率的に使って、快適ランニング!

2018 四万十川ウルトラマラソン 60k・感走報告

2018-10-27 | ウルトラマラソン

四万十川ウルトラマラソンに3年振りに参加して来ました。

100kの部には過去6回完走。今回は初の60kの部に参加。

3年前に100キロを9時間30分のベスト記録で走った時の60キロの通過が5時間06分。

60kのコースは100kのコースのように峠越えがないので、4時間40分位(キロ4:40ペース)では走れるかと当初は思っていましたが、9月初めに左足を故障してからはまったくスピードが出ません。

レース3日前の恒例の5k走では21分32秒。

このタイムだとフルマラソンならば3時間15分の仕上がり。(キロ4:37ペース)

60Kだとキロ5分を切るペースで最後まで走り切っての5時間切りが微妙なところの仕上がりでした。

レース前日に高知市内入り。

宿泊先のホテルオーナーおススメの「鉄板ダイニング ミヤタヤ」で付き添いの妻と一緒に美味しいものを堪能。

牡蠣玉子ステーキ、和牛のステーキ、塩焼きそば、みやもんじゃとどれも絶品でした!

これからはひろめ市場よりもミヤタヤです‼

レース当日の朝は6時過ぎにホテルを出発してスタート会場のこいのぼり公園へ。

受付を済ませて車の中でスタートまで待機しようとしたが天気が良すぎて車の中が暑い!外で待機することに。

今日はかなり暑くなりそうだと覚悟する。

ほのぼのとした雰囲気の開会式から10時にスタート。

100kに比べてエントリー人数が少いのでスムーズに走り出せる。

キロ4:50ペースを基本に決して4:45より速いペースにならないように気をつけて走る。

5時半スタートの100kのランナー達としばらくして合流。

みなさん既に汗だくで疲労感もありあり、なんだかこちらはまだ元気で申し訳なくなる。

10キロを過ぎたあたりからは60kの部のランナー達とはほとんど並走することなく単独走。

前に見える100kの部のランナー達をひたすらとらえては追い抜いていく。

知り合いのランナーさんに追いついた時にはお互いに励まし合う。

応援に来てくれていたクライアントさんからの写真。

給水のコーラがめちゃくちゃ冷えていて美味しかったです!ありがとうございました。

30キロを過ぎたあたりではスタート10キロ付近で追い抜かれた60kの部のランナー数人に追いつき抜き返す。

ここまではすこぶる順調。

20キロ:1時間37分28秒(LAP 1時間37分25秒 キロ4:52)

40キロ:3時間15分01秒(LAP 1時間37分33秒 キロ4:53)

キロ4:52~53のイーブンペースでここまで上手く走れた。

42キロの通過は3時間25分台。60キロの5時間切りに対して5分の貯金。

しかし40キロに近づいたあたりから徐々に疲労感が増して来ていた。

やはり長距離走はラスト3割からがきつくなる!

5000m走ならラストの1500m。ハーフマラソンなら15キロ過ぎてからで、フルマラソンなら30キロ過ぎ。ウルトラの100キロなら70キロを過ぎてから。

今回の60Kはラスト3割を超えた43キロ以降から一度もキロ5分を切れなくなってしまった(涙)

それでも脚が前に出なくなって来てからはピッチを刻むことを意識して走る。

きつくなって来ても夏場にヘロヘロになって走った大坂峠ランよりは全然まし!

向かい風が吹いてきたら「風が気持ちいい~」

日差しがきつくて暑さを感じたら「空が青くて気持ちいい~」

自分の脳をだましながら走り続けました。

ゴール:5時間01分53秒

惜しくも5時間切りならず(涙)

密かに狙っていた年代別の3位以内は4位となり賞品ゲットならず。
(他の年代別ならばほぼ3位以内に入れましたが、ここの年代は層が厚かった!)

その代わりに総合順位が13位と意外といい順位でビックリでした。

ラストの20キロのラップが1時間46分52秒(キロ5:20)

ラスト3割からが粘り切れませんでした。

そして完走メダルと一緒に足の親指にこんなんいただきました〜(笑)

また来年、60Kの部にチャレンジしてタイムを狙いたいと思います。

ありがとうございました。

 

「最小のエネルギーで、最大の運動を生み出すカラダを創る!」
徳島の整体院 くすコンディショニング
http://www.kusu-con.com/

TEL 088-672-1648
受付:10時~20時・不定休


2015 四万十川ウルトラマラソン・感走報告

2015-10-24 | ウルトラマラソン

10/18は5年ぶりに、四万十川ウルトラマラソン100キロを走って来ました。

前日は受付会場の安並運動公園にて車中泊。

ダメ人間なので、レース前日でもこんな感じです。

深夜2時半には起きて準備を始める。

5年前に走ったときに10時間切りは達成しているので、今回の目標は思い切って9時間切り。

その前提として、
・フルマラソンの通過は3時間半切り(サブ3.5)
・70キロの通過を6時間以内で
・残りの30キロをキロ6分を切るペースで走れば9時間切り達成!
という想定です。

早朝5時半スタート。

自分の持っていいるGPSの腕時計はバッテリーが8時間しかもたないので、手動の腕時計でラップを刻みながら走る。
そのラップも50ラップしか保存できないので、2キロごとにラップをとって走ることにする。

 2キロ 10:09
 4キロ 9:46
 6キロ 8:57
 8キロ 9:29
10キロ 9:25
12キロ 10:19
14キロ 9:53
16キロ 9:33
18キロ 11:55
20キロ 12:02 (1:41:33 AVG 5:05)

スタート直後はやや肌寒い感じ。まずは前半20キロ過ぎの峠越えを目指して、気持ちのよいペースで走る。

22キロ 11:49
24キロ 9:37
26キロ 9:24
28キロ 9:28
30キロ 8:52
32キロ 9:31
34キロ 8:15
36キロ 9:30
38キロ 9:35
40キロ 9:15(1:35:46 AVG 4:47) 3:17:19

20キロ過ぎてからの峠の頂上が待ち遠しかった。下り坂に入ってからは少し抑え気味に、それでいて気持ちよく走る。
32キロ辺りからは8人位の集団にとなり、さらにいい感じで走る。
「この集団のままどこまでも走っていけそう~」とたぶんみんながそう思ってゾーンに入ってしまい(笑)、気づいたらサブ3のペース以上にまで上がってしまう。さすがにこれではまずいと思いこの集団から離れる。

42キロ 10:33
44キロ 11:43
46キロ 9:44
48キロ 10:06
50キロ 10:34
52キロ 10:00
54キロ 11:12
56キロ 12:37
58キロ 11:13
60キロ 10:53(1:48:42 AVG 5:26) 5:06:01

フルマラソンの通過は3時間28分。まずは第一の設定はクリア。
50キロを過ぎての半家沈下橋のあたりから暑さと疲労感をぐっと感じるようになる。
55キロ過ぎの小さな山越えをしたあたりから前後のランナーの感覚がぐっと開くようになり、ほとんど一人旅状態となる。

62キロ 14:00
64キロ 12:04
66キロ 11:30
68キロ 11:14
70キロ 11:57 
72キロ 13:53
74キロ 14:48
76キロ 12:44
78キロ 12:02
80キロ 12:57(2:07:14 AVG 6:21) 7:13:15

61.5キロのレストステーション、カヌー館では味噌汁をもらう。暑さからかおにぎりやパンなどの食べ物は受けつけない。
カヌー館を過ぎてから左ふくらはぎの痛みがひどくなり、ガードレールに腰を掛けて自分自身で施術する。(ふくらはぎの肉離れ・ケアの方法:参照
左足の親指を使いすぎているようなので、中指とカカトからの押し出しを意識して走るようにする。
70キロの通過は6時間06分。設定より6分のオーバー。
70キロを過ぎてからは歩きが入るようになってしまう。

82キロ 13:04
84キロ 14:57
86キロ
88キロ 30:04
90キロ 13:09
92キロ 12:27
94キロ 14:08
96キロ 15:29
98キロ 12:08

歩きが入るようになってからは2.5キロごとの給水所が待ち遠しくてしょうがなくなる。
暑さから給水所では常に頭から水をかぶり、コーラ、スポーツドリンク、水の3つをもらう。
食べ物は相変わらずあまり受けつけず、なんとかバナナだけは口にする。
9時間切りの目標はもうあきらめつつ、自己ベストの更新だけはしたいと思いながら走る。
しかし85キロを過ぎたあたりからは「もう全部歩いてゴールしよう!」と思うくらいにへばる。
でもずっと歩くのもしんどいので、歩いたり走ったりを繰り返す。
走りだすとそこそこのペースではなんとか走れたりする。

ゴール手前の坂道をのぼりきったところで時計は9時間26分。なんとか9時間30分は切れるかと思いラストスパート。でも意外とここからが長かった。

100キロ 12:04(2:17:06 AVG 6:51) 9:30:21

ゴールタイム:9時間30分21秒

9時間30分切りならず~それでも5年前の記録は27分更新!

45歳~49歳の年代別では9位に入りました。
でも次の上の年代50歳~54歳の中だとしたら10位と順位が下がります。どんだけ強者のおっさんランナーたちが多いのやら・・・。

ひさしぶりの100キロはやはり長かったです。そして疲れ果てました。ゴール後は足がガクガクで生まれたての子鹿のようになりました(笑)。

9時間切りは全然ダメでしたが、なんとか自己ベストの更新は出来ました~

ありがとうございました~m(__)m

 

追伸:
100キロを自走した後は早く家に帰ろうと260キロの車の運転。しかし高速道路でやっと徳島に入ったところの池田でまさかの通行止め。そこからは下道で帰って来ました。なんでもラーメン屋台の軽トラが自損で横転して、ラードやラー油が路面に散乱して通行止めになったとか。まったく迷惑な話です~という落ちつきです(笑)

 

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二軸でスタスタ走る

2012-07-21 | ウルトラマラソン

先月走った飛騨高山ウルトラマラソンで
意識した走り方についての覚書。

・二軸を意識する
・小股でスタスタ
・腕振りは少し脇をあけて振る
・足首は固定
・内くるぶしを中心に体重移動

こんなところです。

・二軸を意識する

両足のつま先から2本の線が出ているイメージで、
その線の上を走っていく二軸走法を意識して走ります。
ランニングの本によっては「一本の線の上を走る」などと
書かれたりしていますが、二本の線を意識して二軸で走る方が
カラダのブレや余計な捩りが生じることなく省エネで走れます。

・小股でスタスタ

普段の走りより少し小股で走ります。
その方がさらに二軸を意識した走りがしやすくなります。

・腕振りは少し脇をあけて振る

腕振りは脇をしめるより少しあけて振るように走ります。
これもカラダのブレや余計な捻じりがなくなります。

・足首は固定

足首は捻挫した時にテーピングで固定されているような
イメージで走ります。
足首をそらせたり、蹴ったりするような余計な動きを
出来るだけ省くようにして走ります。

・内くるぶしを中心に体重移動

走るイメージから「蹴る、跳ぶ」というのを捨てて、
自分の体重移動で走るイメージに変えていきます。
その場合、
「踏み出した足の内くるぶしにオヘソをのっけていく」
とイメージすると、
上手く自分の体重を使って移動して走れると思います。

こんな感じで自分なりに意識した省エネ走法で走りました。

最後に、
つま先着地か、かかと着地かはあまりこだわらないで走ります。
足の中心はあくまでも内くるぶしの下の土踏まずのところ。
ここを中心にすることだけを意識して走ります。
つま先着地か、かかと着地はかは自然にまかせて、
自分の走りやすい走り方で走ります。

市民ランナーや学生アスリートから当院が選ばれる理由とは?

 

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第一回飛騨高山ウルトラマラソン・感走報告

2012-06-13 | ウルトラマラソン
レース前日、
まずは車で440キロの距離を
休みながら約7時間かけて走る。

これだけでも結構疲れました。

受付を済ませると、
レース説明会が調度始まるということで
せっかくなので聴きに行く。



登る標高の累計が約2700m、
平地がほとんどない超過酷なコース。
しかも高低図の三角の角度がどれもきつ過ぎです。



コース説明では写真を映し出して、

「箱根駅伝の山登り、山下りのような坂」
「プールのウォータースライダーのような坂」

などと例えて、

「恐らく日本一過酷なウルトラマラソンのコースです」

とコース設計者が自慢げに話されてました。

そしてこんなチラシも渡されました。



レース前日にあらためてコースの過酷さを認識し、
完全にビビッてしまう。

でも今さらもう仕方がないので、
高山ラーメンと餃子で夕食を済ませ、
ホテルに帰ってビール3本と酎ハイ1本を飲んで
9時過ぎには就寝。

そして2時半起床(早っ!)。

参加人数は1000人規模の大会なので、
混雑はなくストレスフリー。

天候は曇りで少し肌寒い。



朝5時に高山市役所をスタート。

街中を走り、しばらくすると
コースの名所、趣のある古い町並みを通り抜ける。



そしてここから40キロ手前の飛騨高山スキー場まで、
ひたすら上って走っていく。

05k 27:18

10k 25:48 (53分06秒)

キロ表示は5キロごと。
設定ペースは適当に気持ちのいいジョグペースで走ることにする。

走り方は二軸を意識して走る。
脇を少し開きぎみで腕を振り、カラダを捻じらないように
小股でスタスタと走るイメージです。

15k 29:59

美女高原のエイドではトマトジュースを飲む。
美味い!(2杯飲んだ)

20k 27:40 (1時間50分46秒)

いつの間にか霧雨の雨が降る。
上り坂をハアハアゼイゼイ言いながら走っているので、
おかげで呼吸は幾分楽に感じる。

25k 26:23

30k 35:06 (2時間52分15秒)

急斜面の坂では先も長いので躊躇なく歩くことにする。

Run&Walk

歩く時は手でヒザを押しながら、
または腕を前に振り出すようにして歩いていく。

35k 31:07

最高地点の飛騨高山スキー場に着く頃には
雨が本降りになる。

雨で濡れたカラダが寒い。

40k 33:56 (3時間57分20秒)

やっと上り坂から下り坂に変わるも、
坂の傾斜がきつ過ぎる。

こんな感じ。



カラダへの衝撃に堪えながらが走っていく。

そうしていると陽気な外国人が、

「クダリザカハアシニクルノデ、ワタシハコウヤッテハシリマ~ス」

と言いながら器用に後ろ向きで走りながら抜き去っていった。

凄い!

マネして走ってみようと思ったが、
慣れないことをしてこけても嫌なのでやめておく。

フルマラソンの距離は4時間11分台で通過。

45k 27:47

この辺りで前のランナーが指差す方を見ると、
道路脇の林にニホンカモシカの姿を発見。
生で見るのは初めて!
標高の高さを感じる。

50k 31:32 (4時間56分41秒)

半分を通過して既にカラダに相当なダメージを感じる。
完走が不安になる。

55k 40:00

54kのエイドでは焼きそば2皿をいただく。

60k 30:16 (6時間06分59秒)

60k手前からまたジワジワと上り坂が始まる。

65k 37:42

この辺りからの上り坂は急斜面になり、ほとんど歩いて上る。
前や後ろを見ると他のランナーも全員が歩いている。

こんなマラソンレースの光景を見るのは初めて。
あまりのきつさに顔を見合わせてはお互いもう笑うしかない。

70k 42:23 (7時間27分04秒)

下り坂に変わるもまたしても急斜面。
衝撃がカラダ全体に響く。

脚だけでなく腹筋や腕の筋肉までもが激しい筋肉痛を感じる。

75k 31:54

80k 31:52 (8時間30分51秒)

ここでコース沿いにあるコンビニに立ち寄る。
そしてこいつで給水。



ちょこっと復活!

85k 35:41

ここから最後の難所、千光寺に登る急勾配な上り坂。

歩いて上るにも顔が苦痛にゆがむ。
これはもう修行です。

最後の境内に続く石段、ここもコース。



せっかくなので参拝もさせてもらう。

そして急な下り坂がまた苦痛となる。

90k 52:06 (9時間58分38秒)

タイム的に10時間台が微妙なところ。

95k 34:14

後27分、無理か・・・。

そうとはわかっても最後のあがきでペースアップ。
もうとにかく早く走り終えたい!

そして、

100k 28:16 (11時間01分09秒) ゴール!



(太ももが美味しそうなお肉のよう:妻談)

高山市長が握手でゴールを出迎えてくれる。

「来年もまた来てよ!」と言われるが、
ハイとは答えられなかった(笑)

コースがきつ過ぎです。

10時間台はオーバーするも、
最後をキロ5分台にペースアップして走れたことには満足。



いや~、本当にきっついきっついレースでした。

それでも素晴らしい大会でした。

大会スタッフ、応援の人々はとてもやさしく温かかったです。
そしてコース上の風景、景色もとても素晴らしかったです

しかし、

坂の傾斜は容赦なく全然やさしくなかったです(笑)

でも挑戦のしがいのあるコースです。
一度はぜひチャレンジしてほしい大会です。

レース後は飛騨牛と生ビールでエネルギーを補給。



しかし疲れすぎて、あんまり食べれない&飲めませんでした。
筋肉だけでなく内臓もかなり疲れてます。

そして睡眠も疲れすぎてあまり眠れず。

それでも翌日はちょっと寄り道して、世界遺産の白川郷へ。



合掌作りに生き生きとした緑が映えわたっていました。

自力で100キロ走って、往復の車の走行距離は1000キロ越え。
カラダは疲労困憊となりましたが、とてもいい体験をさせてもらいました。

ありがとうございました。

すべての方に感謝します。


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久しぶりのウルトラマラソン(100キロ)

2012-06-08 | ウルトラマラソン
昨年の12月、雑誌ランナーズの中のパンフレット写真に
思わず惹かれて申し込んでしまいました。

第1回飛騨高山ウルトラマラソン:6月10日



約2年ぶりのウルトラマラソンです。

過去5回、四万十川ウルトラマラソンは完走していますが、
他の大会を走るのは今回が初めてです。

10月開催の四万十川ウルトラは夏場の暑い時期に
長い距離の練習をしなければなりません。

しかし6月開催の飛騨高山ならば
夏前の涼しい時期に十分走り込めると思っていました。

ところが、4月のとくしまマラソンが終わってからは
すっかり気が抜けてしまい、「気が向いたら走る」
といった程度の練習しか出来ませんでした。


<以下練習内容>

・5月17日(木)
 20キロJOG(西折返しコース)
 1時間48分40秒 (AVG:キロ5:26)

・5月18日(金)
 20キロJOG(西折返しコース)
 1時間57分08秒 (AVG:キロ5:51)

・5月19日(土)~21日(月)
 休み

・5月22日(火)
 峠走(大阪峠越え・板野~引田往復)
 32キロ・3時間16分
 (前半1時間30分・後半1時間46分)

・5月23日(水)
 20キロJOG(西折返しコース)
 1時間59分38秒 (AVG:キロ5:59)

・5月24日(木)~26日(土)
 休み
  
・5月27日(日)
 峠走(大阪峠越え・板野~引田往復)
 32キロ・3時間03分
 (前半1時間28分・後半1時間35分)

・5月28日(月)
 峠走(大阪峠越え・板野~引田往復)
 32キロ・3時間29分
 (前半1時間34分・休憩7分・後半1時間48分)

・5月29日(火)~30日(水)
 休み

・5月31日(木)
 峠走(大阪峠越え・板野~引田往復)
 32キロ・3時間10分
 (前半1時間33分・休憩5分・後半1時間32分) 

・6月1日(金)~2日(土)
 休み
  
・6月3日(日)
 とくしまマラソン塾・練習会
 アップ5k
 下り坂200m×10本
 ①32:47 ②33:50 ③33:00 ④33:06 ⑤34:06
 ⑥33:74 ⑦34:62 ⑧34:51 ⑨34:94 ⑩33:64
 ダウン5k

・6月4日(月)~5日(火)
 休み

・6月6日(水)
 峠走(大阪峠越え・板野~引田往復)
 32キロ・3時間10分
 (前半1時間32分・休憩3分・後半1時間38分)

・6月7日(木)~9日(土)
 休み


あきらかに準備不足ですが、
4月までのマラソン練習の貯金を頼りに、
「遠足」のつもりで楽しんで走ってきたいと思います。


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2010 四万十川ウルトラマラソン・感走報告

2010-10-20 | ウルトラマラソン
初めて走ったのが2004年。
制限時間ギリギリの13時間45分で完走。

その後、
2007年:12時間37分
2008年:11時間37分
2009年:10時間04分

と、走るたびにタイムを更新。

今回はキロ5分前半のペースで60キロまで走り、
最後の40キロはキロ6分に落ちたとしても
なんとか9時間30分台では完走出来るはず、
という予定です。
机上の計算では簡単です(笑)

最低でも10時間切りのサブ10を目指します。

昨年同様今回も受付会場の安並運動公園で車中泊。
午前3時に起床。けっこうしっかりと眠れました。

スタート直前に嫌な感じの腰のはりを覚える。
でも知らなかったことにして、午前5時半スタート。
今回は前の方からスタートしたので混雑も少なくスムーズに走れる。

・10キロ:49分56秒(キロ 5:00)

夜明け前で気温は肌寒く、カラダがなかなか温まらない。
アームウォーマーを着けなかったことをちょっぴり後悔。

・20キロ:57分06秒(キロ 5:43)1時間47分02秒

21キロ地点で峠を上りきる。
下り坂に入ると衝撃があばら骨に響いてくる。
柔らかい着地を心がけるようにして走る。

・25キロ:28分15秒(キロ 5:39)

・30キロ:25分57秒(キロ 5:11)2時間41分15秒

徐々に設定よりも速いペースで走っていく。
峠の上り坂から併走しているランナーの
「出来るだけ前半で貯金をつくる」の言葉に同調してしまい
そのままのペースでいくことに。
しかしこれが後半に響くこととなる。

・35キロ:24分03秒(キロ 4:49)

ペースが速かったせいか、ここで例年よりも早く全身の疲労を感じる。

・40キロ:26分06秒(キロ 5:13)3時間31分26秒

フルマラソンの地点を3時間44分で通過。

・45キロ:27分48秒(キロ 5:34)

少しずつペースが落ちてきているのがわかるが、
50キロ過ぎの急勾配な小山越えの事を考えて
出来るだけペースを維持するようにして走る。

・50キロ:27分25秒(キロ 5:29)4時間26分39秒


<53キロ地点・半家沈下橋>

・55キロ:29分41秒(キロ 5:56)

山越えは上りも下りも負担がかからないようにとゆっくり走る。

・60キロ:31分09秒(キロ 6:14)5時間27分30秒

ここまでで32分の貯金。予定通り。
ペースは落ち気味だが62キロのレストステーションの
カヌー館まではとなんとかペースを維持するように走る。


<62キロ地点・カヌー館>

カヌー館でおにぎり2個と味噌汁、自販機でコーラを買って飲む。

再スタートしてすぐにペースがガクッと落ちる。

・65キロ:34分01秒(キロ 6:48)

1キロ7分近くのペースまで落ちてくる。
残り35キロを考えると非常にやばい状態に。

・70キロ:31分57秒(キロ 6:23)6時間33分29秒

貯金が26分まで減る。
ここからキロ7分ペースだと明らかに10時間をオーバーする。
必死に6分台のペースで走る。が、かなりキツイ。

・75キロ:34分01秒(キロ 6:48)

残りの距離を考えると心が折れそうになるので、
1キロ1キロを6分台で走ることだけに専念して走る。

ここで自分越えメンバーのKさんに追いつかれる。
豊富な練習量でまだまだ走りがしっかりしている。
少し話しをして気分がまぎれる。
Kさんのサブ10達成を確信しつつ、どんどん姿が小さくなる。

・80キロ:33分38秒(キロ 6:44)7時間41分10秒

ここで貯金は18分に。
でもまだなんとかサブ10の希望がある。

私設エイドで楽しみにしていたビールを探すが見つからず、
変わりにコーラを飲む。

・85キロ:35分36秒(キロ 7:07)

少し心が折れてくる。
必死の形相で確実に人相が悪くなっているのがわかる。
それでも沿道からの応援やスタッフが、名簿を見ながら
名前を呼んで応援してくれる。本当にありがたい。

・90キロ:33分43秒(キロ 6:45)8時間50分30秒

貯金がとうとう10分を切る。
ゴール手前の上り坂を考えると、ペースを上げていかないとやばい。
ここからは1キロごとにラップをとる。

・91キロ:6分04秒
・92キロ:6分48秒
・93キロ:6分26秒
・94キロ:6分16秒
・95キロ:6分48秒

このあたりから声援が「頑張れ!」から「お帰りなさい」に変わる。
毎回この声援にはグッとくるものがある。

・96キロ:6分48秒
・97キロ:7分01秒
・98キロ:6分53秒


<ゴール手前・最後の上り坂>

必死の形相でわずかに残っている力を振り絞る。

・99キロ:7分22秒
・100キロ:6分42秒



ゴールタイム:9時間57分41秒

なんとか間に合った!

ギリギリながら10時間切りのサブ10達成。

今回残念ながら体調不良で棄権したKTさんが出迎えてくれる。
抜きつ抜かれつで先にゴールしていた着ぐるみで有名なR325さん、
そしてKさんともがっちりと握手。
Kさんは9時間40分台でゴール。
見事なペース配分でした。

その後知り合いのランナーの方々も皆無事にゴールした模様。
中でも走り遍路に参加している60代の方は、
初挑戦ながらも11時間台で完走。お見事です。

参加された皆さん、お疲れさまでした。
そして応援していただいた方、ありがとうございました。

過去4回に比べても今回は本当にきつかったです。
でもなんとかサブ10を達成することが出来ました。

多くの人に「感謝」です。


くすコンディショニング
整体ウォーキング
スタイルアップ整体&ウォーキングレッスン

2009 四万十川ウルトラマラソン・感走報告

2009-10-20 | ウルトラマラソン
前日の受付会場にて自分越えプロジェクトメンバーの
KTさん、もーさんと合流する。
そのまま巡回バスにて前夜祭に参加。

今回は宿をとらずに初めて車中にて泊まる。

同じく車中泊するKTさんと一緒に風呂屋に行き、
その後受付会場の公園グランドに車を並べて
車内でしばし談笑。

気づけば缶ビール4本を
一人で飲んでしまっていました(笑)

10時過ぎに就寝。
後部座席の2列目、3列目をフラットにした車内に
マットを敷き、寝袋で寝る。
かなり快適に寝ることが出来た。

3時前には起きてゴソゴソと準備を始める。

気になるのは直前に痛めた左足の甲。
歩く分にはまったく気にならなくなっているが、
テーピングとインソールで足裏の横アーチを補強しておく。

まだ暗がりのスタート会場にて、
KTさんとお揃いのユニフォームにて記念撮影。



足の痛みが気になりながらも、目標はサブ10の
10時間切りを目指します。
1キロ5分半ペースでいけるところまでいって、
前半でどこまで貯金出来るかが勝負です。

5時半にスタート。
スタート直後は混み合って走りにくかったものの、
5キロを27分23秒と予定通りのペースで走る。

それからは初参加で「後ろをついていきます」
と言っていたKTさんがどんどんと先を行ってしまう。
キロ4分台のハイペースで走っていくので、
もう無視することにする(笑)

10キロは51分03秒で通過。

10キロ過ぎから峠越えの上り坂にさしかかる。
ここから徐々に左足が痛みだす。
20キロの手前では痛みがひどくなり、
たまらず立ち止まってテーピングをする。
ぐるぐる巻きにして足の甲を固定する。

多少は痛みが治まったが、このまま残り80キロは
とても走れそうになかった。
この時点でリタイアが頭をよぎる。

20キロは1時間50分51秒で通過。(10キロラップ 59:48)

リタイアを考えながらも失敗したと思ったのは
初めてレースで着たユニフォーム。

胸には「自分越え」の文字。
背中には小さいながらも「くすコンディショニング」と
整体院の名前も入っている。

このユニフォームでリタイアするにはかなり抵抗がある(笑)
自信のない今回は着てこなければ良かったと本気で悔やむ。

とりあえず走りながらでも痛みの出ない方法を
試してみることにする。

足指や足首を反らせる時に痛みが出るのだから、
着地の位置をカラダの前から真下にするように意識する。

そして足首を使って蹴ることがないように、
カラダを前傾させて足裏全体で押すようにして走る。

こうしたフォームを意識して走ると、不思議と痛みが出なくなった。

これは普段練習会などでお伝えしているフラット走法の基本です。
結局基本的なフラット走法が出来ておらず、
フォームを崩していたのが痛みの原因でした。

フォームの修正を意識しながら走る。
しかも今回は「左足の甲の痛み」というコーチが、
一緒について走ってくれます(笑)

ちょっと油断したフォームで走ると、
すぐにスパルタなコーチが左足の激痛となって教えてくれます。

その度に、
「すいません、すいません、ちゃんとしたフォームで走りますから」
と心の中で謝る(笑)

そうした走りで、
30キロの通過は2時間46分37秒。(10キロラップ 55:46)

30キロ過ぎからはいい感じのペースで走る集団の中に入って、
その流れにまかせて走る。

40キロの通過は3時間36分18秒。(10キロラップ 49:41)

フルマラソンの通過は3時間48分43秒。

45キロ付近では足に巻いているテーピングの締め付けが
逆に痛み出したので、すべて取りはがす。
もうテーピングが無くてもフォームさえ意識していれば大丈夫。

スパルタ先生のおかげです(笑)

50キロの通過は4時間36分27秒。(10キロラップ 51:10)

50キロを過ぎてからは急勾配な小山越えに少し手こずる。

60キロの通過は5時間39分03秒。(10キロラップ 1:02:36)
ここまでの貯金が約20分。

62キロのレストステーションで先行していたKTさんに追いつく。
オーバーペースでかなりへばっている様子。
聞くとフルマラソンの地点を3時間20分台で通過したとか。
こちらの想像をはるかに越えています。

ここでおにぎりとみそ汁、自販機でコーラを買って飲む。
立ったままで休憩することなく、
サブ10を目指してKTさんより先に出発。

ここからはiPodで音楽を聴きながら走ることにする。

70キロの通過は6時間49分19秒。(10キロラップ 1:10:16)
徐々にペースが落ちてくる。
ここで一挙に貯金が10分まで減る。

ここからは時間との闘い。
なんとか1キロ6分ペースの維持を目指すが、
少し気をぬくとそれをオーバーしてしまう。

そんな時計ばかりを気にして走っていると、
「復活しました!」とKTさんが颯爽と抜いていき、
あっという間に見えなくなる。
今日のKTさんは本当にこちらの想像を超えています。

80キロの通過は7時間51分41秒。(10キロラップ 1:02:34)
貯金は残り8分に。

そして私設ボランティアの給水所では
楽しみにしていたビールを1本飲む。

サブ10までの残り時間が微妙なところで少し迷ったが、
ビールを飲むのは必須事項なので仕方ありません(笑)

さらに時間との闘いは続く。

90キロの通過は8時間56分54秒。(10キロラップ 1:05:32)
貯金は残り僅か3分に。

ここからラスト10キロは
1キロ6分18秒ペースで行かないと間に合わない。

91キロ・5:59
92キロ・6:32
93キロ・6:01
94キロ・5:53
95キロ・6:37

し烈な闘いは続く。

ラスト5キロで9時間27分58秒。
残り32分。
1キロ6分24秒ペースならまだ間に合う。

がしかし、
もう力が残っていませんでした。

ここからは1キロ7分台までペースが落ちる。

ラスト3キロはサブ10をあきらめながらも、
ここまで走れた喜びをかみしめながら走る。

ゴールタイムは10時間4分44秒。



目標のサブ10の達成はなりませんでしたが、
昨年より1時間半の自己ベスト更新です。

一時はリタイアを考えながらも、
ここまで走れたことには十分満足です。



あらためて周りの多くの方々に感謝します。

驚異のペースで走ったKTさんは初参加でサブ10達成。
本当にこちらの想像を超えてしまっています。

もーさんもマイペースで12時間台で完走。

みなさんお疲れさまでした。


痛めた左足の甲は、
翌朝こんな感じになっていました。



右足に比べて血管がわからない程、
腫れ上がってしまっています。

歩く分にはさほど支障はありませんが、
走れるようになるにはかなりの時間が
かかりそうです(泣)


くすコンディショニング
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3年連続4回目

2009-07-17 | ウルトラマラソン
本日、四万十川ウルトラマラソンの
当選通知が届きました。

これで3年連続4回目の出場です。

1、2回目は制限時間内での完走。
3回目は歩かずに走り続けての完走を目指し、
タイムは11時間37分でした。

今年は10時間以内、
サブ10を目指そうかと思っています。

ただし、80キロ地点の私設給水所での
ビールはかかせません。

ここで飲むビールは世界一の美味さです。

ウルトラマラソンの準備は、
お盆明けからの開始予定です。


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2008 四万十川ウルトラマラソン・感走報告

2008-10-22 | ウルトラマラソン
今年はいつものようなスタート前の寒さも感じず、
手袋やアームウォーマーを装着せずにスタート。

1キロ6分ペースを目安に、
最初から「頑張らない」ことを意識しながら走る。

最初の20キロ、堂ヶ森の峠越えは
2時間03分で通過。

峠からの下り坂は脚に負担をかけないように慎重に走る。
ただコースが走りやすかったり、声援にのせられるとペースが上がり、
1キロ5分を切ることも何度かあった。
その度に「まだ頑張らない、まだ頑張らない」と言い聞かせる。

40キロ地点は3時間58分で通過。(ラップ:1時間54分)
フルマラソン地点は4時間11分で通過する。

45キロを過ぎると1度目のダメージがやってくる。
脚だけでなく腕や背筋などの上半身にも疲労を感じる。
ここからは、四万十川を間近に見れる50キロ地点の半家沈下橋を
楽しみにして走る。

沈下橋は撮影ポイントになっており、カメラを意識しながら走る。
そして橋を通過した直後の急な上り坂は、
今年は歩かずになんとか上りきる。

60キロ地点は6時間06分で通過。(ラップ:2時間08分27秒)
62キロ地点のレストステーションではコーラを買って飲む。
コーラの炭酸が胃の中をリフレッシュしてくれる。

シャツと靴下の着替え時に、スタート前に塗っていたはバンテリンを
もう一度足裏から脚、お尻、腰までまんべんなく塗る。

そして今年の秘密兵器。
小さく切ったインソールを靴下の上から貼り、
足裏のアーチを補強する。

このような着替えやトイレなどで20分ほど費やす。
ただ今年は気温が高いのでよく汗をかく。
おかげでトイレに行く回数が少なくて、タイムロスが少ない。

再スタートして足取りはかなり重たいが、
とりあえず70キロ地点を目指して走る。

70キロ地点からは今年の秘密兵器第2弾、iPodの登場。
本格的にきつくなる70キロからは、
音楽を聴きながら気分をまぎらせて走る。

80キロ地点は8時間56分で通過。(ラップ:2時間49分)

そして私設ボランティアの給水所へ。
ここには正式な給水所にはない手作りの料理と、
冷たく冷やしたビールが用意してあります。

今年は四万十川の川えびを肴に、
一本飲んでやりました。
(いや~どちらも美味かった!)





ここでビールを飲むのが今回の第一目標でした。
(前回迄はとてもそんな元気は残っていませんでした)

「もう一本どうぞ!」とすすめられましたが、
これ以上飲むとさすがに後が走れなくなると思い、
丁重にお断りする。

ビールを飲んで走るのは初体験でしたが、
毎回一番キツイと感じる80キロからの区間を
アルコールの力のおかげで歩かずに走り切れました。

残り10キロを切ったあたりからは、
「うまくいけば11時間前半でゴール出来るかも」と欲が出る。
でもこれがいけなかった。

残り4キロで完全に足が止まる。
少し立ち止まり、しばらく歩いてしまった。
このあたりが来年の課題です。

ラスト2キロからなんとか復活。
「おかえり~」の声援にグッときながら、
3本指を立ててゴールテープを切る。
(3回目の完走だから)



総合タイムは11時間37分21秒。(ラップ:2時間41分04秒)
昨年よりも1時間のタイム更新でした。

今年は日が暮れる前にゴール出来たので、
最後まで四万十川の景色を満喫することができました。

今年もレース中、たくさんの応援やサポート、
ありがとうございました。
事前の準備、そして3日間の休みをとり、
ただひたすら「走ること」、だけに費やすことが出来る環境。
家族やお客さん、周りの多くの人達にも感謝しています。


くすコンディショニング

ウルトラマラソン・携帯品

2008-10-13 | ウルトラマラソン
四万十川ウルトラマラソンが、いよいよ来週に迫ってきました。
今年はどんな走りができるのか、カラダがどんな状態になるのか、
今から楽しみです。

残りの練習は、明日の月曜日に20キロ走、木曜日に10キロ走を
キロ6分位のペースで走るだけです。
残りの日は完全休養にします。

当日に携帯するものは、以下のとおりです。

・サングラス
・ウエストポーチ
・手袋、アームウォーマー
(夜明け前のスタートの為、最初の20キロまではかなり寒い)
・カメラ付携帯電話
(GTMailsに登録しておくと、20キロ毎とフィニッシュタイムが
メールで配信される)
・iPod
(元気のでる曲をセレクト。きつくなってくる70キロ過ぎから聴く予定)
・雨天の場合は帽子とビニールの雨具
・乳首は擦れ防止にテーピングを貼っておく。

カラダの疲労、痛み止め対策として、
スタート前にはバンテリンを足裏から脚全体、お尻や腹筋、腰まで
たっぷりと塗っておきます。
その上から擦れ防止のワセリンを塗ります。
これは62キロ時点のレストステーションで着替えた時も、
同じように塗ります。


<今年の秘密兵器>

私の場合、足裏や足首、スネのあたりが痛んできます。
これは足裏のアーチを支える腱が疲労で伸びきってしまい、
アーチが落ちてこんでくるのが原因です。
そこで、市販されているインソールを幅3センチ位、
長さは足幅にあわせて小さく切ったものを用意します。
これを土踏まずの部分(くるぶしの下)に、靴下の上から
クロスさせるようにテーピングで貼り付けます。
こうして足裏のアーチを補強してあげます。

これをレストステーションから貼り付ける予定です。
邪魔になって来た場合は臨機応変に剥がします。
効果があるかは本番でのお楽しみ。


くすコンディショニング



ウルトラマラソン・過去のスプリットタイム

2008-10-02 | ウルトラマラソン
いよいよ四万十川ウルトラマラソンまで、
後20日をきりました。

過去2回は70キロ過ぎからほとんどウォーキング状態。
今年の目標は出来る限り「歩かない」こと。
そうすることで、おのずからタイムも大幅に更新できるはず。

過去2回の20キロごとのスプリットタイムは
以下のとおりです。

●第1回完走(2004)
 ・ 20キロ:2時間10分
 ・ 40キロ:2時間14分
 ・ 60キロ:2時間50分
 ・ 80キロ:3時間31分(レストステーションで30分休憩)
 ・100キロ:2時間58分
 ・TOTAL:13時間45分

●第2回完走(2007)
 ・ 20キロ:2時間03分
 ・ 40キロ:1時間59分
 ・ 60キロ:2時間22分
 ・ 80キロ:3時間07分(レストステーションで?分休憩)
 ・100キロ:3時間02分
 ・TOTAL:12時間37分

課題はやはり70キロを過ぎてから。
ここから足がピタリと止まる。
そんな状態でゴールまで後30キロと考えると、
かなり途方にくれます(笑)

ここからは2.5kごとにある給水所や、1kごとの距離表示を目標にして走る。
2分間だけ歩いて次の距離表示まで走る。
たどりついたご褒美にまた2分間歩く。
それを繰り返す。
次第に歩く時間が長くなり、1キロ全部を歩いたりもする。
そんなことを繰り返しつつ、残りの距離が1桁になってくると
僅かながら元気がでてくる。
このあたりから「がんばって~」の声援が、
「お帰り~」に変わってくる。

そして最後に達成感と感謝の気持ちに溢れながらゴールする。

過去2回はこんな感じでした。

今年は70キロ過ぎからをもっとすんなりと走る。
そして80キロ過ぎの私設の給水所で○○○を飲む。

それが目標です。


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ウルトラマラソン・今年の練習メニュー

2008-09-02 | ウルトラマラソン
四万十川ウルトラマラソンに向けて、
昨年の9月からの練習メニューは、

・月曜日 30分jog
・火曜日 10キロ走
・水曜日 10キロ走
・木曜日 30分jog
・金曜日 10キロ走
・土曜日 20キロ走
・日曜日 20キロ走

でした。

これで本番は12時間37分でゴール。
しかし70キロ過ぎからはほとんど歩いてしまったので、
今年はもう少し距離を増やしてみます。

<2008年度 練習メニュー>

・月曜日 30分jog
・火曜日 10キロ走
・水曜日 2時間LSD
・木曜日 30分jog
・金曜日 10キロ走
・土曜日 3時間LSD
・日曜日 20キロ走

水曜日の10キロ走を2時間LSDに、
土曜日の20キロ走を3時間LSDに変更しました。

とりあえずこのメニューで頑張ってみます。


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ウルトラマラソン・過去の練習メニュー

2008-08-10 | ウルトラマラソン
ウルトラマラソンを完走するには月間300キロ、
これを3ヶ月以上続けることが一つの目安だと言われたりします。

しかも毎日10キロを走るのではなく、
3日に1度の30キロ走を10回走る。
このほうが効果的だとも言われたりします。

あまり参考にならないと思いますが、
私が過去2回、四万十川ウルトラマラソンを完走した時の
練習内容を公表します。
(全然たいして走っていません:笑)

●2004年
4月にフルマラソンを完走後、5月、6月はまったく走らず。
7月から平日30分のジョギングを再開。
週末の土日に長い距離を走り込む。
内訳としては、
10キロ走が3回、20キロ走が11回、30キロ走が2回、40キロ走が3回。
2日間でトータル40キロ以上を走るようにする。
(例:土曜日20キロ走、日曜日20キロ走)
最高は土曜日40キロ走、日曜日10キロ走でトータル50キロ。

こんな練習内容でしたが、
初挑戦のウルトラは13時間45分で完走。
制限時間15分前のギリギリでのゴールでした。


●2007年
本格的な練習は9月から(笑)
メニューは
・月曜日 30分jog
・火曜日 10キロ走
・水曜日 10キロ走
・木曜日 30分jog
・金曜日 10キロ走
・土曜日 20キロ走
・日曜日 20キロ走
金曜日~日曜日の3日間で50キロを走るのがメイン。
1日に走る最長距離は20キロ以内。

これで2回目のチャレンジは、
12時間37分でゴール。
前回より1時間以上の記録更新でした。


なんとか2回とも完走出来ましたが、
70キロ過ぎからはいつもまともに走れなくなります。
ほとんどが歩いてしまいました。

今回はそうならないように、
もう少し走り込んでいく予定です。

でも9月からですが(笑)


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3度目のウルトラマラソン

2008-07-18 | ウルトラマラソン
昨日、抽選待ちだった四万十川ウルトラマラソンの、
当選通知が届きました。

2004年、そして昨年に引き続き、
これで3度目の四万十川ウルトラマラソンです。

毎回4時間台でフルマラソン地点を通過するのですが、
いつも70キロ過ぎからは大失速してしまいます。
そこからはほとんどウォーキング状態。

今年はゆっくりでもいいので、
最後まで歩かずに完走してみたい!
本当の意味での「完走」が目標です。


ちなみに、
初めて完走した2004年は、

・1月の元旦から十数年ぶりにジョギングを開始。
 30分Jogのつもりが、その30分が走れない状態からスタート。

・3日坊主にならない為に、2月の淡路島のハーフマラソン、
 4月の岡山のフルマラソンに早々に申し込む。

・なんとか無事にハーフ、フルマラソンを完走する。
 その勢いのまま、10月の四万十川ウルトラマラソンにチャレンジ。

無謀にも、
本当にただの勢いだけで挑戦しました(笑)。

不安はありましたが、なぜだか走れてしまいそうな、
そんな変な自信だけはありました。

その当時のことを書いたのが、
こちらの完走記です。
>>> 「ウルトラマラソン完走記」




この男は凄かった!

2007-10-18 | ウルトラマラソン


友人でもあり、整体のお客さんでもあるこの男は凄かった。

年齢は同じ40歳。禁煙して走り始めたのは昨年の11月頃。
体重はなんとマイナス15キロの減量。

冗談半分で誘った四万十川ウルトラマラソン。
ハーフマラソン、フルマラソンを飛び越えて、
初レースでいきなりの100キロ。
見事完走しました。

「いけるところまでいく」と怖いもの知らずの走り。
フルマラソンの通過タイムは4時間20分。
45キロ過ぎにはこちらがついていけず置き去りにされる。
62キロのレストステーション手前でなんとか追いつく。

休憩後の再スタートはゆっくりの走りだしだったが、
70キロ手前でまた抜き去られる。
そのままあっという間に姿が見えなくなる。

追いついたのはゴール間近の91キロ地点。
「後は最後まで歩いていく」と、さすがにバテバテだった。

それでも最後はまたしっかりと走ったらしく、
こちらの3分遅れでゴールする。
タイムは12時間41分12秒。

凄すぎです。

走る速度では完全にこちらの負け。
かろうじて先にゴール出来たのは、
「歩く速度の差」だったと思います。

来月はまた一緒に福知山マラソンを走ります。
一応彼にとっては初のフルマラソンです(笑)。