とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
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暑さ対策:レース直前にはカーボローディングもいいけど、ウォーターローディング!

2016-04-15 | 水分補給の仕方

4/24のとくしまマラソンは暑くなる可能性がありますね。

レース直前にはカーボローディングもいいけど、ウォーターローディングも必要です! 

ウォーターローディングとは、レースの一週間前位から、毎日1~1.5リットルの水を少しずつ摂取して、体内の水分を十分に満たしている状態にしておくことです。

こうすることで、レース中の発汗による水分不足を補い、脱水症状による運動能力の低下を防ぐことが出来ます。

1回に飲む量の目安は250ml以内とします。

1度にこれ以上多く飲んでしまうと内臓に負担がかかってしまいます。

また体内に吸収できずにオシッコへと流れてしまいます。

1日1.5リットルもそんなに飲めない、と思うかもしれませんが、

・朝起きたときにコップ1杯
・朝食のときにコップ1杯
・お昼ごはんのときにコップ1杯
・おやつタイムにコップ1杯
・夕食のときにコップ1杯
・お風呂あがりにコップ1杯
・寝る前にコップ1杯 

コップ1杯が約200mlなので、こうしてこまめに飲むだけで、これだけで1.4リットルも飲めたことになります。

ランニングや入浴で発汗した場合にはそれにプラスして飲むようにします。

飲む水分の種類としては、良質なミネラルウォーターがおすすめです。

スポーツドリンクの類は大量の砂糖や人工甘味料が入っているので、あまりおすすめはしません。

ちなみに、ビールは水分補給には含みません(自戒を込めて~)

ビールなどのお酒を飲む人は、アルコールの分解に体内の水分が使われてしまうので、お酒を飲んだその分、水分補給の量を増やす必要があります。

レース前日の夜、寝る前に500mlのミネラルウォーターを1時間以上かけてゆっくりと飲む、というのはかなりおすすめです。

レース当日の朝の水分は、あまり多くとらずに普段通りにします。

ここでたくさん飲んでしまうと、スタート前やレース中でのトイレの回数が増えてしまうことになります。

そして、レース中の給水はこまめに摂るようにしましょう!

カーボローディングはかなり普及しましたが、ウォーターローディングも実は大切です。

とくしまマラソン前にぜひ準備しておいてみてください。

 

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レース前、レース中の水分補給

2008-04-18 | 水分補給の仕方
●「ちびちび飲み」のススメ

口から飲んだ水分が、胃から十二指腸へ排出される量は、
1時間に1リットル程度と言われています。
しかし実際の汗のかく量は、
1時間に1~2.5リットルにもなる場合があります。

走ることによって水分を失い、のどの「渇き」を覚えた時点では、
すでに脱水症状は始まっています。
またレース当日は心身共にちょっとした興奮状態にあり、
走る前から既に脱水状態になっていることもあります(笑)。

一気に水分を摂ろうとしても、血管内の水分量が一時的に急増するため、
カラダはオシッコの量を増やして調節してしまいます。
せっかく摂った水分も、ただオシッコになって排泄されてしまいます。

水分補給はちびちびと飲むようにして摂ります。
体の細胞の奥まで水分がしみわたるようにわずかずつ。
その方が体の中に十分に水分を貯め込むことが出来ます。

これをレースの前日からおこなっていきます。
十分な水分を摂って、トイレに行く回数がふだんより
多いくらいにしておきます。

レース当日も、朝からこまめにちびちびと水分を補給します。
1回に飲む量が多すぎると尿量を増やすばかりになるので、
あくまでもちびちびと。

コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインが多く含まれる飲み物は、
オシッコを増やす働きがあります。
そのためこれらの飲み物で水分補給をしても、
かえってカラダはは脱水傾向になります。
出来ればレースの2日前からは少し控えるようにします。

レース中の給水所でも、こまめに水分補給を摂ります。
市販のスポーツドリンクと、水の両方がだいたい用意されています。
市販のスポーツドリンクは飲んで美味しい味に調整されているため、
マラソンの給水とししてはやや濃すぎます。
給水所では両方取って、最初にスポーツドリンク、後から水を飲む。
こうすると口の中の後味もスッキリして走れます。

実際のトップランナーも、スペシャルドリンクは
市販のスポーツドリンクを薄めている場合が多いようです。

走りながら飲む場合は、コップの飲み口を縦に折り込むと
飲みやすくなります。
でも慣れていないと、たぶん顔にかかります(笑)。

とにかく早め早めに、そしてちびちびと。
それが水分補給のコツです。


くすコンディショニング