とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
自分のカラダを上手に効率的に使って、快適ランニング!

「自分越え」プロジェクト 第7弾 ・ 参加メンバー募集

2011-05-27 | 自分越えランニングクラブ
延期になっていた2011とくしまマラソンが、
11月6日(日)に開催されることが決定しました。

3月に延期が決まり、それ以来すっかり走るのがお休み状態に
なっている方も多いのではないかと思います。

開催まで後163日です。
しかも今回は夏の時期をまたぐので、今から走り始めておかないと
7月、8月からでは暑くてなかなか走り出すことが出来ません。

そこで、「自分越え」プロジェクト 第7弾を6月1日より開始します。
つきましては新たに参加メンバーを募集します。

「自分超え」プロジェクトの専用ブログはこちら。
http://ameblo.jp/kusucon/


<今回の目標レース>

・11月6日:とくしまマラソン
 その他11月・12月のマラソンレース


<対象者>

・初めてのフルマラソン完走、マラソン4時間台、3時間台、2時間台で
 走るなど、自分自身の壁を越えたいと思っている。
・でも、いつ、どのくらいの練習をしたらいいのかわからない、不安。
・もっと自分に合った効率的な走り方、練習方法は?
・自分ひとりだけの練習なので、ついつい妥協しがちになってしまう。
・ランニング仲間をつくりたい。
・痛みに対しての対処法、予防法をもっと知りたい。

こんな方々を対象にしたプロジェクトです。
6月1日からの目標レースまでの約5、6ヶ月間のプロジェクトになります。

参加メンバーの方は自動的に「自分越えランニングクラブ」の
メンバーとして、大会申込み時の所属欄には
「自分越えRC」と登録出来ます。

また希望者にはオリジナルユニフォームも作成します。


<男性用>



<女性用>


まずは今までの走歴(マラソンタイムなど)、練習可能な曜日、時間等を
お聞きします。
現在の練習内容を参考にして、半月単位での練習メニューやテーマなどを
アドバイスしていきます。
それを自分なりにアレンジしてもらい実際に練習していきます。
ただそれだけでは一方通行になるので、
その練習状況や体調(走行距離、体重や体脂肪の増減など)を月2回、
メールで報告してもらいます。
それを専用ブログ内にて発表していきます。
ひとりだけの練習でついつい妥協しがちになるところを、
ブログに公開されるということで解消していきます。
整体師としてケガや故障についての相談にも乗っていきます。

<募集要項>
・2011年11月6日・とくしまマラソン、
 その他11月、12月のマラソンレースにに出場される方。
・月2回(15日と末日)、練習状況や体調をメールで報告出来る方。
・メールの報告はそれぞれ20日、5日を締め切りとし、それを遵守出来る方。
・こちらが毎月1回日曜日に開催する「とくしまマラソン塾・練習会」に
 出来るだけ参加可能な方。

<参加費用>
管理手数料として月1000円を徴収させていただきます。
尚、プロジェクト参加メンバーは月1回開催する
「とくしまマラソン塾・練習会」に無料で参加することが出来ます。
(参加料:1000円)

女性の方、超初心者の方などでも大歓迎です。

前回までの内容はこちらのブログでご確認ください。
http://ameblo.jp/kusucon/

興味のある方はこちらにメールしてください。
E-mail : info@kusu-con.com

折り返し別途詳細をお伝えします。


くすコンディショニング

カカトから押し出して走る-2

2011-05-25 | フォームづくり

前回の「カカトから押し出して走るー1」の続きです。

まずはカカトから押し出すカラダの使い方が、
非常に安定して効率的に力を使えるということを体感します。

1.つま先歩きとカカト歩き
カカトを浮かしてつま先だけでゆっくりと歩いてみる。
次につま先を浮かしてカカトだけでゆっくりと歩いてみる。
カカトで歩く方が足首が安定してしっかりと歩けることを実感する。

2.イスからの立ち上がり
イスに座って、カカトを浮かしてつま先だけで立ち上がる。
次につま先を浮かしてカカトだけで立ち上がる。
カカトで立ち上がる方が無理なくスッと立ち上がれることを実感する。

3.「蹴る」と「押し出す」の感覚の違い
脚を前後に開いて立ち、アキレス腱を伸ばす準備運動のような姿勢をつくる。
その姿勢から後ろの足を拇指球(親指の付け根)で蹴って前に踏み出してみる。
次に同じ姿勢から今度はカカトで押し出すようにして前に踏み出してみる。
カカトから押し出した方が力がしっかりと伝わり、大きく踏み出せることを実感する。

ここまでの3つの動きを体感しただけでも、
カカトから押し出すカラダの使い方が、非常に安定して効率的に
力を使えるということを実感してもらえると思います。

次にカカトから押し出した歩き方を体得していきます。

1.足踏みをする。
まずは足裏全体で接地するように足踏みをします。

2.フラット着地で歩く。
その足踏みの状態から足裏全体でフラットに着地して歩きます。
この時、力のベクトルは真下(↓)に向かっていることを実感します。

3.真下(↓)から前(→)へとカカトで押し出す。
次にそのままの歩きから足裏が接地した瞬間に、
カカトで押し出す意識をして歩きます。
力のベクトルを真下(↓)から前(→)へと移行させます。
この時足はすり足ぎみで、足首を使わずに固定した状態で歩きます。

普通に歩くよりも楽にスピードが上がり、歩幅も自然と大きくなって
歩けることが実感出来ると思います。

カカトから押し出すときの自分の中での感覚は、
「ギュンッ、ギュンッ」と押し進んでいくような感じになります。

このカカトで押し進む感覚で走ってみます。

1.フラット着地で走る
まずはフラット着地で走ります。
この時も力のベクトルは真下(↓)に向かっていることを実感します。

2.真下(↓)から前(→)へとカカトで押し出して走る。
次にフラットで着地した瞬間に、カカトから押し出す意識をして走ります。
力のベクトルを真下(↓)から前(→)へと移行させます。
この時も足はすり足ぎみで、足首を使わずに固定した状態で走ります。

3.腕振りも押し出す意識で振る。
腕振りも引く意識から、押し出す意識で振ります。
腕振り自体のフォームは変わりませんが、意識だけを変えます。
カカトで押す瞬間に、同じ側の腕を押し出すようにして振ります。
こうすることで、足と腕の押し出す動きが連動して意識出来ます。

ちなみに腕を引く意識で振ると、足は蹴る動きに連動してしまいます。

人の足の動きは本来カカトの外側が接地して、小指の付け根(小趾球)、
そして親指の付け根(拇趾球)から蹴り出すようにして動いていきます。
その動きはまるでボールが転がるように動いていきます。

これはカカト着地の走り方だけではなく、フラット着地の走り方でも一緒です。
程度の違いはあっても連続写真などでみると同じ動きをしています。

そして多くの人が、親指の付け根(拇趾球)から蹴り出す瞬間に力を入れて
歩いたり走ったりしています。

この拇指球に過剰な力が捻じれてかかりすぎた結果、
カラダは外反母趾という構造変化を起こしてしまうのです。

ランナーの方にもこの外反母趾の方、またはそれになりかけの方が多くいらっしゃいます。
ほとんどの方が、拇指球に力をかけすぎてしまったカラダの使い方をしているのです。

カカトから押し出す歩き方、走り方にすると、
拇指球に力を入れて蹴る感覚から、拇指球から足がスッと抜ける感覚へと変わっていきます。
必要以上に拇指球に力をかけることがなく、効率的に歩く、走ることが出来てきます。

カラダを捻る動きも最小限に抑えられるので、着物を着崩れることなく動かせる
日本人本来のカラダの使い方になるのではないかと思います。

すり足ぎみにカカトからギュンッ、ギュンッと押し出して走る。

まだ続きます。

 

 

市民ランナーや学生アスリートから当院が選ばれる理由とは?

 

「最小のエネルギーで、最大の運動を生み出すカラダを創る!」
徳島の整体院 くすコンディショニング
http://www.kusu-con.com/

TEL 088-672-1648
受付:10時~20時・不定休


カカトから押し出して走る-1

2011-05-21 | フォームづくり

最近の走りの傾向ではフラット走法からフォアフット走法に
変わりつつあるように思います。

フォアフット走法とは、
足の接地をカカトからではなく、フォアフット(前足部)にすると、
膝・足関節などへの衝撃がやわらげられるといわれている走法です。

2009年にアメリカで出版されたベストセラー「 Born To Run」 という本では、
「人類は本来裸足で走れるはず」と言う事が書かれており、
裸足で走った方がシューズで走るよりも衝撃が50−70%緩和される事が証明され、
一気に裸足ランニングに注目が集まるようになりました。

そして学術雑誌ネイチャーの論文では、
裸足のランナーは圧倒的多数がカカト接地せず、
拇指球やそのやや外側で接地しているらしい。
カカトを接地させない走りは、足(脚)への衝撃回避になる、
と報告されました。

そんな中、
あえて今の自分のマイブームは、
「カカトから押し出して走る」です。
時代の流れとは逆をいきます(笑)

フォアフット走法は自分自身でも試してみました。
40代でフルマラソンのサブ3まで、後数分のところで停滞ぎみ。
ここはスピードをアップを目指そうと、昨夏のスピード練習時には
フォアフットを意識した走りを試してみました。

結果は、
足の甲やアキレス腱を痛めるなどの故障がちになりました。
自分にとってフォアフット走法はカラダへの負担が大きく、
向いていなかったようです。

フォアフットでの走りでは足首が安定せず、捻りや歪みが生じやすくなります。

これはつま先立ちでゆっくりと歩いてみるとわかります。
非常に足首が不安定でグラグラします。

逆につま先を浮かしてカカトだけで歩いてみると、
しっかりと安定していることがわかります。
これは人間の足の構造上、足首はカカト側で安定するようになっているからです。

イスに座った状態から立ち上がる時でもよくわかります。
つま先だけで立ち上がろうとすると、なかなかうまく立ち上がれません。
それをカカトだけで立ち上がろうとすれば、スッと立ち上がることが出来ます。

「カカトから押し出す」

非常に安定して効率的に力を使うことが出来ます。

もともと日本人は「すり足」の文化です。
日本舞踊、能楽、相撲など、日本人の身体操作の基本は
代々すり足でおこなうようにDNAに埋め込まれています。

アフリカのマサイ族のように上下にジャンプするダンスとは違います。

ですから、
マラソンのアフリカ勢のようなバネをきかせて跳躍するような走り方を
日本人がマネしようとしても所詮無理な話なのです。

それぞれの身体的特徴にあったカラダの使い方、走り方をしていくことが
大切なのではとないかと思います。

日本のプロ野球とメジャーリーガーのフォームにも大きな違いがあります。
上半身の筋力を優位に使って押し出すように投げるメジャーリーガーに対して、
日本のピッチャーは下半身を軸として弓のようにカラダをしならせて投げます。
その日本の野球が今では本場アメリカを抑えてWBCで世界一になりました。

「カカトから押し出してすり足ぎみに走る」

この走り方がフォアフットよりも
日本人のカラダの特徴を活かした走り方なのでないかと思います。

次に続きます。

 

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5/15 練習会報告 & 6月度開催案内

2011-05-18 | 自分越え練習会
今回はサブ4ランナーの女性の方が初参加。
男性3名、女性2名の少数精鋭にて開催しました。

走る前には準備運動として
体幹の動き・カラダの軸をつくるエクササイズを実施。

カラダの軸が出来たところで、スクワットとフロントランジなどの
補強トレーニングも実施しました。

こうして走る前にすることで、負荷をあたえる補強としてだけでなく
故障予防にもなります。

そして今回も、「カカトから押し出す」走り方についての
意識の仕方についてお伝えしました。

自分自身の感覚では、カカトから「ギュンッ、ギュンッ」と
押し進んでいくイメージで走ります。
非常に効率的に前に進めていく感じで走れます。
特に今回のようなスピード練習時で疲れてきたころに
意識しやすくなります。

それぞれいろいろな意識の仕方はあるので、
その一つとして試してもらえればと思います。

そして今回の練習メニューは、

・アップ5キロ
・5000m×2本
・1000m×3本
・ダウン5キロ

アップの5キロは全員で走り、5000mと1000mは設定ペースに合わせて
2つのグループに分けて実施。

5000mは5分のレスト、1000mは300mのjogでつないで
全員が予定の本数を走りきりました。

そして5キロのダウン走。
この最後が一番きつかった。
バテバテになりました。

非常にレベルの高い練習が出来たと思います。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。

ちなみに練習会終了後、Kさんは来月のしまなみウルトラの練習に
後10キロ程走るといって、そのまま走り去っていきました。

さすがにそれにはとてもお付き合いはできませんでした(笑)

来月の練習会は6月19日(日)に開催します。


<6月度 とくしまマラソン塾・練習会>

・6月19日(日曜日)
・集合時間:午前8時
・集合場所:板野町 田園パーク 駐車場
(徳島県板野郡板野町犬伏字大柳1 地図

・参加費:1000円
・定員:20名

練習メニューとしては、
①体幹の動き、軸をつくるエクササイズ
②省エネ走法の走り方、感覚づくり

メイン練習は1000mのインターバル走を
3本~7本実施します。

走る本数、設定タイムは各自で選択します。
(最後まで同じペースで走り切れるタイムを設定します)

スピード練習のインターバル走はなかなかひとりでは実施しにくい練習です。
この機会にぜひ参加して、一緒に走りましょう。


*雨天決行です。(台風などの荒天の場合は中止にします)
*給水用のクーラーボックスはこちらで用意します。
 飲み物、軽食などは各自ご用意ください。
*練習会の後には近くの温泉「あせび温泉」にて汗を流せます。
 温泉にいかれる方はお風呂セットもご用意ください。

尚、練習会時においての傷病、その他の事故に際しては、
自己責任でお願いします。


参加される方は下記のメールへ、
お名前、連絡先、簡単なランニング歴などを添えて
お申し込みください。

メール: info@kusu-con.com

折り返し別途詳細をお伝えします。


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