とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
自分のカラダを上手に効率的に使って、快適ランニング!

6/28 練習会報告

2009-06-30 | 自分越え練習会
今回は3時間台前半で走る常連メンバーの欠席が多かったのですが、
はじめての参加者が多く、計14名もの方に参加いただきました。
遠くは県外の淡路島からも参加。
ありがとうございます。

事前の天気では雨の予報でしたが、途中からは晴れてきて、
すっかり蒸し暑い中での練習となりました。

今回は初参加の方が多かったので、まずは足裏を密着させた
立ち方に時間を多く費やしました。
走る前にはまずはしっかり立てていること、
これが大切です。

その後は自分のカラダを効率的に使う走り方の練習。
自分のカラダを味方にして走るようにしていきます。
重力さえも味方にしていきます。
そして下半身最大の筋肉であるハムストリングスを
使えるようにする意識の仕方、などをお伝えしました。

そして今回のメインはスピード練習。
初心者クラスはゆっくりと田園パークの周りをジョギング。
最後に「流し走」を実施しました。

フルマラソンを3時間台で走る方、またそれを目指している方達は
半ば強制的にインターバル走に参加。

全力で1000mを走り、ゆっくりとしたジョギングで
呼吸が整ったらまた1000mを全力で走る。
超ドM的な練習です(笑)

さすがに初体験の人にはかなりきつかったようです。
結局3本走っていっぱいいっぱいになったようでした。

せっかく練習会に参加してもらったのだから
普段ひとりでは出来ないメニューを提供する。

汗だくで疲れきった参加者の表情をみながら
今回もいい練習を提供できたと、
ひとり満足感にかられました。

ドS的喜びです(笑)

普段のジョギングやLSDでは
効率的な燃費のいい走り方を目指していきます。

ただそれだけではなかなか速いペースでは走れないので、
流し走やインターバル走などでギアチェンジをしていきます。
そうやって筋肉や心肺機能に刺激をいれていきます。

これからの暑い季節、なかなか長い時間は走りづらくなってきます。
短い時間でもスピードを意識して走るようにするといいかもしれません。
それを夏以降の走りこみにつなげていきます。

次回の7月の練習会もスピード練習をテーマにしていきます。

開催の予定は7月19日です。


くすコンディショニング

自分越えプロジェクトの募集について

2009-06-29 | 自分越えランニングクラブ
自分越えプロジェクトの募集について、
何人かの方々から問合せをうけました。

・年内のフルマラソン参加は難しい。
・前回のメンバーのようなキツイ練習はとても出来ない。

そんな内容が多かったようです。

ですので、
参加条件の目標レースをフルマラソンから
ハーフマラソンまでをOKとします。
ただし、11月、12月開催でのハーフマラソンとします。

また、練習内容は各自のレベルや生活環境に
あわせたもので大丈夫です。
前回の参加者のような毎日のハードな練習レベルを
強要するものではありません(笑)

自分の出来る範囲で楽しく走っていきましょう!
ただし、週3回は走れる日をつくるようにしてください。
軽めのジョギング程度でもOKです。

興味のある方はこちらまでメールしてください。
E-mail : info@kusu-con.com

折り返し別途詳細をお伝えします。

楽に走れる感覚を身につけて、
自分のカラダを味方にしていく。

そうやって楽しく走りながら
それぞれの目標を達成していきましょう!

そんな方々からの参加をお待ちしております。


「The 自分越え」プロジェクト

くすコンディショニング



足裏を密着させる②

2009-06-25 | フォームづくり
足裏を密着させるエクササイズ

1.カカトに骨盤を乗せる
手を腰にあて、足は肩幅に開いてまっすぐに立ちます。
つま先立ちでカカトを浮かせ、骨盤を乗せるように
カカトを着けていきます。
トントンとリズムよく、カカトの衝撃が頭に突き抜けるように
おこないます。

まずはしっかりとカカトに体重をのせます。
カカトを地面に着けて立つのは2足歩行である人間の特権です。
ちなみに、四足動物である犬や馬、ゾウでさえも
皆カカトが地面には着いていません。
つま先立ちで立っています。
まずはしっかりとカカトに重心をのせて立てるようにします。

尚、このエクササイズは骨盤の上下のズレも修正してくれます。
トランプや書類をトントンと揃えるのと同じで、
骨盤のズレも揃えてくれます。

2.軽く屈伸する
カカトに重心がのったら、ゆっくりと軽くヒザを曲げて
屈伸していきます。曲げるヒザの角度は30度位でOKです。
ヒザを曲げると足裏が密着してくるのがわかると思います。
カカトから足裏全体が密着するように、足指の1本1本まで
意識して、10回ほど軽く屈伸します。

3.ヒザ文字を書く
次に軽くヒザを曲げた状態でヒザで字を書いていきます。
ひらがなの「あいうえお」をヒザのお皿にペン先があるつもりで、
ゆっくりと書いていきます。
この時足裏が決して浮かないように注意します。

以上のエクササイズが終わったら、足裏の密着感を意識して
まっすぐに立ちます。
最初の立っていた感覚とはだいぶ違って、しっかりと立てている
感覚がしてくるはずです。

この足裏の感覚をつくってから走るようにします。
足裏の密着感、グリップ力が違ってきます。
今まで磨り減っていたタイヤから、新しいグリップ力のあるタイヤに
履き替えたような感覚になると思います。

カラダのバランス、軸も安定してくるので故障の防止にもなります。


くすコンディショニング

自分越えプロジェクト 第3弾 ・ 参加メンバー募集

2009-06-19 | 自分越えランニングクラブ
「自分越え」プロジェクトの第3弾の
参加メンバーを募集します。

「自分超え」プロジェクトの専用ブログはこちらです。
http://ameblo.jp/kusucon/

7月1日よりスタートで、新たに参加メンバーの募集です。

・初めてのフルマラソン完走、マラソン4時間台、3時間台、2時間台で
 走るなど、自分自身の壁を越えたいと思っている。
・でも、いつ、どのくらいの練習をしたらいいのかわからない、不安。
・もっと自分に合った効率的な走り方、練習方法は?
・自分ひとりだけの練習なので、ついつい妥協してしまって追い込めない。
・痛みに対しての対処法、予防法をもっと知りたい。

こんな方々を対象にしたプロジェクトです。

今回の目標レースは、2009年11月23日の
「京都・福知山マラソン」とします。

*11月、12月に開催されるその他のマラソン大会を
 目標レースとしてもOKです。

まずは今までの走歴(マラソンタイムなど)、練習可能な曜日、時間等を
お聞きします。
現在の練習内容を参考にして、半月単位での練習メニューやテーマなどを
アドバイスしていきます。
それを自分なりにアレンジしてもらい実際に練習していきます。
ただそれだけでは一方通行になるので、
その練習状況や体調(走行距離、体重や体脂肪の増減など)を月2回、
メールで報告してもらいます。
それをこのブログ内で発表していきます。
ひとりだけの練習で、ついつい妥協しがちになるところを、
ブログ内に公開されるということで解消していきます。
整体師としてケガや故障についての相談にも乗っていきます。

<募集要項>
・11月23日の「京都・福知山マラソン」、もしくは11月、12月に
 開催されるその他のマラソン大会に出場される方。
・月2回(15日と末日)、練習状況や体調をメールで報告出来る方。
・メールの報告はそれぞれ20日、5日を締め切りとし、それを遵守出来る方。
・こちらが毎月1回開催する「とくしまマラソン塾・練習会」に
 出来るだけ参加可能な方。

<参加費用>
今回より管理手数料として月1000円を徴収させていただきます。
尚、プロジェクト参加メンバーは月1回開催する
「とくしまマラソン塾・練習会」に無料で参加できます。

女性の方、超初心者の方などでも大歓迎です。

前回までの内容はこちらのブログでご確認ください。
http://ameblo.jp/kusucon/

興味のある方はこちらにメールしてください。
E-mail : info@kusu-con.com

折り返し別途詳細をお伝えします。


くすコンディショニング

足裏を密着させる①

2009-06-17 | フォームづくり
四足動物は生まれてすぐに立つことが出来ますが、
人間の赤ちゃんは2本足で立つまでに
約1年もの時間を必要とします。

首がすわり、寝返りがうてるようになり、
這い這いからつかまり立ちへと変わって、
ようやく立てるようになります。

「2本足で立つ」ということは、
それだけの時間を費やした絶妙なバランスの上に
成り立っています。

この「2本足で立つ」ということは
人類が進化の過程で獲得した一番の
基本的な動きでもあります。

走るよりも先にまずはしっかりと立てているか。
これがとても重要です。

これは私の整体においても同じです。
痛みをとることも大切ですが、
2本足でしっかりと立てるようにすること。
これが私の施術における最終的な目標でもあります。

足裏の土台が歪んでしまうと、
それに対する補正をかけるようになります。
その補正がまた新たな補正を生み、その結果
顎関節症などのアゴの症状にまで発展します。

足裏を密着させてしっかりと立つこと。
この当たり前のことをもっと大切にしていきます。

人間の足の骨の数は片足で28個、
両足では56個にもなります。
全身の骨の数が206個ですから、
足だけで1/4以上の割合となっています。

足は体を支える大切な土台でありながら
動きやすい構造となっています。
そのため小さな骨の集合体になっているのです。

足裏が一枚の板のような感覚の人がほとんどですが、
手でピアノが弾けるのと同じように
足でも細かい動きが出来るような意識をもちます。
そうすることで足裏の密着感が高まってきます。

それだけでなく、

・屋内では出来るだけ裸足ですごすようにする。
・靴下は5本指ソックスを履く。
・足指でグー・チョキ・パーが出来るようにする。

こういったことも
足裏の密着感を高めるのには効果的です。


くすコンディショニング