●Reset(リセット):・カラダの歪みを整える
以前の記事にも書いた内容ですが、
もう一度ご紹介します。
1.自分で出来る骨盤矯正の方法です。
骨盤は骨格の中心です。
骨盤が傾けば背骨も歪んでいきます。
また左右のバランスも崩れてしまいます。
まずは骨盤を正しい位置に調整していきます。
最初に自分で骨盤の歪みをチェックします。
<セルフチェックの方法>
①仰向けになって脚をまっすぐに伸ばします。
②伸ばした脚を少し開いてから閉じてくっつけます。
③くっつけたカカトの左右差で足先の長さを比べます。
④長い側に骨盤が下がっています。
⑤次に仰向けのままヒザを立てて揃えます。
⑥ヒザのお皿の高さを比べます。
⑦高い側に骨盤が傾いています。
<自己調整方法>
①スポーツタオルかバスタオルを1枚用意して、
4~5cmの厚さにたたみます。
②仰向けになってたたんだタオルを仙骨の下に敷きます。
(仙骨:骨盤の中央、腰骨とおしりの割れ目の間の骨)
③ベルトライン左右の横にある骨盤の突き出した骨(腸骨棘)に、
手のひらのくぼんだところをあてます。
④そのまま手の重さだけで、セルフチェックで長かった側の骨盤を頭方へ、
反対側を足方へと、軽く誘導するように2~3分保持します。
⑤次に、ヒザのお皿の高かった側の骨盤に両手を重ねてあてて、
骨盤を下方へ軽く誘導するように2~3分保持します。
⑥次に、両手を重ねたまま恥骨結合部に手のひらをあてて、
(恥骨結合部:おへそから真下に下ろして行くと急に硬くなる部分)
そのまま手の重さだけで2~3分保持します。
⑦最後にうつ伏せになってアゴをつけます。
セルフチェックで長かった反対側のヒザを曲げて、
カエル足の形をとります。
ヒザを曲げた側のお尻と太もも境目にある骨の凸部(坐骨)
に手のひらをあてて、背骨側に軽く誘導するように2~3分保持します。
2.次に足関節の矯正方法です。
もともと人間の足はわずかに外側に傾いており、
着地する時には足裏の外側から着地するようになっています。
しかしこの傾きが大きくなりすぎると、捻挫しやすくなったり、
靴底のカカト外側が極端に減るようになります。
立った時の土台部分である足関節を矯正していきます。
足首の内側の傾きが大きい側、または片足立ちで立ちにくい側
を中心におこないます。
<下がった腓骨を正しい位置に戻す>
(腓骨とは膝から足首の外側にある骨)
①右足の場合、左手の人差し指を右膝のお皿の斜め下にある
骨のでっぱり部分(腓骨頭)に添えます。
②右手の人差し指と中指を右足外側のくるぶしに添える。
③そのまま腓骨を上方に誘導するように2~3分保持します。
<カカトの骨の捻れを治す>。
①右足の場合、右の手のひらのくぼんだところで、
カカトを包み込むようにして保持します。
②そのままカカトを足裏側に、そして外側に軽くひねるように誘導して
2~3分保持します。
それぞれのコツは手の力で押そうとしないことです。
力を抜いて手を添えておく感覚で保持していきます。
慣れてくるとゆっくりとした骨の動きを感じてくるようになります。
上手くできない場合には、プロにお任せください!
<参考文献>
「図解 手を添えるだけで、骨のゆがみがなおる!」
「最小のエネルギーで、最大の運動を生み出すカラダを創る!」
徳島の整体院 くすコンディショニング
http://www.kusu-con.com/
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