ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

本になった。

2006-11-30 21:41:38 | WORKS
母の本を、製本し治していたのだが、
出来上がった。

古い祖母の着物をほどいた布地を和紙で裏打ちし

元のソフトカバーの表紙を剥がして

厚ボール紙の芯を布地でくるんだ表紙を
付けなおして

出来上がり。

専門家ではないので、題名も著者名も入れられなかったけど
オリジナルの本に生まれ変わった。

もとの本と比べたら、ちょっとカッコよくなったかしらん。

見返しの紙を選んだり、布地と合わせて花布を選んだり
これだけの作業でも結構楽しかった。

大学の卒業制作は
本を作ろうと思っている。

内容も、編集も、印刷も、デザインも、製本も
全部自分で手掛ける
たった1冊の本。

そのまえに、作りたい本が出来た。
友人が趣味でとり溜めたデジカメの写真データから
自薦ベスト30点をいただいて
そこに私の無関係な散文を付けて
本にしたら面白そう!

しかし、これも内容からデザインから製本までだな。
はたして、実現するか?不安なので、取りかかるまで内緒。

どんなにwebが発達しても
本というメディアのなが~い歴史からして
本というメディア形態は、なくらないと思うなあ。


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2 コメント

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はじめまして (いくこ)
2006-12-11 09:50:53
初めまして。「製本工房」で検索していてこちらにたどり着きました。私も今、母の俳画をまとめて本にしようとあれこれ悩んでいるんです。和服の布を裏打ちして表紙にって、いいアイディアですね。卒業制作の本、いいのができそうですね。また、たびたびおじゃまします。
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こんにちは♪ (kyopyong)
2006-12-11 10:49:54
ようこそ。はじめまして。
いくこさんもお母さまの本を出されるのですね。

私も、母の本が出版社から出来上がって来た時には、装丁がすごく安直なデザインで、がっかりしたんです。
それでいつか1冊くらいはハードカバーに、ってずっと思って
いました。

製本して下さるところは、意外とありますから、プロの造本家さんに依頼されると素敵なものが出来るかもしれませんね!

いくこさんも、ご自分でチャレンジいかがですか~、楽しいですよ。
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