お香は皆さんそれぞれお好きな香りをお持ちのことと思います。香は日本文化と密接な関係にあります。 正倉院御物の中のにもいろいろの香木があります。長い時を経てこうして香りを楽しむようになりました。
今回は香老舗 松榮堂の 「匂い香」 「誰か袖」 極品を使用しました。
「誰か袖」のネーミングは ~ 古今和歌集の歌より 『 色よりも香こそあわれとおもゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも 』 この歌から香りが漂ってきます。
「誰か袖」はとても上品でほのかに漂うあまい香りは、こころなごむ穏やかな気持ちになりました。
香の種類は多くあります。花や木々のエッセンスを香りにブレンドした物、下のステックのはグレープフルーツと芳輪「堀川」です。とてもよい香りです。
布は帯や着物、また使用しなくなったネクタイなど、布を選び裁断して形を考えて縫い合わせます。そして袋の中に上の香を入れます。よい香りがただよっていました。
「匂い香」は小さい紙袋に入れてお部屋やタンスの中に入れるのもいいですね。
皆さん真剣に作成、そして素敵な香袋ができました。ご自分の作品を見ながら、香りに癒されて、出来ばえは~ 最高です~!!
皆さま素敵な香袋をみせていただきありがとうございました。
ご自分の香りをお楽しみ下さいませ。
ではごきげんよう、さようなら 「花子とアン」より (担当 伊藤)