京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

お茶教室 12月開催

2018年12月25日 | 助産師会個人事業

お茶教室を開催いたしました。

冬至も過ぎ徐々に寒さも厳しくなってきました。 冬至にはゆず湯に入り、カボチャを食べる風習が今も続いています。

お寺では大根たきも行われます。大根を食し ”健康や無病息災” を祈願します。日本人として ”心身の健康” を願います。

香合と香のお話し お茶には香が重要  

炉と風炉では香合と香を使い分けます。   炉では練香を用いる。 色んな香を混ぜて丸める。

炉は主に陶器や磁器を使用します。 上、右端から朝日焼の鶏(14代豊斎) 真ん中、松笠 大樋焼 長阿弥 左、つぼや焼 沖縄のです。

風炉では塗物や木地、貝、香は白檀、沈香を使います。 有名なのは正倉院の 「蘭奢待」(らんじゃたい) これは聖武天皇御遺愛の品。

上、右側は沈香、真ん中は白檀です。 沈香のきざみです。 丸いのが練香です。炉の時季に用います。

香には「香十徳」 があり心身を清浄にする作用があります。

お香をきくと心身ともに癒されます。 香りをきいて、その香銘りを当てる。香道もよく行われています。

 

   転禍 為福 (てんかい ふくとなす) わざわいてんじてふくとなす。 

狸谷不動院 長老 松田亮如様  今年の漢字 ”災” でした。今年は災害が多くて大変な年でした。来年は平穏無事にと願います。

 主菓子 初霜 遊月製 とても美味しい~

 

  干菓子(和三盆)

   水仙は香りよし

  濃茶 点前

   お茶碗を茶巾で拭く

                 

  濃茶を頂く。 お先にして、出帛紗を左手に広げて茶碗をのせて頂きする。茶碗、服紗を置き、茶碗の飲み口を拭き、戻して次客の送り”送り礼”する。

 薄茶の点前

    

 今回は3人でお稽古しました。 月一回のお稽古ですが、 お二人はお休みなく続けられています。

ご熱心でまた楽しまれています。 上達はすごいです。 続けることが大事です。 継続は力なりです。 徐々に好きになり自分のモノになります。

お点前の手順は最初は頭で覚えます、その後は自然に体が覚えていきます。 五感また感性も鋭くなります。、それが心にとどき、響きます。

茶道は奥が深いですが、楽しみも多いです。 皆さまご自分流の楽しみを見つけましょう。

ご参加ありがとうございました。 またお仕事などで参加出来なかった方、また次回によろしくお願いいたします。

 

 今年も大変お世話になりました。  またブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 皆さまどうかよきお年をお迎えください。         来年は1月24日 初釜です。

 

                お茶教室担当   文責 伊藤正子

 


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