皆さまあけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1月10日(木)10時~会館二階和室にて「初釜」を行いました。
当日は真冬らしい冷え込み、雪もちらつき寒い一日でした。
今年の御題は「立」」 干支は「巳」 玄関に干支の掛物を飾り皆さまをお迎えいたしました。
二階の和室は茶室に早変わり、 名づけて 「助産庵」
事務所で休憩し、その後席入り、道具の拝見をしました。
T氏は日本文化を学ばれていて、ご自宅で亭主をされる予定のため出席して下さいました。
茶道は日本文化の中、芸術文化と言っても過言ではありません。日本文化が凝縮されています。
茶室は日本間、床には掛物、花、香、茶道具(その時の茶会のテーマにより道具の取り合わせを決める)
そしてお菓子とお茶をいただく。
お菓子を食べ、お茶を飲むだけのことですが、茶室の空間には亭主のおもてなしの心がいっぱい、いっぱい詰まっています。
お菓子、花びら餅は白味噌の香りもよく上品な甘さで美味しいです。甘い物はより濃茶の味を引き立ててくれます。
お茶銘は 「初釜抹茶」 柳桜園詰で特別の物です。 濃茶は3人と4人で飲み回しました。皆さん濃茶を飲むのは初めての体験とのこと。ホントに綺麗なグリーンで香りよく、まろやかで、とても、とても美味しかったと!!
その後干菓子をいただき薄茶を飲みました。
釜から立ちのぼる湯気のぬくもりで心身ともに癒されました。日本人で良かったとしみじみ感じました。
皆さまご参加して下さりありがとうございました。
皆さまにとりまして幸多き一年となりますように心からお祈り申し上げます。
(担当 伊藤)