93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

終活

2015-12-03 22:20:05 | 日々の暮らしから
墓じまいという言葉は最近まで知らなかった。
私は信者ではないが、キリスト教徒の夫に従って結婚式、夫の葬儀、
お墓(信者のための納骨堂)等々全てそのキリスト教式で行って来た。

実家は仏教、最近、次世代はそれぞれ結婚や仕事で遠くに住むものも多くなり、
我々世代がやってきたようなお墓の「お守り」は難しくなってきた。
お墓のあるお寺は桶狭間古戦場の真ん中にあり、
本堂にはこの地で討たれた今川義元の遺品なども残っている歴史あるお寺である。
境内には首塚跡などもある。


初冬の一日、弟夫婦、妹二人に私「5人全員集合」
ちょっとリッチなランチ→妹の作品展鑑賞→
最後が本日主目的のお墓問題を喫茶店で。

最近境内の一角に「永代供養塔」が建立された。時代の要求なのだろう。
何十年も子供の時から慣れ親しんだお墓、思い出いっぱいのお墓。
誰も皆心情的には「永代供養塔」をお墓とは思えない。
苔むした6基のお墓が両親や御先祖の眠るお墓だ。
とはいううものの、このままにしてはおけない、いつかは・・・・
かくしてこの供養塔に入っていただくことに決まった。
すぐではなくもう少し心の準備など、機の熟するを待っことになった。
それはいつ?遠くない将来だろう?
コメント (16)
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