お江戸の昔から人々は疫病に苦しんできました。天然痘は6世紀ころから
江戸時代後期にはコロリ(コレラ)に苦しみました
将軍も例外でなく何人もが疱瘡に罹りました。
疫病が流行れば当時も「遠慮」と称して自粛もありました。
換気も推奨。登城の際のお供の人数減らしたり、
濃厚接触者は登城を禁じられた。
困窮者には支援(お米)もありました。
今考えられることはかなり実行されていたようです。
マスクは、大正8年のインフルエンザ大流行からマスク着用が増えた。
職業的なマスクは別の話です。(例えば鍛冶屋さんとか)
外国人からみれば、日本人は必要ないのにマスク付けていると
批判の声もあるようです。
今回の新型コロナウイルス流行で日本は割に穏やかに推移しているのは
この「マスク文化」のおかげかもしれません。
このほど当時の事情を知ってみて、
江戸時代もかなり進んでいるなと感心しました。