象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

カントールの”素朴”な集合論と小難しい”選択公理”のお話

2022年09月27日 05時40分05秒 | 数学のお話
 「その6」の最後で述べた様に、素朴集合論の”素朴”という言葉は、カントールの性格や気質そのものを具現しており、特に”対角線数”への変換のアイデアは数学史上において特筆すべきものでした。 この対角線数の素朴なアイデアこそが神を超越し得るカントールの純朴さなんでしょうが、その彼も”神に告げられた”と言い放ち、無限論に深く濃く埋没 . . . 本文を読む