私が子供の頃は、今の様に自民党一色だったが、野党では社会党がダントツに強かった。故に選挙では、”自民党vs社会党”で、常に火花を散らしていた。
そして、選挙の度に学校の先生達は、自民党を口酸っぱく罵った。
1976年、当時の田中角栄首相が金脈汚職で内閣を退陣しそうになった時、小学生だった私のクラスでは、それについて議論が躱された。
ある女の子が”角栄にはすぐに辞めて欲しい”と口火を切った。すると女の先生は激昂した。元々短気な先生であったが、その時は目の色が違った。
”辞めるなら、責任をしっかりと取ってから辞めて欲しい💢”と、ピシャリと言い放った。
周りはシーンとした。
その時、私は迂闊にもポツンと呟いた。”制度が制度だから、どうしようもないよ”と。
私は先生に殺されると思った。その日、私は一日中俯いてた。翌日の日記には、先生のコメントが赤い字で記されてた。
”〇〇君は最近、とてもいい事を言う様になりました。先生はビックリしています”
私が子供の頃に呟いた言葉が今、現実になった。
いよいよ参議院選挙
いよいよ明日は参議院議員選挙だ。選挙には殆ど足を運ばない私も、参議院だけは不思議と足を運ぶ。
贔屓の政党はないが、過去一度も自民党に投票した記憶ははない。しかし、結果はいつも自民党の勝利だ。
つまり、今の選挙制度では国民の声と怒りは、まず伝わらない。我ら愚かな島民が政治に関与出来る、最低限の行使にすらなり得ない。
選挙に無関心な若者が増殖するのも当然だ。若者と歴史は何時の世も正直だ。
選挙に関心のない君たち、自民党に投票するくらいなら、選挙に行くな!それが日本の為だ。どの政党か迷ってる君、自民党以外であれば最悪は避けられる。逆に、自民党以外に投票しようと思ってる貴方、誰にどの政党に投票するかをよ〜く考えよう。
自民党に代わる政党が一体何処にある?
殆どの日本人は決まってこう言う。”自民党に代わる政党があるのか?”って。そして、我ら愚かな日本人は、迷った挙げ句、”仕方なく”自民党に投票する。
”だって、自民党以外にこれといった政党がないんだモ〜ン”なんて感じだ。
こう言う呑気な声を聞く度、日本人である事を恥と思う。こういった緩やかな自民党支持者の”どうでもエ〜”票が、自民党を温々と生き延びさせて来た。
つまり、選挙に行って、仕方なく自民党に入れるくらいなら、投票しないでTV見てる方が、自民党を解体するにはずっと効率がいい。先ずは緩やかな自民党支持者の基盤を揺るがすべきだ。
それ以上に、迷ったら思い切り(自民党に)告白じゃなく、自民党以外に投票するのが、自民党を潰す一番の手っ取り早い方法だが。
それでも正直者は自民党に投票し、最後にはバカを見る。
今こそ、自民党という亡霊を払拭する大きなチャンスなのだが。それでも我ら愚民は自民党に引き寄せられる。”寄らば自民党の陰”なのか。
安倍を幾ら無能呼ばわりしても、何も変わらないし、実際に何も変わらなかった。選挙の仕組みが自民党を選択する様に出来てるからだ。
それ以上に、我々の思考システムが”自民党ナイズ”されてる間は、何も変わらない。
かつてマクドナルドが、ジャンクフード•ビジネスを支配した頃の様に、我ら大衆はクズ肉であろうと、ネズミの肉が混在していようと、自ら進んでマクドを選択した。そういったシステムをマクドナルドが既に構築していたからだ。
今の選挙のシステムも全く同じだ。
”自民党の自民党による自民党の為だけの選挙システム、いや政治システム”
我ら日本島民は実質、自民党の中でしか選択肢を与えられてはいない。それは政治家も同じだ。
今の政治制度では、腐敗はなくならない
以下は、9年も前の早川忠孝弁護士のブログ記事「内閣総理大臣や国会議員に対する国民のリコール権」からの抜粋です。
”誰が見ても不適格だと判明した人が内閣総理大臣に就任しているのを黙って見てるのは、国民にとって辛い事だ。少なくとも”もう辞めてくれ”ぐらいな声を届けるのは、制度上あってもいい筈。
同じく、誰が見ても国会議員として相応しくない行為をした議員は、直ちにその解職を求める事が出来る権限を、国民に付与する事は出来ないか?
しかし、国会議員が党議拘束に縛られ、自らの意思で投票が出来ず、党利党略で動かざるを得ない状況では結果的に、国民の声に耳を貸さず、内閣不信任決議を闇雲に否決し、内閣を擁護したり、あるいは問題の議員の解職を阻止する事になる。
私たちは、より風通しのいい社会を目指している。漠然とした不満が、これ以上国民の間に鬱積しない様にする為にも、国民の声がより国政に反映される様な、柔軟な仕組みを考えてもいいのではないだろうか”
以上、アメーバブログからでした。
これく加え、拉致問題を含む北朝鮮問題が大きくなる程に、”モリカケ問題”はどうしても後景に退く。結局、モリカケ問題については誰も政治責任を取る事なく幕引きになる可能性は大きい。”この時の為に麻生氏を温存しておいた”という事かもだが、とにかく前へ進む為には、誰かが”捨て駒”になる必要がありそうだ。とも書いてる。全くその通りだ。
結局、今の政治制度では、何度選挙をやっても、黒い政治屋や不適切な官僚は、半永久的に居続ける事になる。しかし、”自民党バンザイ”の地盤は今まで歪む事はなかったが、その反動は確実に自民党を崩壊に追い込む。
平成を愚民の時代にした30人の愚者たち
適菜収著の「平成を愚民の時代にした30人のバカ」のレビューにこうあった。
30人の”改革バカ”の中でも、小選挙区制を導入する事で国の形を変え、格差社会へのルートを準備した小沢一郎のバカ。”自民党をぶっ壊す!”と言いながら日本をぶっ壊し、格差社会の形成に尽力した小泉純一郎のバカ。情報統制により格差社会を完成させ、そこからトリクルダウンしてくる甘汁を吸い続ける安倍晋三のバカ。この3バカが日本を3流国家に劣化させた戦犯といえると。
この著者は、まず”壊れてる日本”を認め、戦犯と瓦礫の処理が必要と言い放つ。
つまり私達愚民は、これらバカの中からしか選ぶ事が出来ないのだ。愚民がバカの中からバカを選ぶ。
そういう事を延々と繰り返してきた。その結果、我々も馬鹿になる。
それに、どうせバカを選ぶんなら、”自民党以外のバカを選ぼうぜ”って。これでは選挙とは呼べない。
そこに、ギャンブルや変革は何処にもない。
長らく自民党に洗脳された島民に、選挙権を与えること自体無駄なのか?
勿論、政治家や政党自体は国民が作るものではない。しかし選択する事はできる。”仕方なく”自民党に投票するという行為は、最初から勝負を諦めてる様なもんだ。これこそが、選挙という多数決の”黒い罠”でもある。
戦いを諦めた民に明日はない。多数決が支配する政治は腐るばかりだ。国民一人一人が成熟しない限り、多数決の論理もまた無意味である。結局最後は、メディアも自民党に加勢し、力不足の野党を罵倒し、選挙は幕を閉じる。
丁度、140試合のペナントレースを終え、優勝チームが勝率ではなく、投票で決まる様なもんだ。”だったら読売に投票しようぜ”
これこそが選挙という”作られた”仕組みなのか。
今回も自民党が勝利する?
でも、今回も自民党が勝利するんだろうな。そして安倍首相は、人の良さそうな風貌と同情を誘う様な震えた声で、勝利宣言を国民や支持者に訴えかける。
”国民は、私を自民党を見捨てなかった。そして、私は最後まで国民を信じました”と静かに口を開く。
次に、力強く言い放つ。
”私の心は国民と共にある。日本と日本国民を絶対に見捨てない”と。
日本島民は特に、自民党や安倍を支持する島民は熱狂の渦に包まれる。
”ヤッパリ安倍さんしかいない。自民党という船に乗ってれば沈む事はない。だって今までもそうだったじゃないか”
嗚呼、安倍の勝利の咆哮が今からでも聞こえそうだ。しかし、安倍の心は腹黒い事を考えてる。
”全くバカな島民だ。俺も自民党も日本の半分を支配してんだ。誰が何と言おうと、どう転んでも、最初から負ける事はないのさ。派閥と多数決の論理がある限り、安倍一族も俺も自民党も永久に不滅なのさ”
でも、ヤッパリ選挙には行こうぜ!
嗚呼、こう考えるだけで選挙には行きたくなくなった。全く変わろうとしないこの国民いや島民に、諦めと嫌気が刺してきた。
それ以上に、安倍自民党の尻拭いをする政治家が現れる筈もない。そんな大バカがいる筈もない。この島国には変革は存在しない、今までもこれからも。
今に始まった事じゃないが、この国の島民は変革に極端に疎いし、変革を異様に畏れる。この国の島民は、行動や実績や能力や才能ではなく、見た目や人柄だけで判断する。”人が良さそう”というだけで、絶大な信用を得る。世間体と見た目と人柄が全ての貧しい島民なのだ。
この国の島民も勤勉で物知りは多いが、全く変わろうとしない。お勉強は出来ても知能が低いから、思考が拡がらないし、思考も凝り固まったままだ。東大出の学者ですら、そんな悲しい状況だ。
事実、富裕層や東大生の多くは安倍を支持してる。
”特権階級が温々としてられんのも、安倍のお陰だからね”といった悪魔の声が聞こえそうだ。
嗚呼もう、選挙行くのヤメようかな。いや選挙に行って”最後の抵抗”をしようじゃないか。
(追記)正直、安倍信者から露骨な嫌がらせが届くと思ってましたが、賛同のコメが多く、ビックリしてます。選挙の結果はどうなるか判りませんが、我々弱者が出来る事はやはり投票する事だけ。今からでも遅くはない、どの政党に入れるか?よーく考えよう。
でも正直嫌がらせのコメントが届くかなと、そっちの方も心配でしたが。でも、何も変わらないというのも悪くはないかもです。
残念だったですね。ドラクロアの自由の叫びは届きませんでした。ひょっとしたらとも思ったんですが、緩やかな自民党の組織票は盤石でしたか。
メディアも少し大人し目でしたか、複雑そうな印象を受けました。
でも正直ここまで賛同の声があるとは思いませんでした。たかが選挙されど選挙ですね。
因みに、「最後の抵抗」はSキングの作品で、人生を狂わせた工場主への抵抗を誓った男の物語ですが、最後にはヤラれてしまいます。でもピュリッツァー賞を受賞した名作です。期待しましょうね。
別に、とある政党の回し者でもないんですが、ここまで励ましのコメントがあるとは思っても見ませんでした。
私の過疎ブログが少しでも役に立てればですが。選挙には行きましょうね。
福岡は今、大雨が降ってます。これも何か嵐の予感なんでしょうか。
国民は最後の最後まで抵抗しなくてはならない。選挙は抵抗のための良い手段です。
マスコミの情勢調査では安倍晋三が勝ちそうで嫌ですが。
だからこそ選挙で抵抗のための一票を投じるべきです。
やっぱり選挙に行こうかな。
安倍首相の心臓に一突きとなればいいんだけど。
政治には詳しくないので、今回の選挙で日本の政界がどう変化するのかは断言できませんが。安倍みたいな腐ったDNAの政治屋が消滅するだけでも、日本にとっては大きい事だと思う。
ただ今回は反自民等のほうが多い様な気がします。昨年末の総裁選挙では、安倍をこき下ろし、露骨な嫌がらせを受けましたが。今度は賛同のコメが殆どです。
自民党も安倍派閥や政治家の腐った家系にはウンザリという事でしょうか。今回の選挙で自民党が解体すればいいんですが。
安倍の愚策が悲惨を呼び、その悲惨さが国を蘇らせる。
”安倍自民党腐って、地固まる”と。
今回の選挙でそうなれば理想なんですが。
自民党の長年の教育介入でその教育を受けた政治家自身が、無能になり、国民は、愚かな政策を進められてもその事がどの様な事に成るかも分からなくなってしまいました。
数十年前なら、安倍政権は、とうに終わっていたはずです。
無党派の皆さんが、投票に行き、自民党以外に投票すれば、日本は、明日にでも変わる事を理解すべきです。
今回が、戦前最後の自由選挙になるかもしれません。戦争を避けるのは、外交しかあらいません。戦争好きの政治家により、皆さんは、見ず知らずの外国人を殺すか皆さんが殺される事になる位の想像をして下さい。
既に安倍神話は完全に崩壊しています。世界のメディアもそれを証明しています。安倍首相の長期政権が逆に仇になったみたいで。
やはり、選挙には行こうかな。
安倍には、日本をメチャクチャにしたことの責任をしっかり取ってから辞めてもらいましょう。
安倍自民がもたらした悲惨によって、国民は「自民党信仰」から抜け出せる。
北朝鮮問題ではアホな小泉と同様に、北朝鮮外交の檜舞台を作り上げ、今回の選挙に臨もうとした安倍ですが。それ以上のアホの金正恩に、これまたアホ呼ばわりされ、拒絶されました。
今回の選挙で国民の怒りが結果として出れば理想なんでしょうが。どうなんでしょうかね。
まさに選挙に勝つ為だけの腐った安倍政権でしたね。
でも過去これだけ世界中から、そして日本中からバカにされた首相がかつていたでしょうか?あの中卒の角栄ですらここまでバカ呼ばわりされたでしょうか。
確かにこの日本には本当の自由ってないのかな。戦後アメリカが無理矢理与えた作られた自由。
日本に自由の女神が到来するのはいつの事でしょうか。
私も選挙には行きたくないですう〜。
明日雨が振ったら、選挙行くのやめようかな。