真夜中の訪問者その２２〜ロシアと戦争する夢見ました､もう最悪！〜

　昨日の参議院選挙のブログに賛同のコメ下さった方､有難うです。結果はどうなるか判りませんが､どう転んでも国民の為になればいいんですが。メディアは自民党有利と見てますね。

　さてと､18日に続き､”真夜中の訪問者”ブログです。前回は松重豊さんが夢に出てきてくれて､とても勇気を貰ったんですが。今回の夢は､今まで見た中で最悪でした。

　参議院選挙と同じく､記事にしようか迷ったんですが､これも何かの縁でしょうか？それとも今そこにある危機の前兆でしょうか？
　一応警鐘を鳴らす為に､書く事にします。

　夢の舞台は､大きな川に浮かぶボートに乗ってる所から始まります。

　何と､ロシア海軍の魚雷攻撃に晒され､我ら日本海軍は殆ど壊滅し､小さい10人乗り程のボートが3隻だけという､最悪の事態に追い詰められてるではあ〜りませんか。エエーエッ､これって現実なの？

　生き残った周りの仲間に聞くと､最初は優勢だったんだが､途中でアメリカが逃げ出した為､日本は孤立し､一気にロシアに攻め込まれ､今の最悪の状況になったという。

　”おいおいホントかよ､日米同盟はどうなった？”でも普通だったら､降伏だろうに。

　そうこう思ってるうちに､ロシア海軍の魚雷が幾発も我らを狙ってくる。
　私めが乗ってるボートは､一発の魚雷が船尾を掠めただけで半壊はしたが､何とか沈没せずに生き延びた。しかし残りの2つのボートは､魚雷をもろに喰らい､アッサリと沈没した。

　そして最後の最後とばかり､トドメの魚雷が3発ほど､半壊した我がボートめがけ発射された。勿論､今度は避ける事が出来なかった。私は魚雷が炸裂する前に､川の中に身を投げた。その直後､ボートは木っ端微塵に跡形もなく粉砕した。

　私は必死で泳ぎ､何とか岸辺にたどり着いた。陸に上がると､ロシア兵達が勝利のお叫びを上げていた。我ら敗戦兵は､近くの収容所に連行された。私以外に生き残ってたのは5人程だったか､皆負傷していた。

　負傷兵はすぐに病院へ送り込まれた。一方私は､だだっ広い食堂の様な所へ連れて行かれた。しかし､そこには誰もいなかった。厨房には､ロシア人の小間使い風の調理人が一人いた。
　”何か食うものはないの？”
　”日本兵かい？下に落ちてる残飯でも食ってろ”

　俺はキレた。調理人を殴リ倒した。男はピクリともしなかった。ガランとした厨房に入り､食い残されたサンドイッチを空腹の胃袋に詰め込んだ。不思議と味はしませんでしたな。

　食堂の隅では､ロシア兵が日本の娼婦とイチャついてた。周りは､私とその二人を除き誰もいない。
　私はロシア兵を睨みつけた。男は俺を､嘲る様な目で見下した。俺はキレた。カカトで男のみぞおちを､目一杯の力で踏みつけた。男はすぐに死んだ。女は呆然としていた。

　そう､私は夢の中では無敵なんですな(笑)。

　私は外に出た。あまりの外光の眩しさに目が眩んだ。そして､その時目が覚めた。

　全く最悪の気分だった。人を殺す夢は何度か見たが(その17と20参照です)。今回の夢はホント最悪だった。

　戦争で負けるという最悪の経験を､夢の中ではあるが､体感したのだ。戦争は何があってもどんな正当な理由があっても､避けるべきだと思い知った。明らかに勝てる見込みのある戦争でもだ。

　それに日米同盟がアテにならない事も､この夢でよーく理解できた。実際､日本がロシアと戦争したら､アメリカがどう動くかは､全く予想は出来ない。所詮､同盟は同盟である。どっちに転んでも不思議じゃない。

　夢の中で私は､自分をコントロール出来なくなっていた。全てが終わったと悟った時､人はとてつもなく残酷になれる。今回の夢はそれを見事なまでに教えてくれた。

　夢はいろんな事を教えてくれる。私の脳神経の無限の錯綜は､ありとあらゆる物語を次から次へと生み出してくれる。
　勿論､現実になって欲しいものも､欲しくないものもある。しかし､最悪の夢を見る事で最悪の危機を予見し､防ぐ事は不可能じゃない。

　いくら日本とロシアが北方領土で揉めてるとは言え､戦争に発展する事は現実にはあり得ないと思うし､思いたい。しかし､あり得ないとも言い切れない。　

　この悪夢が夢であってくれる事を､只々祈るばかりだ。