”習近平お前もか？”香港デモと習近平スキャンダルとの密な関係と〜13億の頂点に立つ男の女癖とは？〜

　緊急速報？とまでもないんですが。

　とうとうアメリカが習近平のスキャンダルをスッパ抜いた。流石に自由の国アメリカだ。中国を潰すに手段は選ばなかった。

　NEWSポストセブンの｢中国で禁書指定の”習近平暴露本”が米で出版！その衝撃内容とは｣からです。

　香港で発売直前に､中国政府から”禁書”に指定され､出版不可になった習近平国家主席の女性関係に関する暴露本が､ロサンゼルスの出版社から発行•販売される事が分かった。

 

習近平の暴露本とうとう出版か

　当初､香港で中国関係の”禁書”を扱う銅羅湾書店から出版•販売される予定だったが。2015年10月～12月の間に､同書店の社長や書店主ら幹部5人が中国当局により､極秘裏に中国大陸内に拉致された事で､販売が不可能となっていた。
　しかし､出版社側は本の版権を米国の出版社に譲渡し､ロサンゼルスで出版される事になったという。

　米国を拠点にする中国専門の華字ニュースサイト｢博聞新聞網｣によると､この本のタイトルは｢習近平と彼の愛人たち｣で､ロサンゼルスに拠点を置く､ウエストポイントが出版する。

　同社の社長で在米華人の鄭存柱氏が､同書店の版権を買い取り､同書の筆者と正式に出版契約を結んだ。

　同書は当初､中国語版で発行されるが。売れ行きを見て英語版も出版される予定だ。同書が発売されれば､大きな話題を呼ぶ事は間違いないとみられてる。

 

暴露本と香港デモの関係と？

　なぜならば､香港では現在､”逃亡犯引き渡し条例”の改正案が､市民らの激しい反対により､事実上の廃案に追い込まれているが。実はその香港デモとこの本書が関係しているからだ。
　200万人以上の市民が､改正案反対デモに参加するきっかけとなったのは､同書を巡り､2015年に出版社の幹部らが､中国当局により非合法的に身柄を拉致され､中国大陸内で取り調べを受けていた事実が､広く市民に知られた為だ。

　仮に改正案が可決されれば､反中国的な人物が香港で逮捕され､その身柄が中国側に引き渡される事も可能となる。その為､市民の改正案に対する警戒感は極めて強く､同書への関心もまた大きいと。
　特に同書では､習近平主席の女性関係が赤裸々に綴られているとされ､話題性には事欠かない。

　因みに､同書で取り上げられている女性は､習氏が文革時代に下放された､陝西省の農村で知り合った地元出身の高校生や､初婚の相手の外交官の娘､さらに再婚した現在の妻で元歌手の彭麗媛氏､習氏が福建省幹部時代の浮気相手とされるTV局アナウンサーや現妻の知り合いの歌手､あるいは習氏が最高幹部に上り詰めた後に知り合った有名な大物女優らで､10人は下らないとされる。

　以上､そのまんま抜粋でした。

 

米中貿易戦争の後はスキャンダルの暴露？

　全く､習近平にとっては米中貿易戦争よりもこのスキャンダルの暴露の方がずっと深刻だろう。お陰で､中国大陸の殆どの中国人は､習近平の全てを知る事になる。その時､今まで暗く分厚いベールに包まれてた､共産党の壁は脆くも崩れ去るのか？

　トランプ政権にとって､米中貿易戦争は単なるジャブに過ぎなかった。習近平の､この”ド派手な女癖”を世界中にバラまく事で､一気に中国共産党を崩壊させる気なのか？このスキャンダルがボディブローみたいに､後で効いてくるのか。
　
　香港大デモの背景には､習近平暴露本の存在があったとは､私も全く知らなかったし､予想だにしなかった。それを見抜いたジャーナリストもいなかった。

　”13億人の頂点に立つ男”も､その真相は単なるスケベ爺に過ぎないのか？
　詳しい事は判らないが､習近平のスキャンダルをスッパ抜いた事で､ここに来てトランプ政権が初めて､中国共産党に対しアドバンテージを持ったような気がする。
　つまり､G20のトランプの妥協は演技だったのだ。
　
　今の時代､”核よりも情報が高く付く”とは､この事を言うのか。

 

嘘だと言って習近平！

　勿論､女性関係ならトランプ大統領だって全然負けてはいない。女性とのトラブルも多く､色々な女性がトランプ大統領を訴えたりしてる。しかし､それで彼の評価が変わる事はない。トランプの様な“解かりやすい奴”は､スキャンダルには滅法強いのだ。

　しかし習近平の場合､彼の持つ独特の不気味さが大きなアドバンテージだった。全てにおいてミステリアスな習近平の重厚なイメージは､トランプ政権に対しても大きな武器であった筈だ。

　そこでアメリカは､習近平の隠されたイメージを覆す事を考えた。
　”ヤツだって男だ､探せばエロエロと出てくるに違いない”
　トランプは､”習近平だって俺と同じ人種だ”という事を見事に見抜いた。そしてそれは現実となった。

　習近平が､スキャンダルに強いかどうかは判らない。中国人が共産党指導部のスキャンダル慣れしてるのかは判らない。
　ただ､マイナスに働くのは想像に難くない。清楚なイメージの女優が､重厚なイメージの政治家が､ほんの僅かなスキャンダルで潰されてきた様に。

　
　大半の中国人は､”嘘だと言って､習近平！”とでも叫ぶのだろうか？そして､習近平はこの試練をどう耐え凌ぐのか？ハタマタ心が折れましたと失脚するのか。その時中国は？

　ああ､権力者はこれだから面白い。