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ネタ的には少し古くなったが、村田の豪快なKO劇には感動した。日本古来の大和魂を見せつけられた様で、少しカッコ良すぎて嫉妬すら感じた。でも試合後のコメントが泣かせる。
”不安がない訳がないでしょ。不安がなかったら、ルーティーンなんてやらないし、哲学的な事なんて考えない。不安があるから頑張るし、成長する。不安があるから俺のファイトに共感していただける。自分はヘタレやし、それでいいと思う。僕は、個人とは一つの歯車だと思う。南京都高校が居場所をくれたし、東洋大も居場所をくれた。今は帝拳の一部でいられるし、生きていく上で居場所があるって大事な事。その上歓迎してくれるのは嬉しいですね”
この言葉をそっくりそのまま、安倍に聞かせたい。アンタのヤッてるのは外交じゃない。単なる”逃げ”だ。何かある度に、金をバラ撒いて、謝罪する。韓国が舐めまくるの当然だ。韓国を責めるより、自分の”逃げ腰”を責めるべきだ。首相という駒として、全身全霊を投げうつべきだ。
しかし安倍がやってる事は、血税を世界中にバラ撒いてるだけだ。敵前逃亡とは安倍の為にある。
一度は心が折れたから、失脚したから、奇跡の復活を私は期待したが、全くダメ首相になって戻ってきただけだった。全ての責任を心のせいにするのは男じゃない。 村田も王者に挑戦し、二度負けた。特に二度目の負けは致命傷に思えた。村田の心が完全に折れた様にも見えた。しかし、村田は不死鳥の如く復活した。
よく考えれば村田の復活劇はある意味、当然でもあった。村田は試合を重ねる毎に成長してたのだ。特に人間的に人格的に大きく成長していた。ロンドン五輪で金メダルを取った時の様な、不良上りの”浮かれた男”ではなかった。
村田は1R開始早々から、殴られ覚悟で距離を詰めていった。エネルギー全開で前へ出た。勿論、非常に”危険なプラン”でもあった。特に重い階級で距離を詰めるという事は、一つ間違えれば”死”を意味する。軽いパンチでもカウンターで喰らえば、そのまま試合は終わる。
しかし、村田サイドが相手のブラントを研究し尽くしてた。距離を詰め、上下に打ち分ければ、ガードは緩くなる。そこを一気に突けば”終りが来る”と。
事実その通りになった。ブラントは手数の多い典型のアウトボクサーだ。決してハードパンチャーでもなく、防御が優れてる訳でもない。
今の韓国と同じだ。”反日”というパンチは数多く繰り出すが、防御が甘い。
しかし前回は、そのブラントの手数に終始押しまくられ、村田はいい所なく敗れ去った。勿論、大差の判定負け。周囲も自分も引退を考えた。でも村田は、やり残した事がある事に気付いた。男という生き物は、心が折れたままでは終われないのだ。
”もう一度ヤッたら、必ずKO出来る”
そして、結果は全くその通りになった。 1Rを終えた時点で、村田の左目には、痛々しいアザが出来ていた。息も少し上がってた。相手のパンチも前回ほどじゃないが、結構な数をもらってはいた。”危険な賭け”に出てる事は、火を見るよりも明らかだった。
俺は思った。早い回にKO出来なければ、村田はヤラれると。
2R、村田は一気に勝負を掛けた。勿論、危険なパンチも村田の顔面を襲った。しかしそれ以上に、村田の勇気と気迫が上回った。防戦一方になったブラントに勝ち目はなかった。村田は息を切らしながら、一気に戦意を失った獲物を仕留めた。
一見、村田の圧勝に見えるが、この2Rをブラントに逃げられてたら、上手く躱されてたら、逆に村田がKOされてたであろうか。それだけ”危険な戦い”でもあった。 つまり、村田は駒として、全身全霊を尽くして戦ったのだ。だからファンは熱狂した。あまりの壮絶さに、リング上の華を飾るラウンドガールも涙してた程だ。全く憎いぞコノヤロウ(笑)。
勿論、政治とボクシングは違う。外交と殴り合いは違う。しかし、外交とは論理を組み立て、議論を交わし、互いの知力と思想ををぶつけ合い、火花を散らし、距離を詰め、闘う様に話し合うべきもんだろう。議論で知力で闘争力で敵わないからとて、金をバラまくべきではない。謝罪すればいいってもんじゃない。何だか鶴田浩二風の説教になってます(笑)。
だから安倍は、世界中から舐められるし、日本人にもバカにされる。
今からでも遅くはない。村田を見習え、それでも解らんかったら、村田に直接聞け!いいアドバイスをしてくれる筈だ。
それでも解らんかったら、首相なんて辞めろ、それが日本の為だし、アンタの為だ。
誰でもいいから、安倍以外のまともな知能と思考を持った政治家でいいと思う。今は先ず自民党最大派閥の安倍の暴走を止めるのが先決です。
結局、安倍に代わるヤツがいないという理由が安倍の唯一の強みで、ズルズルとここまで来たんですから。
でも今度の選挙でもギリギリで安倍が選ばれるんでしょうが。
私は安倍首相はそこまで悪くはないと思いますが。やはり一国の長としては、落第です。それかと言って安倍首相に変わる人も見当たりません。
でもこのまま温々と安倍首相に任せたら、最悪の結果は見え見えです。日本人は変革に弱い動物です。しかし今こそが変革の時期かもしれません。
今度の選挙も自民党に変わる政党が見当たらないという事になるんですかね。自民党内でも安倍批判は凄まじいです。
でも野党との差は多少は縮まるかもですが、自民党が勝利するんでしょうが。全く負のスパイラルもいいとこで。
変革の時代とずっと前から言われては来たんですが、実際には何にも変わってないです。日本人がアホである間は、このまま沈没するのでしょうか。
もう一つ付け加えると、物事を良いか悪いかの、一次元な尺度で考えるアホがいる間は、ですかね。
私も実は同じ事考えてました。次の試合が村田のラストマッチだと。相手はやはりゴロフキンかな。ボブアラムも、村田が第一戦で格下のブラントに負けると思ってなかったので、プランは少し狂ったが。どうにか間に合うようですね。
同じ負けるにしてもどう負けるかですね。今度はバカ正直に距離を詰める訳にはいかない。判定負けに持ち込めば、が理想なんですが、無様なKO負けだけは絶対に避けたい。
一方安倍の場合、死に方イヤ引き際すら失ったかもですが。ただ、恵さんの健康状態とか、それ以上に生きてるのか?軟禁か?監禁か?そういった詳しい情報が欲しい。ランボーみたいな特殊工作員を送り込み、その実態が詳しく判れば、金正恩との交渉もスムーズなんだが。今の状態で、安倍と猪木の直談判に応じるとは思えなくもない。
こと政治に関しては、kouunhサンがずっと詳しく精確なので、kouunhサンのコメントを信じたいです。
ただ、日本の選挙制度が自民党の為だけにあるようなものなので、実質の選択肢はないですね。これだけ腐敗した政局を立て直すには天文学的な時間がかかるでしょうか。
自民党内には戦犯が多すぎて、その戦犯の中から私達は選ぶしかないのでしょうが。それが選挙だと思うと少しゾッとします。
自民党の自民党の為だけの選挙ですもんね。我ら国民には何の選択肢もない。何だかアホくさです。これに関してもブログ立てたくなりました。
でもこの手のネタはキリがないですね。