安倍一族の崩壊の序曲(20/6/18更新)〜森友文書改ざんの犠牲になった､元職員の無念と遺族の執念と〜

　寄せられたコメントに､”森友文書改ざんの経緯を書き残した手記を遺族側が公表した”とあった。
　正直言って私は政治には疎い。”森友”と”モリカケ”の違いすら判らない。しかし､この手の不正が自民党の歴史上に残る大きな汚点であるという事だけは､ハッキリと理解できる。

　コメントを引用すれば､NHKWEBによると､森友学園決済文書改ざんに関与させられ自殺した財務局職員の手記と遺書が遺族側から弁護団を通じ公表された。手記には2種類あり､森友の不正の全てが書き記されてる。
　”本省が全ての責任を追うべきだが､最後は逃げて近畿財務局の責任に押し付ける怖い組織です”と言い残し､彼は自殺した。
　財務局職員の赤城さんが自殺したのは一昨年の3月､改ざんが発覚した5日後の事。
　”今の健康状態を考えると､この方法(自殺)でしか不正を訴える事ができません”との言葉が残されてた。
　詳しくは､｢森友文書改ざん“指示は佐川元局長と思う”自殺職員の手記｣を参照です。

現実は小説よりも奇なり？

　全く､先日ブログにした映画「新聞記者」のシナリオの流れと同じだ。
　映画上では自殺したのは新聞記者だが､現実では財務局の職員だ。小説は現実よりも奇なりというが､今回は”現実は明らかに小説よりも奇なり”と言えよう。

　こう見えても私は霊感は強い方だ。
　今日も朝から具合が悪かった。”何かが起きる”予感がしてたのも事実。そして､実際に起きた。
　勿論､この自殺した職員の手記が悪を正し､安倍政権を崩壊させる”一刺し”になるかは判らない。安倍の事だから､メディアや検察側を上手く味方につけ､元職員の錯乱した精神状態の元で書いた戯言に過ぎないと､一笑に付す事も不可能じゃない。

　そういう私も､”悪はいけません､これでは自殺した人が報われません。巨悪は根絶すべきです”と言うつもりもない。また言ったとしても悪が死滅する事は絶対にない。
　つまり､官僚というのは上も下も含め､悪の支配下にある。悪の巨大権力が吸い上げる甘い蜜によって､職員の給与は出てるのだから。それは下っ端の財務局とても同じ事だろうか。
　自殺した赤城さんとご遺族には同情するが､彼が遺した手記と遺書だけで安倍一族を､いや安倍政権を崩壊に追い込む事が出来るとも思えない。勿論､”不正義を正す”事は出来るかもだが。

巨悪と結びつく権力〜波乱の予感

　巨悪と結びついた権力は､我々大衆が思ってる以上に手強い。
　事実､過激化し暴徒化し､収まる気配が全く見られない香港デモも､アグネス•チョウ率いる左派系民主派の雨傘隊ではなく､不特定多数の強硬型の民主派が､権力を傘に暴力を加速させる警察側のやり方に猛反発し暴徒化し､油に火を注ぐ結果となった。
　つまり､大衆が反発する程に､政権の壁と権力の傘は､より分厚く大きくなるのだ。

　今回の”森友改ざん”文書の真相と実態を書いた元職員の手記の公開だが。これに対し安倍がどう反論するのか？野党がどう追い込むのか？しばらくは平行線が続く様な気がしないでもない。
　事実この件を受け､安倍首相は､”改めてご冥福をお祈りしたい。麻生財務相の下､事実を徹底的に明らかにしたが､改ざんは2度とあってはならない”と予想された様に不透明で無責任な言葉で逃げた。

　ただ奇妙に思うのは､私が”新聞記者”ブログで安倍政権を批判したのが3月16日で､”安倍一族の絶頂”ブログを更新したのが17日(”その2”は18日)。そこでも安倍一族批判を色濃く書き加えた。
　翌18日の”無償ボランティア”ブログでは､オリンピックの中止&延期を安倍政権の失脚で纏めた。そして19日の今日､”東京ブラックホール”ブログでも､岸信介と安倍一族を例に挙げ､権力の恐ろしさを訴えた。
　つまり､私は何かに取り憑かれた様に､安倍一族を立て続けに5度に渡り､批判した事になる。
　そしてその直後に､このNHKWEBの記事をコメントで知った。因みに､このNHKの記事は､昨日の18日の夕方6時近くに発表されたものだ。
　因みに､この記事は今は消されてる。

　偶然がここまで重なるのも､何か大きい事が起きそうな予感もする。
　無念の思いで自殺した赤城氏の怨霊が私の心に届いたのかも知れない。
　事実､そこには狂った様に安倍を批判する私がいた。それはまるで赤城氏の執念と憎悪が､恐ろしい死霊として乗り移った様な気がした。朝から具合が悪かったのもそのせいだろうか？
　そして私は今､その憂さを晴らす様にこのブログを書いてる。お陰で気分がすっかりして具合が良くなった。天国にいる赤城さんも無念の思いが私に等身大に伝わった事でホッとしてるのだろうか。イヤそんな単純でもないか？

最後に

　勿論､これは主観的で身勝手な結果論であり､単なる偶然かも知れない。しかし､私は霊感がとても強い方だ。
　赤城さんのご遺族は丸2年もの間､安倍政権の黒く分厚い圧力と得体の知れない恐怖を受け､辛く苦い汁を吸い続け耐えてきた。
　それだけは安倍がどんなに否定しようが､紛れもない事実だ。

　赤城氏が残した遺書と2つの手記には胸が詰まる。赤城さんの無念の死が､安倍政権崩壊の”ひと刺し”になる事を､我々は只々願うばかりである。そして､巨悪な権力と一族が自壊する事を強く望むばかりである。
　それでもアナタは安倍を支持する40%の日本人であり続けるのか？私には､そんな勇気も度胸も残忍性も持ち合わせてはいない。