一昨晩は不思議な夢を見た。
不思議というより、エロい夢と嫌な夢を交互に見て、なかなか寝付けなかった。
なぜ?こんな夢を見るのか解らなかった。私は嫌な事があると、できるだけ良い事を考えて眠るようにしている。そして、大体において熟睡できる。
だって、人間の思考には限界がある。数学の難問だって、難しく考えればキリがない。最悪、思考は崩壊し、頭脳は簡単に破壊される。
数学者に変人や自殺が多いのはそのせいでもあろうが。逆を言えば、数学者ほど思考がタフな人種もいない。
それでも一昨晩は嫌な夢を見た。嫌な夢といっても、過去の嫌な事を思い出しただけだが、そういうのって結構ブルーになる。
ただ、エロい夢と嫌な夢が交互に現れるというのは、今まで経験がない。
エロい夢といっても、台湾の美人ポルノ女優が交互に出てくれただけだが、折角のエロいイイ気分が嫌な夢によりかき消されるのも変な気分だ。
夢から覚めて〜水道管破裂
昨日は昼からずっと家にいたが、たまたまトイレに行く為に一階に降りると、水道のメーターを検針するオバサンと顔があった。
オバサンは非常に慌ててるらしく、”水道管から水が漏れてますよ”と言い、止水栓のある場所に連れて行ってもらった。
しかし、止水栓がある筈の所に止水栓がない。メーターはあるのだが止水栓がない。
”そんな馬鹿な”と思ってるうちに、水道管の亀裂は次第に大きくなり、水道管自体が折れてしまった。
水が真上に吹き出した。私は破裂した水道管を押さえ、市の水道局に至急電話するよう、オバサンに言った。
しかし、オバサンの言い方が曖昧で緩すぎるのだ。結局、忙しくて直ぐには来られないという事らしい。
こういう時は、怒鳴りつけた方が有効なのだが、私が電話に替わった時には既に切れていた。
”強くハッキリと事情を説明しないと相手にしてくれないよ”と、私はオバサンに説教しようと思ったが、オバサンは臨時の日雇いらしく要を得ない。
私は知り合いの議員さんに電話すると、水道局の職員と業者の2人がすぐに駆けつけてくれた。
年末年始の冷え込みの為に、結構な数の世帯で水道管の破裂が起きてるという。
結局、止水栓を何とか探し当て、バルブを止める事で難を逃れたが、一昨日辺りから水がずっと漏れてたらしく、水道料金が3千円ほど跳ね上がっていた。通常は2千円ほどだから、かなり長い時間水が漏れてた事になる。
ひょっとして昨晩の夢は、”水漏れ”を私に知らせてくれようとしたのかもしれない。
検針のオバサンが見つけてくれたから良かったものの、全く気づかずに長い間放置してたらと思うと、少し怖くなった。
しかし、これだけネットが繁栄した時代に、自宅を一軒一軒まわり、メーターを探し出し、検診するってのも原始的すぎやしないか。
一方で、電気代はオンラインで繋がり、自宅を訪問しなくても検診できる様になっている。
つまり、水漏れの発見は偶然に期待するしかないのだろうか?
最後に〜結局ヒトは無力である
我ら人類は高度な社会に生きてると勘違いしている。しかし現実には、まだまだ原始社会と何ら変わっちゃいない。
コロナ感染もそうだが、昔ながらの原始的なウィルスを駆除するのに、現代の医学や科学は全く通用しなかった。
知ったか振りをする専門家や政治家や医師ばかりで、何一つ解ってはいなかった。
水道管の水漏れもそうだが、早期に発見できれば被害も最小限で済むし、何ら対策を練る必要もない。こういう事もあるんだと笑って済ませられる。
しかし、少しでも発見が遅れると被害は甚大になり、人はパニックに陥り、やがてパンデミックに向かう。自粛も時短も緊急事態宣言も、そして最終手段のロックダウンすら役に立たない。
そして哀しいかな、ワクチンという昔ながらの時代遅れの治療法に頼るしかない。
東京オリンピックは2032年に延期されるらしい。そうでなくともオリンピックは4年に1度という、今や時代遅れのイベントでもある。
予算や経費や収益効果を考えると、消滅した方がいいと思う。一部の役員や政治家だけが儲かるイベントなんて、コロナよりもタチが悪い。
今は東京オリンピックよりも、破損しない水道管を整備してほしいのだが。