我が家には毎月、5つか6つの広報誌が届く。最低でも柳川市報が2つ、農協だよりと筑後農林とシルバー系が各1つずつ。それに派手な色彩のダイレクトメールを含めれば、10近くの冊子がこれでもかと届く。 まるで、雑ガミの集中砲火である。 ペーパーレスは、地球温暖化にとってもゴミ処分の簡略化にとっても重要な課題な筈だ。 自治体はゴミを分別する様に、専用アプリを用意し、広報誌や回覧を回し、燃えるゴミの縮小を必 . . . 本文を読む
ルポルタージュというより”インタビュー”というより、いや恋人同士の囁きに映った。 沢木耕太郎と言えば、”ルポルタージュの第一人者”として知られ、日本中にファンも多い。私も大ファンの一人で、「深夜特急」や「一瞬の夏」には感服させられた。特に「敗れざる人々」には、我が青春の価値観を一変させた。 「流星ひとつ」は、沢木氏がノンフィクションからルポルタージ . . . 本文を読む
何で、隣街に出来て、柳川市はでけへんのかな? 筑後市は車のオイルも空のオイル缶も回収出来るのに、何故?柳川市はダメなのか。 しかも、筑後市は柳川市を除く近辺の地域からも回収する。 ”ゴミ分別を徹底しましょう”といくら市報やアプリで熱く叫んでも、これじゃ分別も意識もいい加減になる。 ゴミというゴミ全てを回収してこそのクリーンセンターだろう。全くの本末転倒ではある。 車の廃オ . . . 本文を読む
前後2話で9千字近くを掛けて、ご丁寧に紹介した2次方程式のガロア理論でしたが。3次方程式のガロア理論に関しては、少しややこしくなるので、3回(前半・中盤・後半)に分けて紹介したいと思います。 但し、最後でも述べますが、群論を完璧に理解してる人は、この記事は必要ないかもですが、”群を対称性で捉える”という事こそがガロア理論の中核をなすので、読んで損はないと思います。 3次方 . . . 本文を読む
群というのは実は数学の世界だけじゃなく、化学物質の仕組みや生物や植物の生態を分析するのにも使われる。 対称操作とそれが生み出す群は、物質の対称性(シンメトリー)を理解する上で、今では欠かせない道具となっている。特に、”鏡像”を作る操作は私たちの日常生活に密な関わりを持つ。 多くの化学物質は、それを鏡に映した形は同じじゃなく別のものになる。 これが人間だったら恐ろしい事です . . . 本文を読む
”民主主義のパラドクス”(前半)では、プラトンの理想と民主主義の矛盾を述べましたが、反民主主義の中にもその答えは見い出せない。それは、数学的なパラドクスが現実社会においても避けられないという事の証明でもあろうか。 因みに、前半の記事は1ヶ月ほど前に書いたんですが、後半と繋げる為に、新しい日付で再アップしてます。 そこで今日は、プラトンが描いた国家の正義とその存続と正義のあ . . . 本文を読む
”多数決に正義はあるのか”と”投票に正義はあるのか”では、プラトンが唱えた民主主義の矛盾を大まかに述べました。 そこで今日は、2千年以上も前に民主主義の崩落を見抜いてたプラトンの理想国家とそのパラドクスについて、2回に分けて紹介します。 以下、「数と正義のパラドクス」の第一章”反民主主義者”から一部抜粋です。 プラトンの本名 . . . 本文を読む
TSUTAYAでDVDをレンタルする度に、気になってた製品があった。 スピーカーである。一時パソコン用のUSBスピーカーに凝った事がある。結果は、全てが”安かろう悪かろう”だった。 当時の中華スピーカーは”音が鳴る”レベルだった。少なくとも”音を弾き出す”レベルじゃなかった。まだまだ日本製がこの分野では強かった。 しかし、レ . . . 本文を読む
私は、誰が何と言おうとレギュラーコーヒー派だ。 ”インスタントの本当の実力”でも書いたが、昨今のスプレードライ・コーヒーは安くて美味しい。コーヒー専門店の生豆の炒れたてには勿論負けるが、コンビニのレギュラーコーヒーと比べれば、そこまでの差はないと思う。 そうは言え、長らくインスタントを飲んでると、やはりレギュラーコーヒーを飲んでみたくもなる。 今私が飲んでるのは、地元のス . . . 本文を読む
ゴキブリは6本の脚で歩く。 ヒトは2本の脚で歩く。 ただそれだけの違いだ。 ゴキブリは悪事をしでかさないが、人間は常に悪事をしでかす。その規模は、”共食い”の次元を大きく超える。 ヒトは他の動物に比べ、恐ろしく獰猛で不完全な生き物である。故に、この欠陥に塗れた複雑な遺伝子を持つ生き物は、時には殺処分する必要があるのだろうか? だからといって死刑が100%正しい筈もない。 . . . 本文を読む