久留米市のアーケード街に、ある若い占い師がいた。 彼はいつも独り寂しそうにしていた。アーケードを通る度に目が合うから、不思議と他人には思えなかった。 占い自体は殆ど信じないが、占い師には不思議と興味がある。 皆が思ってる通り、殆どの占い師はインチキだ。いや全てといっていい。 つまり、手相を見るふりをして、顔色や表情や身なりを実に注意深く観察する。勿論、占われる側は自分の手相に気を取られてるから、 . . . 本文を読む
コロナワクチンの接種予約をしました。 最初は少し戸惑ったんですが、呆気なく予約出来ました。 正直、ワクチン接種は色々と迷う所があり、周りの様子を見て、最後の最後でいいかなと思ってました。 しかし、福岡県もここにてコロナ感染が急拡大し、変異株は80%以上を占めます。 我が柳川市の隣の久留米市では昨日は27人とクラスターも発生しました。それに、最低でも3回は接種しないと変異株にはまともな効果はないと . . . 本文を読む
映画「ピンクパンサー」は、ピーター・セラーズ演ずるクルーゾー警部が活躍する映画シリーズで、特に一番印象に残ってるのが「ピンクパンサー3」(1976)である。 ストーリー自体は大半がパロディの詰め合わせでよく理解できなかったが、最後に少しだけ登場するロシアの女殺し屋オルガ(レスリー・アン・ダウン)がとてもセクシーで印象に残っていた。 間抜けすぎる部下クルーゾーの為に精神を病むドレフュス元主任警部( . . . 本文を読む
昔、期限切れのケーキを食った事がある。有名メーカーの生ケーキをもらい、期限を確かめもせずにそのまま食べた。 食べてる時はとても甘く美味しかったが、食った後で胃腸が違和感を覚え、一気に吐き出してしまった。 賞味期限を見ると、1週間ほど過ぎていた。つまり腐ってたのだ。その時、生クリームも腐るんだなと、当り前の事だが教えられた(悲)。 それと同じ様な事が、今回のオリンピックを見てて再現された。 何を見 . . . 本文を読む
連日のメダルフィーバーが一段落するも、どのTV局も五輪アスリートの感動をテーマにした番組を流し、各スポンサーもここぞとばかりに五輪CMを流してきた。 連日の様に苦悩する医療現場から見れば、ブチ切れそうな展開だが、これも医療崩壊の犠牲の上に成り立つ”感動の押し売り”ってやつで、最近は感動する気すら起こらなくなってきた。 それに、厚労省は”重症者以外の感染者は自宅 . . . 本文を読む
前回(その1)は、キャピー原田の生い立ちと入山正夫との友情と絆について書きました。今回は、もう一人の主役である入山正夫氏についてです。 但し、入江さんの場合、ウエブで調べても殆ど紹介されてなく、この「2つのホームベース」で書かれてる物語が唯一ではないかと思われます。字数に限りはありますが、できるだけ忠実に述べたいと思います。 戦争が2人の運命を切り離そうとする程に、2人の絆はそれ以上に強くなる。 . . . 本文を読む
あれ程大好きだったスポーツ観戦が、今年に限っては、アホ臭と感じるようになった。 別にスポーツ自体に恨みはない。 ただ、五輪アスリートの純朴無垢な躍動が愚鈍な行為に思える様になったのだ。 彼ら彼女らは、”嬉しいとか悔しい”とか脊椎反射的に口にするだけで、”コロナ渦の中、医療現場の方は私達アスリートよりもずっと大変でしょう”との一言が何故言えないのか? . . . 本文を読む