映画「ピンクパンサー」は、ピーター・セラーズ演ずるクルーゾー警部が活躍する映画シリーズで、特に一番印象に残ってるのが「ピンクパンサー3」(1976)である。
ストーリー自体は大半がパロディの詰め合わせでよく理解できなかったが、最後に少しだけ登場するロシアの女殺し屋オルガ(レスリー・アン・ダウン)がとてもセクシーで印象に残っていた。
間抜けすぎる部下クルーゾーの為に精神を病むドレフュス元主任警部(ハーバート・ロム)のコミカルな演技も実にユニークに思えた。
それに、英国の豪華な古城のセット群には憧れに近いものがあった。
知能テスト
先日「境界知能」の記事を書いてたら、知能指数の事が脳裏に残ってたのか、夢の中で私は知能テストを受けさせられていた。
場所は地元の公民館みたいな簡素な部屋だった。
私はたった1人である問題を解いていた。
簡単な代数幾何学らしい問題だったが最後はアホらしくなり、答案用紙を投げ捨てるように提出し、すぐにその場を去った。
”人をコケにしやがって!あんなガキでも解ける様な問題を解いて、何が適性検査だ”
私はある会社の面接に来てたらしい。
しばらくすると、面接官の1人が息を切らして私を追いかけてきた。
”テストの結果ですが、貴方は1000点満点中860点取られました。我社では歴代最高スコアです。社長がすぐに逢いたいと仰ってます”
私は仕方なく、公民館らしき所に戻った。こんなアホ会社なんか断るつもりだったが、いきなり船に乗せられ、何とイギリスへと向かった。
私はあるスイートルームに泊まらされた。
”本社はイギリスにあるのか?まあ外資系も悪くはないか”
そう思うと気が楽になり、いつの間にか寝込んでしまった。
目が覚めると、女が2人、私の両隣で屯している。パッとしない痩せこけた中年女だったが、私は探偵らしく、2人の女からある殺人事件の経緯を詳しく説明されていた。
まるで「ピンクパンサー3」の再現で、奇怪なパロディの詰め合わせみたいな展開だ。
全く要領を得ない私は、どう対応していいか解らない。しかし、英国警察は私を高く評価してくれてるようだ。
”日本からわざわざ来てくれて有難う。我らは何でも協力する。必要なものは何でも言ってくれ”
私は、警察の息が掛かってない敏腕の私立探偵を用意してくれと言った。
ブラックキャット登場
数日後、私の部屋を尋ねてきたのは、キャットウーマン風のセクシーなコスチュームを羽織った東欧系の女だった。
”アンタがまさか探偵か?”
露出が際どい、ピタッと肌にくっついたブラックレザー風のハイレグ衣装だが、弛んだ贅肉が微妙にはみ出し、体型は崩れてはいた。
顔も黒いマスクを付けてるから、美人か若いかも全く判別できない。
彼女は殺人の経緯や事件の状況を詳しく説明してはくれたが、要を得てるとは到底思えなかった。
これまたまるで「ピンクパンサー」に登場するクルーゾー警部みたいで、コメディそのものであった。
正直、私はやる気を亡くした。
”こんな場末のコールガールみたいな正体不明の女と組んで、殺人事件が解決する筈もない。よくて英国マフィアに消されるだけだ”
私が受けた外資系の適正テストは、この為だったのか?
私は警察本部へ行き、”命の安全が100%確保できないなら日本へ帰らせてくれ”と言った。
クルーゾーの上司であるドレフュス主任らしき男がやって来て、ニヤリと笑えない笑顔を振りまき、私の帰国に渋々了承した。
帰国時も同じ船だった。
1人部屋で寝てると、あのブラックキャット風の女がやって来た。今度はもっと露出度が高かった。欲情した訳でもないが、全てがどうでもよくなった。
私は真っ黒でピカピカのレザー調のコスチュームを一気に引っ張がすと、中年女の弛んだ肉体が顕になる。
”こういう事だったのか”
私は一気に醒めた。全てが醒めてしまった。
その時夢から覚めた。
ロシアの女殺し屋
今から思うと、ブラックキャットの女は「ピンクパンサー3」に登場した女殺し屋のオルガ(レスリー・アン・ダウン)だったのかもしれない。
かなり歳食ったロシア女だったが、彼女に違いなかった。映画上の彼女はまだ若かったから妖艶に魅惑的に映ったが、夢の中の彼女はデブついた緊張感のない中年女だった。
コスチュームだけはセクシーで立派だったが、中身が全くイケてなかった。
しかし、何故こんな奇妙な夢を見るのだろう?何故ピンクパンサーなのか?何故、ブラックキャットの女なのか?
確かに、外資系企業の面接で知能テストを受けた事はある。しかし、知能テストと英国警察とブラックキャットの女。どう考えても繋がりはない。
少なくとも、女が少しでも若く魅惑的であったなら、パロディとしても十分に行けたとも思うが。
「ピンクパンサー3」に登場するロシアの女殺し屋もヒロインという訳でもなく、中途な存在だった。それでも、中学生の私には一番印象に残った外人女性だった。
その女が老いて、ブラックキャット風の衣装をまとい、今になって登場してくれたとしたら、まんざら悪い気持ちはしない。
いや、そう思う事にしよう。
ウウーン懐かしい過ぎる
特にパート3は一番お金が掛かったんじゃないですか
女殺し屋は覚えてませんが
ドレフュス主任はサイコーでした
でもダブついたブラックキャットを拝められただけでも良しとしましょう
中年女のモデルとしてはミッシェルファイファーが印象的でエロ渋かった?
パート3は評価も高いですよね。
典型のパロディ映画でしたが、出来としては最高だったかもしれません。
ロシアの殺し屋女は当時はかなり魅力的に映ったんですが、ネットで確認するとポルノ系らしく、夢の中の女と同じで少し興醒めですね。
でもミッシェル・ファイファーのブラックキャットは凄い迫力でした。