春は芽吹き、色づき、さえずる季節。
お茶好きは新芽が伸びるのを想像して何となくソワソワしてしまいます。
こんな時は旅に出るのもいいけれど、都会の真ん中で柔らかな春を味わうのも悪くありません。
眼下に明治神宮と代々木の森が広がり、その向こうに新宿新都心のビル群を臨む。
オーナーさまのご厚意により、そんな素敵なロケーションでヒロエさんがひとり白茶果工作室の会を開きました。
しつらえは薄桃色を基調として、白い磁器やガラスなどの透明感のある茶器が並びます。
そこにいるだけでふんわりと風に漂っているような心地よい空間。
ヒロエさんの茶菓会のすごいところは茶と菓子のマリアージュを考え抜いていること。
それはヒロエさんがお菓子だけではなく、お茶にも精通していることが大きいと思うのです。
事前に試飲と試食を重ねてその調和を吟味する、口で言うのは簡単ですが、なかなかできることではありません。
苺や薔薇や桜の香りに酔いしれながら、
五感をフル活動させて春のお茶とお菓子を味わいました。
また季節を変えても開いてほしいですね!
ヒロエさん、オーナーさま、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。
◆茶菓譜◆
迎茶 野放武夷白茶
文山包種茶 2018春
文山包種茶 2018春
草莓湯圓(苺の白玉団子酒醸仕立て)
桜のヴィエノワ
三峡有機碧螺春 2019
三峡有機碧螺春 2019
鲭のおぼろ鮨桜葉包
蜜香烏龍茶アイスクリーム
花蓬蜜香紅茶 2013春
花蓬蜜香紅茶 2013春
薔薇のバターケーキ
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