神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

而立の年 茶の写真展 茶席「縁・円・淹」

2019-02-11 | お茶会
麗茶の教室にも通ってくださったことのある台湾出身のルハンさん
三十歳のお誕生日と東京在住5年という節目を迎えるにあたり、
「而立の年 茶の写真展」を浅草橋の写真企画室ホトリで2月7~11日に開催されました。

9日(土)には私も白茶果工作室のヒロエさんとお茶席を持たせていただきました。

テーマは
「縁・円・淹」 麗茶×白茶果工作室 台湾茶と茶菓子の共演

ルハンさん、そしてお茶とのご縁を円く優しく包み込み、
感謝とお祝いの気持ちをお茶淹れで表現するつもりで取り組みました。



最初は麗茶席。
お茶は南港包種茶。



ヒロエさんが合わせてくださったお菓子はいろいろ種子の湯圓。
銘は「團團圓圓」。
台湾では正月15日に湯圓を食べる習慣があります。



次は白茶果席。
ルハンさんが入手した「紫藤蘆」のお茶。
ちょっと特殊な芳香があり、お客さまもその香りに酔いしれていました。



最後は再び麗茶席。
伝統凍頂烏龍を茶壺で。



合わせたお菓子はおめでたい果物のタルトレット。
金柑と干し柿が絶妙です。
しっかりした凍頂との相性もぴったりでした。
銘は「好事多多」。
いいことがたくさんありますように!の願いを込めて。


茶の写真に囲まれた中での茶席は何とも言えず温かい雰囲気でした。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。

写真はすべて木月製作のYunさん撮影です。謝謝!

そしてルハンさん、お誕生日おめでとうございます。
これからも素敵な茶縁に満ちた三十代でありますように。

★茶菓譜★
麗茶之茶・一 南港包種茶 2018年冬
 茶菓子 團團圓圓 いろいろ種子の湯圓
白茶果之茶 微花の吟 宜蘭産蒔茶 2017年春
麗茶之茶・二 聖妙 伝統凍頂 2018年春
 茶菓子 好事多多 おめでたい果物のタルトレット


而立というのは『論語』に書かれている孔子の言葉
「子曰、吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。」
から来ています。
自分のことを考えると、こんな風に生きているだろか?と反省しきり・・・。

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