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映画「エイリアン」のモデルは、スマートなハンター「寄生バチ」だった!

2013年01月17日 | テクノロジー

 エイリアンのモデル生物は?
 映画「エイリアン」のモデルは何だろう? それは「寄生バチ」である。「エイリアン」はどんな映画だったか?

 物語は今から数百年後の宇宙空間で始まる…。宇宙貨物船ノストロモ号は、他恒星系から地球へ帰還する途中、未知の異星文明の物と思われる電波信号を受信した。人類初となる異星人との遭遇のために小惑星に降り立った乗組員たちは、宇宙船と化石化した宇宙人(スペース・ジョッキー)を発見、調査を進めるうちに巨大な卵のような物体が無数に乱立する空間へ辿り着く。航海士のケインがこの物体に近づくと、中から蜘蛛に似た生物が飛び出して彼のヘルメットのゴーグルを突き破り顔に張り付いた。急いでノストロモ号へ帰還する一行。電波信号は解析の結果、宇宙人が発した何らかの警告であることが判明した。

 ケインの顔面に張り付いた生物は、力づくや外科措置では引き剥がせなかったが、やがてはがれ落ちて死んだ。その後のケインに異常は見られず回復したかに思われたが、乗組員たちとの食事中に突然苦しみ出した彼の胸部を食い破って奇怪な寄生生物が出現、逃走する。ケインは体内にエイリアンの幼体を産み付けられていたのである…。 (Wikipedia)

 ここに登場するエイリアンは、人の体に寄生して成長する。いったいどこからこんな恐ろしいアイデアをもってきたのだろう?…と思ったら、寄生バチがモデルであった。寄生バチは他の昆虫や植物などに卵を産み付ける。卵はやがてかえって、生きている宿主を食べながら成長するのだ。

 映画エイリアンでは、何ともグロテスクな気味の悪い、寄生生物でが登場するが、寄生バチの方は意外なほどに美しい。細長くスマートな姿をしている。色もカラフルなものが多い。長い産卵管を持つのも特徴だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:寄生バチ National Geographic news:寄生バチ、テントウムシをゾンビ化 日経サイエンス:寄生バチが放つ生物兵器

パラサイト・レックス―生命進化のカギは寄生生物が握っていた
クリエーター情報なし
光文社
nature [Japan] March 15, 2012 Vol. 483 No. 7389 (単号)
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ネイチャー・ジャパン

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寄生バチ、宿主のゴキブリを抗菌消毒!美しきハンター“エメラルドゴキブリバチ”

2013年01月17日 | 動物

 寄生バチ、宿主のゴキブリを抗菌消毒
 寄生バチはハチ目のうち、生活史の中で、寄生生活する時期を持つものの総称である。分類学的には、ハチ目ハチ亜目寄生蜂下目 Parasitica に属する種がほとんどであるが、ヤドリキバチ上科 、セイボウ上科など、別の分類群にも寄生性の種がいる。

 冷蔵庫から殺菌、手洗い、衛生検査まで、人間は食中毒を避けるためにあらゆる対策を惜しまない。最新の研究によれば、寄生性のエメラルドゴキブリバチ(学名:Ampulex compressa)も、独自の方法で“食の安全”を確保していると判明した。抗菌物質を組み合わせて、エサのゴキブリを清潔にするという。

 エメラルドゴキブリバチは繁殖の際、メスがワモンゴキブリ(学名:Periplaneta americana)の脚に卵を産み付ける。孵化した幼虫はゴキブリの腹部に穴を開け、体内に移動。内臓を食べた後、死骸内部で繭をつくり、成虫になって外へ出る。
 
 ところが、ゴキブリは不衛生な環境に暮らしているため、細菌やウイルス、菌類も住み着いている。エメラルドゴキブリバチの幼虫にとって唯一の食料を汚染し、幼虫の生存を脅かすのだ。
 
 ドイツ、レーゲンスブルク大学動物学研究所の昆虫学者で、研究を率いたグドルン・ヘルツナー(Gudrun Herzner)氏は、「ワモンゴキブリをエサにする種は、食料を守り、食中毒を防ぐ必要があるのは明らかだった」と話す。「抗菌物質による防御機構を調べるにはぴったりの環境だ」。


 
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:エメラルドゴキブリバチ National Geographic news:寄生バチ、宿主のゴキブリを抗菌消毒

パラサイト・レックス―生命進化のカギは寄生生物が握っていた
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