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彷徨する、死にゆく巨星“ベテルギウス”の行く手をはばむ?謎の壁

2013年01月29日 | 宇宙

 彷徨する赤色巨星
 ベテルギウス (Betelgeuse) はオリオン座α星(1等星)で、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとで冬の大三角を形作る赤い星だ。ベテルギウスはなぜ赤いかというと、星の外側が膨張しすぎたために温度が低くなっている。

 この膨張はベテルギウスの寿命が近いことを意味している。現在99.9%寿命を終えあとは死を待つばかりだ。外側が冷えては収縮し、また熱を出し膨張することを繰り返している。イギリスのジョン・ハーシェルは、1836年にベテルギウスが、変光星であることを発見した。

 今回、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の赤外線宇宙望遠鏡「ハーシェル」が、ベテルギウスの周囲に複数の弧状構造をとらえた。この構造とベテルギウスは、やがて塵の壁と衝突する運命にあるようだ。

 昔からその存在は知られていたが、正体は依然として謎である。まるで、自分の死を悟った巨人が、死に場所を求めて彷徨しているようにも見える。ベテルギウスが爆発したらどうなるのだろうか?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP アイラブサイエンス:生きているうちに見てみたいベテルギウスの超新星爆発! アストロアーツ:ベテルギウスの行く手をはばむ?謎の壁?

オリオン座はすでに消えている? (小学館101新書)
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ベテルギウスの超新星爆発 加速膨張する宇宙の発見 (幻冬舎新書)
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