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直径40億光年、定説覆す超巨大宇宙構造物発見!初期宇宙形成の謎を解く鍵

2013年01月23日 | テクノロジー

 直径40億光年、定説覆すクエーサー群
 クエーサー (Quasar、QSO) とは、非常に離れた距離において極めて明るく輝いているために、光学望遠鏡では内部構造が見えず、恒星のような点光源に見える天体(準恒星状電波源、quasi-stellar radio source)のこと。日本語では準星などと呼ばれていた。スペクトルの電波部分が弱いクエーサーのみを区別してQSOと呼ぶ場合もある。また、以前はクエーサーがホワイトホールであるとする説もあった。

 現在では活動銀河核の一種とされ、性質の類似から、クエーサーと比べて比較的近傍に存在する活動銀河核を持つ銀河の一種である「セイファート銀河」と同じ種族を構成すると考えられている。クエーサーのスペクトルは大きな赤方偏移を持っている。この大きな赤方偏移は、クエーサーが地球から極めて高速で遠ざかっていることを意味するので、ハッブルの法則によりクエーサーは極めて遠い場所に存在することがわかる。クエーサーは非常に遠方にあるわりには明るく見え、実際の明るさを考えると典型的な銀河の100倍程度のエネルギーを放出していると考えることができる。

 クエーサーは活動銀河とほぼ同様の特徴を示すので、多くの研究者がクエーサーの放射を小さな活動銀河と比較してきた。クエーサーの正体として最も有力な説は、クエーサーは大質量ブラックホールをエネルギー源に持っている、というものである。クエーサーの強力な光度は、大質量ブラックホールを取り巻く降着円盤のガスや塵がブラックホールに落ち込む時の摩擦によって生み出されていると考えられている。

 今回、スローン・デジタル・スカイサーベイのデータを用いた研究で、世界各国の研究者からなるチームは、史上最大のクエーサー・クラスターを発見した。クエーサーは若い活動銀河の一種で、今回見つかったクラスターは直径40億光年という大きさだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:クエーサー National Geographic news:直径40億光年、定説覆すクエーサー群

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銀河系の5倍以上!観測史上最大の銀河“NGC6872”に紫外線銀河発見!

2013年01月23日 | 宇宙

 銀河は激しく衝突する
 アンドロメダ銀河など観測可能な銀河は、少なくとも1700億個存在すると考えられている。ほとんどの銀河では質量の約90%をダークマターが占める。また、観測結果によれば、ほとんどの銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在すると示唆される。これは、いくつかの銀河で見つかる活動銀河の根源的な動力と考えられ、銀河系もこの一例に当たると思われる。

 ほとんどの明るい銀河は、約100億年前には、頻繁に衝突が発生した。時間が経過するとともに、同規模の銀河が衝突する事例は少なくなり、このような大規模な相互作用が起こることは希である。現在、近傍のアンドロメダ銀河と天の川銀河は、時速約40万で近づき合っており、40億年後には衝突する可能性が指摘されている。

 南天のくじゃく座の方向約2億1200万光年かなたにある棒渦巻銀河NGC 6872は、「NGC 6872」は数十年前から最大の銀河の1つとして位置づけられてきたが、米国、チリ、ブラジルの国際天文学チームはGALEXミッションのデータから、「NGC 6872」を観測史上最大の渦巻き銀河だと結論づけた。渦巻き銀河の両腕の端から端までの距離は52万2000光年以上で、これは天の川銀河の5倍以上にあたるという。

 NASAの衛星「GALEX」による紫外線観測データから、NGC 6872の渦状腕の先端に、紫外線でしか見えない小さな銀河(左上の黄色枠)があることが初めてわかった。この発見された矮小銀河は、次々と生まれる恒星が輝く北東の部分にあり、銀河同士が重力的に干渉し合う天体系に見られる潮汐矮小銀河(tidal dwarf galaxy)と思われる。紫外線で見るとNGC 6872の他のどの部分よりも明るく、生まれて2億年にも満たない高温の幼い星が多く存在していることがうかがえる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 国立天文台:すばる望遠鏡ウルトラ赤外線銀河の謎を解明 アストロアーツ:巨大銀河の片隅に紫外線で輝くミニ銀河

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